解体屋ゲン
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『解体屋ゲン』(こわしやゲン)は、芳文社発行の週刊漫画誌「週刊漫画TIMES」に連載されている漫画作品。
「週刊漫画TIMES」2002年4月19日号から5月10日号まで全4回の短期集中連載を行ったのち2003年1月10日号より本格的に連載が開始され、2008年11月7日号で通算連載回数が300話に達した(短期集中連載版を除く。2008年11月現在、連載継続中)。
2003年9月、現在のところ唯一の単行本(第1巻)が刊行された(2008年現在、続巻の刊行はなし)。
なお、2006年6月に奥村遊機株式会社からタイアップのパチンコ台「CR解体屋ゲン」が発売された。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] あらすじ
孫請け解体業者「朝倉工務店」の社長・ゲンこと朝倉巌は、大手ゼネコン「三友重機リース」社員・大月慶子が持ち込んだ爆破解体の仕事をきっかけに、世界を股にかけて活躍していた爆破解体技師としての情熱を取り戻し、彼女からの「三友グループ」への参加の誘いを請け、爆破解体会社「三友爆破株式会社」を設立する。その後、古い知り合いである木造建築の専門家・「曳き家のロク」こと岩下ロク、借金を苦に自殺しようとしていたクレーン技師・ヒデこと時田英夫、元タレントであるトラック運転手・中原光を仲間に加え、さらにその後、倒産の危機にあった昔の仕事仲間である「十円」こと近藤敏行の会社を吸収合併し事業を拡大していったが、建設業界に根強く残る談合などの因習にとらわれない「日本一の解体屋(こわしや)」を目指すために「三友グループ」を脱退し、「五友爆破株式会社」として再出発する。
[編集] 主な登場人物
- 朝倉巌(あさくら いわお)
- 38歳。本作の主人公である「五友爆破株式会社(旧・三友爆破株式会社)」社長。通称・ゲン。かつては世界を股にかけて活躍する爆破解体のプロであったが、のちに妻となる大月慶子(後述)と出会った頃はゼネコンの孫請け解体業者に甘んじていた。
- 朝倉慶子(あさくら けいこ。旧姓・大月)
- 33歳。「三友重機リース」社員だった当時、爆破解体技師としてのゲンに興味を持ち、彼の元に仕事を持ち込んだのをきっかけに、彼の中に眠っていた爆破解体への情熱を取り戻させた。現在はゲンの妻で一児の母。
- ゲンと出会う前には、金にモノを言わして交渉をふっかけるといった無茶な事もやっていた。
- ロク曰く「現場の意見を吟味できる職人。」
- 岩下ロク(いわした ろく)
- 79歳。元大工の棟梁で、曳き家(ひきや。家屋を壊さずにそのままの形で移動する技術)をはじめとする木造建築の専門家。
- 菅原ミチ(すがわら みち)
- ロクの妻。
- 時田英夫(ときた ひでお)
- 26歳。通称・ヒデ。取引打ち切りによる借金苦のため自殺を図ったところをゲンに助けられ、「三友爆破(当時)」にクレーン技師として雇われる。手先が器用でクレーンの技量も高い。後に光と結婚する。
- 中原光(なかはら ひかる)
- 24歳。タレントとして活動していたが、芸能界を引退後、慶子の手配により「三友爆破(当時)」にトラック運転手として雇われる。大型自動二輪をはじめとする様々な免許を取得している乗り物のエキスパート。
- ジョージ富田(じょーじ とみた)
- 52歳。オーストラリアを拠点とする爆破解体会社「ダイナメンション・インク」の経営者だったが、香港の乗っ取り屋トミー・ウォン(後述)により会社を追われ、その後、彼の秘書であったリサ島本(後述)とともに住宅リフォーム会社「サンシェルターリフォーム」を設立する。ゲンのライバルで、爆破解体を実用的工法というよりエンタテインメントの一つとしてとらえているため、その考えがゲンとは相容れなかった所があった。最近はゲンとの関係も軟化しており、ゲンの行動を理解するようにもなった。
- リサ島本(りさ しまもと)
- 27歳。「ダイナメンション・インク」時代はジョージの秘書だった。ジョージと仕事をする前は、ウェイトレスをしていた。
- 近藤敏行(こんどう としゆき)
- 40歳。通称・トシ(もしくは十円)。ゲンの昔の仕事仲間で「近藤建設」という会社を経営していたが、不況による会社倒産の危機を「三友爆破(当時)」への吸収合併により救われた。
- 本納有華(もとのう ゆうか)
- 27歳。「五友爆破」社員。元々はロクがゲンに持ち込んだ見合いの相手だったが、その後、慶子の産休中のピンチヒッターとして雇われ、彼女の復帰後も新事業部の一員として働いている。
- 野島秀美(のじま ひでみ)
- 26歳。建設コンサルタント会社「株式会社建設創造研究所」の社員だが、慶子の産休中に「五友爆破」と営業担当者としての契約を結び、現在も外部スタッフとして契約を継続している。
- 朝倉鉄太(あさくら てった)
- ゲンと慶子の長男。慶子の出産の知らせを聞いたゲンが出張先から駆けつけようとした際に世話になった高速道路管理人の名から一字もらい命名された。
- 鶴見幸夫(つるみ ゆきお)
- 三友重機リースに勤務している慶子の後輩で資材調達課の課長。慶子の事が好きだったが、ゲンがあわられた事で思いを告げずに身を引いた事がある。しかしながら、ゲンや慶子には絶大な信頼を寄せている。
- 竹内(たけうち)
- 鶴見の部下。
- 内田佐知(うちだ さち)
- 29歳。大手ゼネコン「住菱建設」土木営業第二部に勤める社員。颯爽としたキャリアウーマンでコストに厳しい合理主義者だが、ゲンと出会ったことにより現場や顧客に対する思いやりを持とうと心がけるようになる。
- トミー・ウォン
- 日本名・林直久(はやし なおひさ)香港華僑の一員で「ペトロ国際集団」の代表取締役社長。一度「五友爆破」を乗っ取ろうとしたことがある。
- その後、ジョージの「ダイナメンション・インク」を乗っ取るが・・・
- 佐倉百合(さくら ゆり)
- ゲンのかつての婚約者。ゲンに弁当を届ける際、事故に巻き込まれ命を落とした。
- 佐倉義文(さくら よしふみ)
- 百合の父親。ゲンからは「佐倉のおじさん」と呼ばれている。
[編集] 単行本
- 解体屋ゲン(芳文社コミックス)
- 2003年9月刊行。ISBN 4-8322-2961-3
- 短期集中連載版全4話と第1 - 7話までの計11話を収録。
[編集] 外部リンク
- 石井漫画工房オフィシャルサイト - 作画者・石井さだよし公式サイト
- 週漫.JP(PC版) - 掲載誌「週刊漫画TIMES」公式サイト
- 奥村遊機ホームページ - サイト内にパチンコ台「CR解体屋ゲン」機種紹介あり
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