龍城神社
龍城神社 | |
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龍城神社 | |
所在地 |
愛知県岡崎市康生町561 岡崎公園内 |
位置 | 北緯34度57分22秒 東経137度9分33秒 / 北緯34.95611度 東経137.15917度座標: 北緯34度57分22秒 東経137度9分33秒 / 北緯34.95611度 東経137.15917度 |
主祭神 | 徳川家康・本多忠勝・天神地祇・戦没者 |
社格等 | 県社 |
龍城神社(たつきじんじゃ)は、愛知県岡崎市康生町にある神社。岡崎城の跡地に鎮座し、東照宮の一つである。
起源と歴史
- 1452年(宝徳4年)または1455年(康正元年): 社伝によると、三河国守護代・西郷稠頼が岡崎城を築城した際に龍神が現れ、城の井戸から水を噴出させて天に去っていたという。以降、天守に龍神を祀り、城の名を龍ヶ城、井戸の名を龍の井と称したという。
- 1543年(天文12年): 岡崎城で徳川家康が誕生した際にも金色の龍が現れたという。
- 1624年~1643年(寛永年間): 徳川家康を祭神として東照宮を岡崎城天守に祀る。
- 1766年(明和3年): 岡崎藩主本多忠粛により東照宮は岡崎城三の丸に遷座。本丸には本多忠勝を祭神(映世大明神)とする映世神社が創建される。
- 1876年(明治9年): 東照宮を岡崎城本丸に遷座、映世神社と合祀して龍城神社に改称する。社殿が造営される。
- 1880年(明治13年): 岡崎東照宮に改称する。
- 1912年(大正元年): 再び龍城神社に改称。
- 1915年(大正3年): 県社となる。
- 1948年(昭和23年): 2月10日、焼失[1]。
- 1954年(昭和29年): 4月、本殿が完成[2]。
- 1964年(昭和39年): 社殿が再建される。このさいに天神地祇、戦没者を合祀した。
祭礼
ギャラリー
交通アクセス
脚注
- ^ 『新編 岡崎市史 総集編 20』新編岡崎市史編さん委員会、1993年3月15日、503頁。
- ^ 東海新聞社編纂『岡崎市戦災復興誌』岡崎市役所、1954年11月10日、1181頁。
- ^ 本多忠勝の命日(慶長15年10月18日(1610年12月3日))に因む
- ^ 今日の家康行列は、江戸時代、10月18日に行われていた映世神社の「映世明神祭礼」を起源とする。
- ^ 徳川家康の生誕日(天文11年12月26日(1543年1月31日))に因む。
- ^ 2013年(平成25年)より岡崎市では「家康公生誕祭」というイベントが龍城神社の降誕祭に合わせて開催されている。