やまと (スーパーマーケット)
ナビゲーションに移動
検索に移動
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
![]() 〒407-0014 山梨県韮崎市富士見2-12-36 |
設立 | 1951年 |
業種 | 小売業 |
法人番号 |
2090001011226 ![]() |
事業内容 | 食品スーパーマーケットの運営 |
代表者 | 破産管財人 柴山聡 |
資本金 | 3000万円 |
従業員数 | 44名[1] |
関係する人物 | 小林久(前代表取締役社長) |
株式会社やまとは、かつて山梨県韮崎市に本社を置き、食品スーパーマーケットチェーンを展開していた企業。2017年(平成29年)12月に自己破産。
概要[編集]
1912年(大正元年)に韮崎市で鮮魚店を開業したのが始まり[2]。1951年(昭和26年)に株式会社化した。1975年(昭和50年)食品スーパーに転換し[3]、韮崎市、峡北エリアを中心に店舗展開していた[1]。2017年(平成29年)12月7日、自己破産と店舗の閉店を決定し[3][4]、同年12月18日に甲府地方裁判所から破産手続開始決定を受けた[5]。負債総額約16億7,000万円[3]。2008年に16店舗[1]。2014年(平成26年)6月に14店舗、自己破産時は9店舗[1]に、310人いた従業員も44人に減らしていた[1][6]。正社員44人を含めた約170人は解雇された[7]。最盛期の2000年(平成12年)6月期に約78億9,200万円だった売上高は2017年6月期には約27億4,700万円に落ち込んでいた[7]。
代表取締役社長であった小林久も、2017年(平成29年)12月に甲府地方裁判所に自己破産を申請。2018年(平成30年)3月に破産手続開始決定を受けた[8]。
やまとは、破産費用不足のため、2019年(令和元年)7月19日に甲府地方裁判所から破産手続廃止決定を受け[9]、同年8月22日に法人格が消滅した。
営業していた店舗[編集]
店舗はいずれも山梨県内に存在した。
ロケ地[編集]
- フジテレビ系列のテレビドラマ『スターマン・この星の恋』にて市川大門店がロケ地として使用されている。なお、テレビドラマでの店名はそのまま『やまと』が使用されていた。
書籍[編集]
経営破綻から8ヵ月後の2018年8月25日、商業界から前社長であった小林久の著で、『こうして店は潰れた 地域土着スーパー「やまと」の教訓』(ISBN 4785505397)が発刊された[8][11]。
脚注[編集]
- ^ a b c d e “山梨の老舗食品スーパー やまとが事業停止、自己破産申請へ”. 帝国データバンク(Yahoo). (2017年12月7日) 2017年12月7日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 会社概要 - やまと公式サイト内
- ^ a b c TSR速報 (株)やまと東京商工リサーチ 2017年12月7日
- ^ NHK NEWS WEB[リンク切れ]
- ^ 追報:(株)やまと(山梨)/破産開始決定 韮崎の食品スーパーJC-net. 2017年12月20日
- ^ 310人は2013年時点での記載。非正規雇用を含むのか不明。
- ^ a b “「やまと」山梨県内全9店舗営業取りやめ”. 毎日新聞. (2017年12月7日) 2017年12月7日閲覧。
- ^ a b 『こうして店は潰れた 地域土着スーパー「やまと」の教訓』当事者が語る“生きた教訓”がここに!8月25日発売Sankei Biz 2018年8月24日
- ^ 【自己破産】破産者 株式会社やまと自己破産・特別清算・再生データベース 2019年8月2日
- ^ a b c d e f g h i (2017年12月2日時点でのキャッシュ) - 店舗案内 スーパーやまと
- ^ 100年続くスーパー、こうして潰れました 社長の回顧2018年12月17日 朝日新聞(谷口哲雄)