官制ワーキングプア
官制ワーキングプア(かんせいワーキングプア)とは、貧困線以下で労働する人々の中で、公務員など官に属する職業の人をいう。
概要
朝日新聞記者竹信三恵子が、2007年7月に掲載された地方自治体の臨時・非常勤職員をめぐる記事で使用。
行政府、立法府、司法府、独立行政法人などの国家公務員、地方公共団体の地方公務員、などで主に非正規雇用として雇用契約を結び臨時職員・非常勤職員と言う形で雇用されていることが多い。また、関連する公社、公団、事業団、第三セクター、NPOや入札や指定管理者制度等に応じた委託・請負業者など広義の意味もある。[要出典]
職種
脚注
- ^ 民間よりヒドい[ワーキングプア公務員の地獄 | 日刊SPA!]『SPA! 2009年6月9日』
- ^ 東京新聞:非正規公務員(No.466) 3人に1人 官製ワーキングプア:生活図鑑(TOKYO Web)
- ^ ワーキングプアを自治体が作っている | オリジナル | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
参考資料
- 日本国家公務員労働組合連合会:編集『KOKKO』「国」と「公」を現場から問い直す情報誌 創刊号(2015-9)(堀之内出版、2015年9月)ISBN 978-4-906708-49-9
- 遠藤公嗣:編著『同一価値労働同一賃金をめざす職務評価 官製ワーキングプアの解消』(旬報社、2013年10月)ISBN 978-4-8451-1329-3
- 官製ワーキングプア研究会:編『なくそう!官製ワーキングプア』(日本評論社、2010年5月)ISBN 978-4-535-55633-1
- 城塚健之:著『官製ワーキングプアを生んだ公共サービス「改革」』(自治体研究社、2008年8月)ISBN 978-4-88037-513-7
- 布施哲也:著『官製ワーキングプア 自治体の非正規雇用と民間委託』(七つ森書館、2008年7月)ISBN 978-4-8228-0870-9