宝塚映画祭

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宝塚映画祭(たからづかえいがさい、英称 Takarazuka Film Festival)は、毎年秋に兵庫県宝塚市で開催される市民映画祭である。

概要

2000年に第1回が行われて以来、毎年11月前後に実行委員会形式で開催されている。かつて宝塚に存在した宝塚映画製作所で制作された作品を軸に、それら作品に関わった監督やスタッフ、出演者などのトークなども多く行われる。会場は1999年公設民営方式で作られた宝塚シネ・ピピア

実行委員会

主催である実行委員会は、宝塚市民をはじめ、映画ファン、宝塚映画製作所の関係者、阪神間を拠点とする文化人などによって構成。委員長は評論家の河内厚郎。副委員長には漫画評論家の村上知彦や、シネ・ヌーヴォ/シネ・ピピア支配人の景山理などが名を連ねる。

開催履歴

  • 第1回 2000年11月3日-10日
  • 第2回 2001年10月27日-11月4日
  • 第3回 2002年10月26日-11月3日
  • 第4回 2003年10月25日-11月3日
  • 第5回 2004年10月23日-30日
  • 第6回 2005年10月29日-11月4日
  • 第7回 2006年10月28日-11月3日
  • 第8回 2007年10月27日-11月4日
  • 第9回 2008年11月1日-7日
  • 第10回 2009年10月31日-11月7日
  • 第11回 2010年10月30日-11月15日
  • 第12回 2011年11月5日-11日
  • 第13回 2012年11月24日-30日
  • 第14回 2013年11月9日-15日

主な上映作品

第15回(2014年)

上映テーマ:100年前/100年後の僕たちへ ――不在と永遠のイメージ

上映テーマ:銀幕の中野ジェンヌたち ――タカラヅカ映画専科とその時代

第14回(2013年)

上映テーマ:ジモトの“リアル”と“ファンタジー”

上映テーマ:FAKE & REAL 美術監督、近藤司の仕事

特別企画:地元ムービー大集合!

第13回(2012年)

上映テーマ:シネマ&ローカリティ ―映画と地域をつなげる視点

上映テーマ:生誕百年、黄金の1912年組 ―今井正・佐伯幸三・谷口千吉・久松静児・丸山誠治

第12回(2011年)

上映テーマ:ぜ〜んぶ、タカラヅカ! 宝塚は映画の都だった! 宝塚で作られた映画の大特集

第11回(2010年)

第9回(2008年)

映画祭以外の展開

2012年より定期的に宝塚在住のゲストを招いてのトークサロン等小規模なイベントを開催しており、より地域密着の映画祭の色を濃くしている。[1]

脚注

  1. ^ 宝塚市広報誌「たからづか」2012年4月号

外部リンク