ばけらの!

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ばけらの!
ジャンル コメディ
小説
著者 杉井光
イラスト 赤人
出版社 ソフトバンククリエイティブ
レーベル GA文庫
刊行期間 2008年9月 -
巻数 既刊2巻
テンプレート - ノート

ばけらの!』は、杉井光/著・赤人/イラストによる日本ライトノベルソフトバンククリエイティブGA文庫刊。

概要[編集]

池袋を主な舞台とする、人外のライトノベル作家を中心とした物語。
登場人物の大半は実在する人物がモデルとなっており、作中エピソードにも現実に行われた物が存在するらしい[1]。そのためライトノベルとしては珍しく主要キャラの実年齢は20歳以上であり、飲酒・パチンコ・麻雀などに関する話題がよく見られる。
作中でも本作が刊行されている設定になっており、2巻ではそれを活かしたエピソードも存在する。

登場人物[編集]

以下の文中の作家のモデルは風見周による考察[1]による。

杉井ヒカル(すぎい -)
本作の主人公(そして作中における本作の作者)。自身はただの人間だが、亜里沙曰く「霊的に開けっぴろげすぎる」ために人外の存在と関わりあうことが多い。料理上手であるため、イヅナの食事係と化している。
葉隠イヅナ(はがくれ -)
一人称が「俺」のヒロイン。ニホンオオカミの精霊にして主人公と同期の受賞作家。引きこもりネトゲ廃人な上、投資やパチンコで良く損をしているが、どれも諦める気配はまったくない。アパートではヒカルの隣室に住むが、ヒカルの部屋に入り浸り半同棲状態になっている。モデルは支倉凍砂
神無月つばさ(かんなづき -)
主人公達が住むアパートの大家兼座敷童。また自身もライトノベル作家。一人称は「うち」。モデルは上月司
風姫屍鬼(かざひめ しき)
巨乳のグール。ヒカルたちとは別のレーベルで活動している作家。ポリバケツと称されるほどの大食い。顔も広く、何かと頼られることも多い。モデルは風見周
エム
ラブコメを書いているインキュバス。ヒカルには敬称をつけて「エムさん」と呼ばれるが、彼もヒカルのことを「ヒンギス」(ヒカルの没ペンネーム「ルカ・ヒンギス」より)と呼ぶ。業界用語逆さ言葉)を多用するため、何を言っているのか理解されないことがしばしば。ヒカルと並ぶ料理上手で、彼とラーメン対決を行ったこともある。モデルは鈴木大輔
黛亜里沙(まゆずみ ありさ)
金髪で豊満な肢体を誇る美人作家だが、もう一つの顔は関東圏最強の陰陽師。百十数年若い姿のまま生きている。ヒカルが人外作家のトラブルを解決する様子を見て、彼に度々「あなたには陰陽師の素質がある」などと発言している。モデルは有沢まみず
男爵ウーノ
エムや屍鬼と同じレーベルで活動している吸血鬼。やたらとリア充にこだわるが、欲求が限界に達するなどすると凶暴化(通称「黒ウーノ」)する。モデルはあざの耕平
鴻池ジン(こうのいけ -)
札幌ススキノ出身の玄武。つばさとは古くからの知り合い。見た目は少女だが、性別は男。北の四性獣と呼ばれる程、女性に対し手が早い。何故か初対面の男性に仁義を切ろうとすることがある。モデルは井上堅二
お屋形さま
見た目はアルビノフェレットだが、れっきとしたライトノベル作家。人語は解せるが発声できないので基本は筆談。池袋の元締めであり、人外が池袋に引っ越してくる際には彼に許可を得なくてはならない。目白の豪邸に香美と暮らす。モデルは鏡貴也
香美
お屋形さまの秘書。外見年齢は20歳ほどのきれいな女性。作者の意向[2]により、彼女の名前にはルビが一切振られていない。
デニ子
ヒカル達が溜まり場にしている「デニの付くファミレス」で働いているウェイトレス。本名不明。ヒカル達の影響で一般の客が寄りつかなくなったため彼らに対する接客態度は悪く、口調も辛辣。

既刊一覧[編集]

  1. ISBN 978-4-7973-5061-6
  2. ISBN 978-4-7973-5268-9

脚注[編集]

  1. ^ a b 作者と親交のある風見周自身のブログ Archived 2011年11月3日, at the Wayback Machine.で本作に関する考察を行っている(2008年9月26日、及び2009年1月24日の記事参照)。
  2. ^ 形而上学奇蹟blog 2009年1月24日の記事 Archived 2009年3月5日, at the Wayback Machine.にて、風見周が杉井に確認した内容としてこのことが記されている。