〜海の京都〜舞鶴赤れんがエクスプレス号
若狭舞鶴エクスプレス京都号(わかさまいづるえくすぷれすきょうとごう)は、で、京都市と舞鶴市・福井県小浜市を結ぶ高速バスである。
全ての座席が指定のため、乗車には事前の予約が必要。
概要
当路線の前身は、京都府の府都・京都市と京都府北部の中心都市・舞鶴市を結んでいた定期高速路線(京都 - 舞鶴線)で、席は全便座席定員制であった。旧京都交通・舞鶴支社時代は、国道本線の一員として扱われており、種別も下から快速・特急(末期にはスーパー特急も加わる)の3本立て構成で、運行経路も複雑であった。
JR山陰本線・舞鶴線の高速化が完成すると鉄道に利用者が流れている。[要出典]
一方、若狭地方の中心都市である小浜市と京都市を結ぶ観光・ビジネスの需要を見込み、2012年12月20日より、京都 - 舞鶴線の一部を小浜駅まで延長。同時に西日本ジェイアールバスが参入、座席指定予約制となり「若狭舞鶴エクスプレス京都号」の愛称が付けられた。
運行会社
- 京都交通
- 舞鶴営業所が昼行5往復を担当。
- 西日本ジェイアールバス
- 京都営業所が昼行2往復を担当。
- 同社は参入前から、京都での発券・運行支援業務を担当していた。
停車停留所
- ●…停車(乗降とも可。但し舞鶴市内のみの利用は不可)
- ▼…下りは乗車のみ、上りは降車のみの扱い
- ▲…上りは乗車のみ、下りは降車のみの扱い
- ‖…不経由
停車停留所名 | 停留所所在地 | 小浜系統 | 舞鶴系統 | 舞鶴小浜 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
京都駅烏丸口 | 京都府 | 京都市下京区 | ▼ | ▼ | JR2番乗り場に停車 | |
舞鶴営業所 | 舞鶴市 | ‖ | ‖ | ▼ | ||
西舞鶴駅前 | ● | ▲ | ▼ | |||
中舞鶴 | ● | ▲ | ▼ | |||
東舞鶴駅前 | ● | ▲ | ▼ | |||
舞鶴営業所 | ‖ | ▲ | ‖ | |||
道の駅若狭おばま | 福井県 | 小浜市 | ▲ | ‖ | ||
小浜駅 | ▲ | ▲ | ||||
若狭フィッシャーマンズワーフ | ▲ | 季節停車 |
運行経路
2015年7月に京都縦貫自動車道が全通。それ以前は、一度京都縦貫道に乗っていったん降りて一般道へ、そしてまた京都縦貫道に乗ってまた降りて再び一般道に降りる経路をとっていた。しかし小浜系統は全通後も舞鶴市内において高速道路からいったん一般道に降り、そしてまた高速道路に乗る経路を引き続きとっている。
- 京都市内 - 国道9号 - 沓掛IC - 京都縦貫自動車道 - 綾部JCT - 舞鶴若狭自動車道 - 舞鶴西IC - 国道27号 - 舞鶴市内 - 舞鶴東IC - 舞鶴若狭自動車道 - 小浜IC - 小浜市内
運行回数
- 昼行便1日7往復(小浜系統3往復、舞鶴系統4往復)
歴史
- 2005年(平成17年)4月1日:阪急桂バス停、四条河原町バス停行を廃止。全便が京都駅前発着となる。
- 2006年(平成18年)3月21日:1日5往復より1日4往復に減便。
- 2008年(平成20年)10月21日:綾部安国寺IC - 京丹波わちIC間を国道27号経由から京都縦貫自動車道経由に変更し、途中の綾部大橋バス停を廃止。
- 2012年(平成24年)12月20日:小浜駅に路線延長。1日6往復に増便(うち小浜系統4往復)、西日本ジェイアールバスが参入。予約制となり、「若狭舞鶴エクスプレス京都号」の愛称が付けられる。
- 2015年(平成27年)7月25日:1日7往復(うち小浜系統3往復)に増便。京都縦貫自動車道全線開通により、所要時間を短縮[1]。
車内設備
原則としてリクライニングシート(4列シート)のハイデッカー車両で運行されるが、京都交通担当便の一部は3列シート、西日本ジェイアールバス担当便のうち1号・10号は3列シートの2階建てバス(三菱ふそう・エアロキング)での運行となる。
脚注
- ^ ダイヤ改正のお知らせ<京都-舞鶴・小浜>(西日本ジェイアールバス 2015年6月24日)2015年7月26日閲覧。