薔薇の素顔
薔薇の素顔 | |
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Color of Night | |
監督 | リチャード・ラッシュ |
脚本 |
マシュー・チャップマン ビリー・レイ |
原案 | ビリー・レイ |
製作 |
バズ・フェイトシャンズ デヴィッド・マタロン |
製作総指揮 | アンドリュー・G・ヴァイナ |
出演者 |
ブルース・ウィリス ジェーン・マーチ |
音楽 | ドミニク・フロンティア |
撮影 | ディートリッヒ・ローマン |
編集 |
ジャック・ホフストラ トム・ノーブル(クレジット無し) |
製作会社 | シナージ・ピクチャーズ |
配給 |
ハリウッド・ピクチャーズ 東宝東和 |
公開 |
1994年8月19日 1994年11月12日 |
上映時間 |
122分(劇場公開) 140分(ディレクターズカット) |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $40,000,000[1] |
興行収入 | $19,726,050[1] |
『薔薇の素顔』(ばらのすがお、原題: Color of Night)は、1994年に公開されたアメリカ映画。
概要
過去にトラウマを持つ精神分析医と、様々な精神障害を持つ患者たちが、殺人事件に巻き込まれていく様を描いたサスペンス映画。
公開当時、ブルース・ウィリスとジェーン・マーチの濃厚なラブシーンが話題になった。あまりにそのシーンが過激だったために、劇場公開時は多くのシーンがカットされてしまった。そのカットされたシーンは、VHSやDVDなどの映像ソフトで観ることができるが、現在日本ではどちらも絶版になっている。
役者陣の体当たりな演技にも関わらず、観客からの評価は乏しいもので、その年のゴールデンラズベリー賞のほとんどの部門にノミネートしてしまい、その内「最低作品賞」を受賞してしまった。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
ストーリー
ニューヨークに住む精神分析医ビル・キャパは、自分の目の前で患者が飛び降り自殺をしたトラウマから、赤色を見ると拒絶反応を示すようになってしまった。そんな自分に疲れ果てたキャパは、ロサンゼルスに住む友人のボブの元を訪れる。同じ精神分析医であるボブは、毎週5人の患者を相手に集団セラピーを行っている優秀な医師であり、キャパは彼の手助けが欲しかったのだ。だが、ボブはキャパに対して驚くべきことを口にする。なんと「患者の一人が自分の殺害を企てている」と言うのだ。これを聞いたキャパはにわかに信じられなかったが、数日後ボブは実際に何者かに殺害されてしまう。ショックを受けるキャパだったが、そんな彼の前にローズと名乗る美女が現れる。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | |
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VHS・DVD | TV | ||
ビル・キャパ | ブルース・ウィリス | 野沢那智 | 山路和弘 |
ローズ/リッチー | ジェーン・マーチ | 深見梨加 | 冬馬由美 |
マルティネス | ルーベン・ブラデス | 増岡弘 | 池田勝 |
ソンドラ | レスリー・アン・ウォーレン | 沢田敏子 | 水谷優子 |
ボブ・ムーア | スコット・バクラ | 小島敏彦 | 大塚芳忠 |
クラーク | ブラッド・ドゥーリフ | 牛山茂 | 谷口節 |
バック | ランス・ヘンリクセン | 糸博 | 小川真司 |
ケイシー | ケヴィン・J・オコナー | 田中正彦 | 檀臣幸 |
スタッフ
- 監督:リチャード・ラッシュ
- 製作:バズ・フェイトシャンズ、デヴィッド・マタロン
- 製作総指揮:アンドリュー・G・ヴァイナ
- 脚本:マシュー・チャップマン、ビリー・レイ
- 原案:ビリー・レイ
- 撮影:ディートリッヒ・ローマン
- 音楽:ドミニク・フロンティア
受賞・ノミネート
- 第17回スティンカーズ最悪映画賞
- 受賞:最悪男優賞 - ブルース・ウィリス
- ノミネート:最悪女優賞 - ジェーン・マーチ
出典
- ^ a b “Color of Night (1994)” (英語). Box Office Mojo. 2011年2月6日閲覧。