基礎自治体
基礎自治体(きそじちたい)は、国の行政区画の中で最小の単位で、首長や地方議会などの自治制度があるものを指す。
基礎自治体の名称は国によって異なる。日本の市町村のようにいくつかの種類に分かれている国もあれば、フランスのコミューンのように人口に関係なく同じ名称で呼ばれる国もある。
各国の基礎自治体
- アメリカ合衆国 - アメリカ合衆国の地方行政区画#一般目的地方政府を参照。
- イタリア - イタリアの基礎自治体はコムーネと呼ばれる。市町村のような区別はない。
- スペイン - スペインの基礎自治体はムニシピオと呼ばれる。市町村のような区別はない。
- ポルトガル - ポルトガルの地域区分を参照。
- フランス - フランスの基礎自治体はコミューンと呼ばれる。市町村のような区別はない。フランスの地方行政区画も参照。
- スイス - スイスの基礎自治体はゲマインデ、コミューン、コムーニなどと呼ばれる。スイスの基礎自治体を参照。
- ドイツ - ドイツの基礎自治体は、ゲマインデ(de:Gemeinde (Deutschland))と呼ばれる。ドイツの地方行政区分を参照。
- オランダ - オランダの基礎自治体はヘメーンテ(gemeente)と呼ばれる。広域自治体は州(Provincie)である。
- スロベニア - スロベニアの基礎自治体はオプチナと呼ばれる。スロベニアの地方行政区画も参照。
- クロアチア - クロアチアの基礎自治体はオプチナと呼ばれる。
- ボスニア・ヘルツェゴビナ - ボスニア・ヘルツェゴビナの基礎自治体はオプチナ、オプシュティナと呼ばれる。
- セルビア - セルビアの基礎自治体はオプシュティナと呼ばれる。
- モンテネグロ - モンテネグロの基礎自治体はオプシュティナと呼ばれる。モンテネグロの基礎自治体も参照。
- コソボ - コソボの基礎自治体はコムーナ、オプシュティナと呼ばれる。
- マケドニア共和国 - マケドニア共和国の基礎自治体はオプシュティナ、コムーナと呼ばれる。マケドニア共和国の基礎自治体も参照。
- ブルガリア - ブルガリアの基礎自治体はオプシュティナと呼ばれる。
- ポーランド - ポーランドの基礎自治体はグミナと呼ばれる。ポーランドの地方行政区画も参照。
- ルーマニア - ルーマニアの県を参照。
- チェコ - チェコの基礎自治体はオベツと呼ばれる。チェコの地域区分も参照。
- スロバキア - スロバキアの地方行政区画を参照。
- ロシア - ロシア連邦の地方区分を参照。
- 大韓民国 - 大韓民国の地方行政区画を参照。
- 台湾の行政区分(たいわんのぎょうせいくぶん)では中華民国が実効支配する台湾の現行の行政区分について説明する。
- 中華人民共和国 - 中華人民共和国の行政区分を参照。
- 日本 - 日本の基礎自治体には市、町、村、および特別区の4種類がある。市町村を参照。また、関連項目として日本の県・郡・区も参照。
- 南アフリカ共和国 - 地方自治体 (南アフリカ)を参照。