山村宏太

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山村 宏太
Kota Yamamura
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1980-10-20) 1980年10月20日(43歳)
出身地 東京都東村山市
ラテン文字 Kota Yamamura
身長 205cm
体重 90kg
血液型 O型
選手情報
所属 サントリーサンバーズ
背番号 1
愛称 コウタ
役職 監督
ポジション MB
指高 265cm
利き手
スパイク 346cm
ブロック 340cm
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山村 宏太(やまむら こうた、男性、1980年10月20日 - )は、日本の元バレーボール選手、指導者である。

来歴

日本人選手としては数少ない身長2mを越えるプレーヤーで、アタッカー、ブロッカーとして活躍している。また、その身長からロシアの名前にちなみ、ヤマコフという愛称で親しまれている。キャッチコピーは『ヤマコフ205』。元々は齋藤信治の「ノブコフ205」からもじったものである。2009年現在、現役Vリーグ選手最長身である。

全日本男子チームの主将を、2013年に務めた[1][2][3]

2016年10月23日のVプレミアリーグ開幕戦に出場し、通算試合出場数が332試合となり男子の歴代一位となった[4]

2016/17シーズン、2017年5月の黒鷲旗大会をもって勇退[5][6]。引退後はコーチに就任し、荻野正二監督の下で活動[7]。2020年に、監督に昇格した[8]

監督就任1シーズン目となる2020-21シーズンに、チームを14シーズンぶりのリーグ優勝に導き、自身も優秀監督賞を受賞した[9]2021-22シーズンもリーグ優勝に導き連覇を達成した[10][11]

人物

  • 自身がサントリーサンバーズの監督になった後、多機能な若手選手が育っている現状について、「バレーボールIQが高くなっていると感じている」と高校バレーのレベルが上がっている現状に目を見張った。提案として、「色々なポジションを経験して欲しい」とも話している[12]。山村が若手の励みをリスペクトする姿勢に大塚達宣エバデダン・ラリー[注釈 1]は感激していて、V1で対戦した後、目に涙を浮かべながら「ありがとうございました。楽しかったです」と山村に挨拶した[13]

球歴・受賞歴

所属チーム

脚注

注釈

  1. ^ 大塚達宣エバデダン・ラリーは両者とも大学に在籍しながら2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MENにてパナソニックパンサーズでプレーした。

出典

  1. ^ サトウ監督「持っている全てを伝える」バレー全日本男子会見 - スポーツナビ、2013年5月21日
  2. ^ 主将は山村! 新生全日本男子“龍神NIPPON”が記者会見 - バボちゃんネットニュース、2013年5月21日
  3. ^ 2010年の世界選手権では、両足首手術のため不参加だった宇佐美大輔の代わりに、全日本の主将を務めたこともあった。
  4. ^ サントリーサンバーズ・山村宏太選手がVリーグ男子通算出場試合新記録を達成!”. Vリーグ機構. 2016年10月29日閲覧。
  5. ^ "勇退選手、退団選手、プロ選手のお知らせ" (Press release). サントリーサンバーズ. 24 April 2017. 2021年4月5日閲覧
  6. ^ "山村宏太選手から皆様へ" (Press release). サントリーサンバーズ. 10 May 2017. 2021年4月5日閲覧
  7. ^ "新監督・コーチ就任についてのお知らせ" (Press release). サントリーサンバーズ. 23 May 2017. 2021年4月5日閲覧
  8. ^ "2020-21シーズン サンバーズ チーム体制" (Press release). サントリーサンバーズ. 1 June 2020. {{cite press release2}}: |access-date=を指定する場合、|url=も指定してください。 (説明)
  9. ^ "2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 MEN V・ファイナルステージ ファイナル 試合結果のお知らせ" (Press release). Vリーグ機構. 4 April 2021. 2021年4月5日閲覧
  10. ^ 2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MEN優勝のお知らせ”. サントリーサンバーズ (2022年4月17日). 2022年4月18日閲覧。
  11. ^ サントリーサンバーズが2年連続9度目の優勝 2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MEN V.FINAL STAGE結果・最終順位・個人賞”. Vリーグ機構 (2022年4月17日). 2022年4月18日閲覧。
  12. ^ 田中風太 (2022年2月16日). “山村宏太監督(サントリー) 牧大晃(高松工芸高)ら身長2m選手の活躍に「自分のプレーが恥ずかしくなります(笑)」”. 月バレ.com (日本文化出版). https://www.getsuvolley.com/2220216_yamamura_maki 2022年5月10日閲覧。 
  13. ^ 中西美雁 (2022年5月10日). “現役大学生がVリーグ途中参戦で新人賞獲得。大塚達宣が語る、名門・パナソニックで得た「技術と自信」”. Sportiva (集英社). https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/volleyball/2022/05/10/v_1/ 2022年5月10日閲覧。 

関連項目

  • 大竹秀之 - 日本男子歴代最長身バレーボール選手(208cm)
  • 塚原佳代子 - 日本女子歴代最長身バレーボール選手(195cm)
  • 岡山恭崇 - 日本男子歴代最長身スポーツ選手(230cm、バスケットボール)
  • 菅谷徹 - 日本男子現役最長身スポーツ選手(215cm、バスケットボール)
  • 吉川舞 - 日本女子歴代最長身スポーツ選手(197cm、バスケットボール)
  • 山田久美子 - 日本女子現役最長身バスケットボール選手(192cm)
  • ロバート・ワドロー - 最も背が高い人物(270cm)

外部リンク