週刊漫画TIMES

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。超プロ住民 (会話 | 投稿記録) による 2012年5月25日 (金) 14:43個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (2012年5月25日現在)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

週刊漫画TIMES
ジャンル 青年漫画雑誌
読者対象 30 - 40代以上の男性
刊行頻度 週刊
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
定価 300円
出版社 芳文社
雑誌名コード 20351
刊行期間 1956年11月 - 刊行中
ウェブサイト http://shukanmanga.jp/
テンプレートを表示

週刊漫画TIMES』(しゅうかんまんがタイムス)は、芳文社が発行する青年向け漫画雑誌

概要

1956年11月創刊。毎週金曜日に発売。雑誌コードは20351。同社の4コマ誌『まんがタイム』は本誌の増刊として刊行が開始された。

週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)、『漫画サンデー』(実業之日本社)とともに、中壮年世代向けの三大週刊漫画誌として名高い。3誌ともに、かつては大人漫画(ナンセンス漫画)を中心とした構成であったが、大人漫画の退潮により、ストーリー漫画の雑誌となっている。通称『週漫(しゅうまん)』。キャッチコピーは『一週間をユカイに生きる!』。

ライバル誌2誌よりバイオレンスやグルメ要素を持った作品は少なめで、人情ストーリーを主にした漫画が中心となっている。創刊当初は、青年漫画の他、官能小説も多数掲載されていた。近年はお色気に力を入れており、「SEXYシリーズ」として同一テーマを複数の作家が毎号競作するシリーズが掲載されている。

1969年から1980年まで明治神宮野球場の外野フェンスに広告を掲載していたことで知られている。

2008年春、これまで中ページで掲載されていた目次(針すなお作の1コマ漫画「ウイークエンド笑」含む)を最終ページに移設した。また、表紙・カラーページ以外の紙も白色の上質紙に統一された。

表紙

創刊時から長らく、写真風のリアルなタッチで描かれた女性の一枚絵が表紙を飾っていた。

表紙イラストはイラストレーター塚本馨三(つかもと けいぞう)が1970年から担当。1970年4月11日号から2008年7月18日号までの38年5ヶ月の期間を対象として「一雑誌のイラスト制作者として世界一長いキャリア」の名目でギネス・ワールド・レコーズに認定されている[1]

その後も休むことなく担当していたが、2010年頃から掲載作品のカラーイラストを塚本のイラストに端に添える形となり、2010年10月29日号からは逆に掲載作品のカラーイラストがメインとなった。そして、2011年5月6日号をもって塚本は表紙担当を降板し[1]、連続掲載記録は41年でストップ。表紙は掲載作品のカラーイラストのみとなった。

なお、塚本が表紙を手がける以前は画家の宮永岳彦が表紙イラストを執筆していた。

現在連載中の作品

不定期掲載

過去に掲載されていた作品

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

ら行

  • ラブ30(雅亜公
  • ラブホなお仕事(ながしま超助)
  • レイプ(坂辺周一)

漫画以外の連載企画・読み物

連載中の企画・読み物

過去に連載された企画・読み物

  • 百万人のお笑い大学(選者:はらたいら。1コマ漫画の空白の吹き出し部分に読者投稿によって台詞を付けるというもので、優秀な投稿者には賞金がもらえるという企画であった。なお、1コマ漫画の作者は毎回変わっていた)

脚注

  1. ^ a b 塚本馨三ファンタジーワールド:週刊漫画Times表紙絵

外部リンク