橋本駅 (福岡県)
橋本駅 | |
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橋本駅(2009年8月13日撮影) | |
はしもと Hashimoto | |
(1.0km) 次郎丸 N02 ► | |
所在地 | 福岡市西区橋本二丁目 |
駅番号 | N01 |
所属事業者 | 福岡市交通局 |
所属路線 | ■地下鉄七隈線 |
キロ程 | 0.0 km(橋本起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
2,529人/日(降車客含まず) -2010年- |
開業年月日 | 2005年(平成17年)2月3日 |
橋本駅 (はしもとえき)は、福岡県福岡市西区橋本二丁目[1]にある、福岡市地下鉄七隈線の駅。駐輪場が無料なのは福岡市地下鉄の駅としては数少なく、七隈線の終着駅として遠方からの集客に考慮している。駅番号はN01。
シンボルマークは、かつて橋本に「紅葉八幡宮」があったことにちなみ、この地から臨む飯盛山にモミジを組み合わせデザインした[2]。駅識別カラーは DIC-121(系統色名:あざやかな黄赤)で、薬院大通駅・金山駅と共通[3]。
駅構造
単式1面1線と島式1面2線の複合3線ホームを持つ地下駅。単式ホームは降車専用。
1 | ■七隈線 | 福大前・六本松・薬院・天神南方面 |
2 | ■七隈線 | 福大前・六本松・薬院・天神南方面 |
3 | ■七隈線 | 降車専用ホーム |
各階の面積は地上371平方メートル、地下1階4,359平方メートル、地下2階4,841平方メートル[1]。屋根のラウンドフォルムは(当駅のシンボルマークにもなっている)飯盛山の山並みをイメージしてデザインされた[1]。利用者の目に止まる箇所に使用される「個性化壁」は、岩肌のような[1]青緑色の粘板岩(ストリーキーベルデ、400mm×400mm×厚14mm)を採用[4]。
利用状況
- 2010年度の1日平均乗車人員は2,529人である[5]。
駅周辺
駅の南東すぐの地上に、七隈線の車両基地(橋本車両基地)が置かれている。駅前には国道202号バイパス(福岡外環状道路)が通っているが、駅周辺は開業時から都市計画法上の市街化調整区域となっており民家や田畑が広がっている。
駅から直線距離約200m先には壱岐団地、駅から直線距離500m先には室住団地や有田団地があり、また駅から直線距離300m先にはミスターマックス、その先にはデオデオとグッデイが、さらにその近くにはダイエー福重店がある。ただし駅周辺のバス停留所・一般車などの乗降場などの駅前整備は充実しており、今後、駅前周辺道路の整備と併せて、現在は途上であるが、発展が期待されている。また、駅東側の農業用地跡には大型商業施設(木の葉モール橋本)が2011年4月15日に開店した[6][7]。
周辺施設
- 七隈線橋本車両基地
- 国道202号福岡外環状道路
- 橋本田園スポーツ広場
- 橋本八幡宮
- 須賀神社
- 橋本公園
- 福岡市立壱岐南小学校
- 福岡市立壱岐東小学校
- 福岡市立壱岐丘中学校
- 西鉄壱岐自動車営業所
- 木の葉モール橋本
路線バス
現行路線
全て西鉄バス。駅横のロータリーより発車。なお、ロータリーの脇の道路には、木の葉モール橋本前バス停が置かれ、こちらも利用可能。
- 行先番号1番:橋本駅→戸切→藤ヶ丘団地→野方→橋本→新室見→姪浜駅南口→国立医療センター
- 行先番号1番:橋本駅→木の葉モール橋本前→橋本→新室見→姪浜駅南口
- 行先番号1番:橋本駅→戸切→藤ヶ丘団地→羽根戸→金武営業所
- 行先番号1-2番:橋本駅→木の葉モール橋本前→野方→生松台団地→ウエストヒルズ→宮の前団地→福重→姪浜駅南口
- 行先番号なし:橋本駅→木の葉モール橋本前→野方
廃止路線
社会実験で2012年1月28日までの試行運行であった路線。上記のバスとは別の乗り場から発着していた。運賃は200円均一で、西鉄が運行していたが、西鉄の発行する定期券の利用は不可であった[8]。
- 無番・ルートA:壱岐団地方面循環(反時計回りのみ)
- 無番・ルートB:野方三丁目方面循環(時計回りのみ)
歴史
- 2000年(平成12年)4月22日~2001年(平成13年)2月5日 - 設計期間(実施設計者:西島建築設計事務所)[1]
- 2002年(平成14年)11月27日~2004年(平成16年)5月31日 - 施工期間(施工者:フジタ・古賀 建設工事共同企業体)[1]
- 2005年(平成17年)2月3日 - 開業
橋本車両基地
橋本駅の南東すぐ、駅と同じく橋本2丁目にある[9]。車両は駅から折り返して車両基地に入る。基地内は立ち入り禁止だが、フェンス越しに、構内線路設備や多数の車両を見ることができる。定期的に、車輌基地祭(車輌基地開放)が行われる。延べ面積は17,800平方メートル[9]。
構内での検修車両入換用として、15t蓄電池機関車及び6t軌陸式車両移動機(いずれもトモエ電機工業(現・新トモエ電機工業)製)が配置されている[10]。
隣の駅
- 福岡市交通局
- ■七隈線
- 橋本駅 - 次郎丸駅
脚注
参考文献
- 福岡市交通局監修、地下鉄3号線JVグループ編著『公共交通機関のユニバーサルデザイン 福岡市営地下鉄七隈線トータルデザイン10年の記録』日本デザイン協会(発行)・セプト(発売)、2005年。