隼駅

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隼駅
駅舎(2007年10月1日撮影)
はやぶさ
Hayabusa
因幡船岡 (2.0 km)
(2.7 km) 安部
鳥取県八頭郡八頭町見槻中字立縄175-2
北緯35度23分19.50秒 東経134度16分12.01秒 / 北緯35.3887500度 東経134.2700028度 / 35.3887500; 134.2700028
所属事業者 若桜鉄道
所属路線 若桜線
キロ程 4.4 km(郡家起点)
電報略号 ハフ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1930年(昭和5年)1月20日
備考 簡易委託駅(駅舎外発券)
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構内(2007年10月1日撮影)

隼駅(はやぶさえき)は、鳥取県八頭郡八頭町見槻中にある、若桜鉄道若桜線

駅構造

若桜方面に向かって右側に単式1面1線のホームを持つ地上駅停留所)。便所は改札外に男女共用の水洗式便所がある。駅本屋およびプラットホームは1929年昭和4年)の建築であり、2008年平成20年)には国の登録有形文化財に登録された。

無人駅ではあるものの、駅前の商店に乗車券の販売が委託されているため、簡易委託駅の扱いを受ける。なお詳細は後述するが、駅事務室部分は売店に転用されている。

駅周辺

歴史

その他

スズキの大型バイク「GSX1300R隼:hayabusa」オーナーが集まる駅として近年脚光を浴びている。グッズも販売しており専用記念スタンプもある。スズキ公認であり、駅舎にはポスターも貼ってある。

2010年(平成22年)4月には、駅本屋内に売店「把委駆(バイク)」がオープンし、若桜鉄道グッズや隼グッズを販売している。

現在は前述の通り1面1線の駅であるが、ホーム脇の引き込み線にライダーズハウスとして北陸鉄道から電気機関車(ED30形)を、JR四国から客車(後述)を譲受・設置した[1]

2010年(平成22年)11月25日には北陸鉄道の電気機関車ED301が搬入され[2]、2011年(平成23年)1月16日にお披露目イベントが開催された。

2011年(平成23年)7月7日にはJR四国高知運転所所属だったオロ12 6が搬入され、同年8月6日にお披露目された。同車は夜行列車「ムーンライト松山」「ムーンライト高知」に使用されていたことから「ムーンライトはやぶさ」と命名された。車内は、現役時より座席を取り外した上でカーペット敷きにし5区画のセパレーションを取り付ける改造を受けていたため、特に手を加えられることなくライダーズハウスに活用されている。

『隼駅まつり』

  • 「8月8日はハヤブサの日。隼オーナーは隼駅に集まれ!」 発起人は、バイク専門誌『月刊ミスターバイク』。2008年、8月6日発売号で呼びかけた。
  • 第1回隼駅まつり|スズキ バイク (外部リンク)、会場:鳥取県八頭郡八頭町/若桜鉄道『隼』駅、イベント運営の先頭に立つのは「隼駅を守る会」
  • 開催日:2009年(平成21年)8月8日、主催:8・8隼駅まつり実行委員会、後援:八頭町・若桜鉄道株式会社・鳥取環境大学副学長 東樋口護プロ研チーム
  • 「隼駅を守る会」「現在九州に保管されるブルートレイン『はやぶさ』の車両を、地元活性化のためぜひこの隼駅に展示したい。夢のような話ではありますが、地元民全員の願いです」
  • 第2回隼駅まつり(外部リンク)2010年(平成22年)も同じく8月8日に開催。スズキはキャラバン隊を派遣するなどの支援を行い、ゲストとして元レーサーで同社アドバイザーの北川圭一が愛車の「隼」で来場している。
  • 第3回は2011年(平成23年)8月7日に開催された。

隣の駅

若桜鉄道
若桜線
因幡船岡駅 - 隼駅 - 安部駅

関連項目

脚注

  1. ^ ライダーら機関車設置用レール敷設 若桜鉄道・隼駅 日本海新聞(2010年11月16日付)
  2. ^ “電気機関車がお目見え 若桜鉄道・隼駅”. 日本海新聞 (鳥取県鳥取市). (2011年11月26日). http://www.nnn.co.jp/news/101126/20101126001.html 2011年9月2日閲覧。