うごくメモ帳 3D

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うごくメモ帳 3D
Flipnote-studio-3d-logo.jpg
ジャンル あそべる文具
対応機種 ニンテンドー3DS
ニンテンドー3DS LL/Newニンテンドー3DS
開発元 任天堂
発売元 任天堂
人数 1人
メディア ダウンロード販売(SDメモリーカードに保存)
発売日 日本の旗 2013年7月24日
アメリカ合衆国の旗 2015年2月10日
欧州連合の旗 2015年
オーストラリアの旗 未定
その他 オンライン対応
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うごくメモ帳 3D(うごくメモちょう スリーディー、Flipnote Studio 3D)は、任天堂開発・販売のニンテンドー3DS/Newニンテンドー3DSダウンロードソフトである。

概要[編集]

ニンテンドーDSiウェアうごくメモ帳』のニンテンドー3DS版である。2011年春に開発中であることが発表されていたものの、内容は長らく発表されず、2013年3月13日Nintendo Direct内で具体的な内容が発表された。当初は同年7月3日配信開始予定だったが、「コミュニティーサービスをより快適なものにするため」という理由で延期され、7月24日から配信が始まった。ソフト自体は無料であるが後述するネットワーク機能を使う場合は有料になる。

「書く」「塗る」「消す」の3つの機能を使い、手書きメモから短編アニメーションと幅広いメモを作ることが可能である。主な機能はDSiウェアの『うごくメモ帳』を踏襲しているが、これに加えて3D機能を生かした「3D立体視可能なメモの作成」、色の表現幅が広がる「6種類の色の使用」、動画投稿サイトなどに直接投稿できる「メモをAVI形式動画ファイルとして保存」などの機能が盛り込まれた。その後のバージョンアップにより機能の追加や改善も行われている。

対応しているファイル形式は、GIFGIFアニメJPEGAVI

ネットワーク機能[編集]

ワールドうごメモギャラリー[編集]

世界中の利用者が作成したメモを投稿・閲覧できる(ただし、現時点でサービス提供は日本のみで、海外でのサービス開始は未定)。運営は任天堂が行っているがサーバー代金がかかり、サーバー維持のために税込100円の「30日チケット」もしくは税込30円の「1日チケット」を購入する必要がある。ただし、15時から21時までの6時間に設定された「フリータイム」と呼ばれる時間帯は無料で利用が可能。また、以下の条件のいずれかが一致した場合はチケットが無料で提供される。自分の「マイルーム」内でコインポイントとコレクターポイントをどれくらい集めたか確認できるようになっており、その2つの合計を%で示した「フリーチケット達成率」によって、次の30日間無料になるかどうか確認できる(100%になるとチケットが貰え、次の30日間が無料となる)。

  • 初めて利用した日から30日間
  • 作品を評価してもらい、その評価によって貰える「コインポイント」を一定量集める
  • 投稿作品から良作を探して「コレクション」を作り、何人のユーザーに見てもらえたかで順位が決まる「コレクターランキング」で上位に入る

かつてはカメラを使用したメモも投稿できたが、バージョン1.2への更新以降はできなくなっている。

コインシステム
ワールドうごメモギャラリーにおいて、作品の投稿や評価、コメントの書き込みやダウンロードといった一連の活動には「コイン」が必要となる。コインは有料チケット購入の際、スターコイン3枚と通常のコイン100枚が配付される(コインはチケットの有効期限終了後は使えなくなるため、次のチケットに繰り越せない)。また、無料時間には1日1枚通常のコインがもらえたり(コインが0枚の時のみ)、ポイントは活動を通して手に入れたコインの枚数に応じて配付される。通常のコインを使ってギャラリーに投稿すると投稿後30日で自動的に削除されるが、スターコインを使って投稿するか、作品にコイン10枚以上もしくはスターコイン1枚以上を他ユーザーから付けられると、ギャラリーから作品が消えることはない。なお、うごメモシアター・うごメモはてなと異なり、自分の作品を評価することは不可能となっている(自分の作品にコメントを付けることは可能だが、その際もコインを消費する)。

フレンドうごメモギャラリー[編集]

無料で3DS本体のフレンドリストに登録されたユーザー間のみでメモのやり取りができる機能だったが、2013年11月1日限りでユーザー間でのトラブルを原因としてサービスを停止し、後のソフト更新でフレンドうごメモギャラリーへのボタンも無くなった[1]

バージョンアップ[編集]

バージョン1.1[編集]

2013年11月15日配信[2]

  • メモのJPEG出力が可能になった。
  • 「色設定」と「3D設定」が全ページに一括設定ができるようになった。
  • 透過機能の強化。
  • 拡大時にペイント使用が可能になった。
  • 「フレンドうごメモギャラリー」のサービス終了に伴い、起動時のメニューにあったフレンドうごメモギャラリーのボタンが廃止された。

バージョン1.2[編集]

2014年1月15日配信

  • 「変形」機能において、メモの縦・横への拡大・縮小が可能になった。
  • 「レイヤーうわがきモード」を「レイヤーまとめモード」と改め、範囲選択中でも3枚のレイヤーをまとめて移動する等の機能が追加された。
  • メモの拡大時にも範囲選択機能の使用が可能になった。
  • 「編集」画面において、カメラ機能を使用したページにカメラアイコンが表示されるようになった。
  • ワールドうごメモギャラリーにおいて、メモのページ送りを素早くする事が可能になった。
  • ワールドうごメモギャラリーにおいて、カメラ機能を使用したメモの投稿が不可能になった。

バージョン1.3[編集]

2014年6月25日配信[3]

  • メモを書く機能の更新
    • 「図形」で楕円が描けるようになった。正円を描く場合はLボタンを押すと円が描ける。
    • 「図形」の直線と「範囲選択」を同時に使うと多角形選択ができるようになった。Yボタンを押しながら十字ボタンの左で線の取り消し。正確な切り取りが行えるほか塗りつぶしを使って星を描ける。
    • 文字ペンでの文章の整形や位置の調整が簡単になった。改行や決定前の文字の移動・再編集が可能。
  • メモをみる機能の更新
    • 「かく」内にあったアニメGIF、れんばんGIF、AVIの出力を「みる」内に移動。
  • ワールドうごメモギャラリー内の機能の更新
    • 上画面のタイトルロゴが変更。フリータイムの際は、左上に「フリータイム中」と表示。
    • 「手書きコメントを書く」画面で6色を使いコメントが書けるようになった。ペイントも使えるようになった。
    • メモの内容を見ながらコメントを書けるようにするため「コメント一覧」画面などでメモのページ変更が可能になった。
    • 「手書きコメントを書く」画面のメニューデザイン変更。カエルアイコンを押すと1回分の取り消し(アンドゥ)ができたり、Lボタンを押しながらスライドすると書いたコメントをキャンバス内の別の位置に移動可能。
  • その他、ソフト内の問題を修正。

バージョン 1.3.1[編集]

2014年9月3日配信

  • ワールドうごメモギャラリーの機能の更新
    • 新しく1日チケットを税込30円で販売
      • 購入時から24時間ワールドうごメモギャラリーを利用出来るチケットで、コイン10枚・スターコイン1枚がもらえる。その他の仕様は30日チケットと同様。
    • 30日チケット3枚セットの販売
      • チケット1枚につきコイン5枚スターコイン1枚が多く付いてくるというもので、値段は税込300円。
    • 30日チケットの事前購入でコインが多くもらえる機能を追加
      • チケット期間中に30日チケットを購入できるようになり、購入すると特典として、30日チケットでもらえるコインに加え、コイン5枚・スターコイン1枚がもらえる。

公募コンテスト[編集]

  • 月に1,2回程度の頻度でテーマに沿った作品の応募と入賞の選定を行っている[4][5]

イベント(テーマ)一覧[編集]

開催されたイベント(テーマ)[編集]

  • 第17回「音を活かして春を表現してみよう!」
  • 第17回「マリオシリーズ絵描き歌」
  • 第16回「やさい・くだもの・お肉をつかって、キャラクターを作ろう!」
  • 第16回「面白い音のするビックリ箱」
  • 第15回「ピクミン発見!!」
  • 第14回「大合奏バンドブラザーズP」×「うごくメモ帳 3D」コンテスト~「ルイージだって頑張る」、「ニンテンドープリンセス」
  • 第13回「うごくメモ帳 3D」×「どこでも本屋さん」少女まんが誌からの挑戦コンテスト
  • 第13回「うごくメモ帳 3D」×「ヨッシー New アイランド」コンテスト
  • 第12回「うごくメモ帳3D」一周年記念コンテスト
  • 第12回「海」
  • 第11回「のびる・ちぢむ」
  • 第10回「まわる」
  • 第9回 「はねる」
  • 第8回 「△を使ってどうぶつを表現しよう」
  • 第7回 「□を使ってメカ・機械を表現しよう」
  • 第6回 「〇を使って春を表現しよう」
  • 第5回 「アイデア ひな人形」
  • 第4回 「ウィンタースポーツ」
  • 第3回 「雪だるまのお話」
  • 第2回 「あなたの好きなリンク」
  • 第1回 「マリオあるある」

他のサービスとの関連[編集]

本作の配信に伴い、株式会社はてなが運営していた「うごメモシアター」・「うごメモはてな」は2013年5月31日をもってサービスを終了した。うごメモシアターに投稿されたメモは、ワールドうごメモギャラリー内のコーナー「DSiシアターライブラリー」で閲覧することが可能である。ワールドうごメモギャラリー自体は有料だが、このコーナーのみ無料となっている。

脚注[編集]

  1. ^ 任天堂ホームページ:お客様へのお知らせ”. 任天堂 (2013年11月1日). 2013年11月1日閲覧。
  2. ^ バージョン1.1配信のお知らせ
  3. ^ 2014年6月25日、更新データ(Ver. 1.3)を配信しました。
  4. ^ 任天堂、『うごくメモ帳 3D』公式YouTubeチャンネルを開設 ─ 第1回コンテスト「マリオあるある」入選作品を公開
  5. ^ 『うごくメモ帳 3D』夏休み企画として、くだものをテーマにしたキャラクターコンテストが実施

外部リンク[編集]