ポルトガルの地域区分

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2000年初頭まで、ポルトガルdistrito)、都市município、もしくはconcelho)、そして地区freguesia)に区分されていた。このうち、地域自治権を持っていた。この区分は、経済、文化、そして人口の現状を鑑みて、幾度となく変更を試みられた。1999年には国民投票も行われたが、否決された。

現在の憲法では、ポルトガルは地域(região)、都市(município)、そして地区(freguesia)に区分されている。都市は都市間共同体comunidade intermunicipal)と、都市圏área metropolitana)を形成できるものとした。都市圏は、大都市圏grande área metropolitana)と、都市共同体comunidade urbana)に分けられている。県は徐々に使われなくなっているが、新たな地域区分を形成する上での基準として使われている。

ポルトガルはさらに、欧州連合による地域統計分類単位(NUTS)に基づいて区分されている。

欧州連合による区分(NUTS)[編集]

NUTS I[編集]

最も大きな区分として、3地域に分けられている。

  • ポルトガル本土
  • アゾレス自治地域
  • マデイラ自治地域
NUTS II - 地域区分
NUTS III - 準地域区分

NUTS II 及び NUTS III[編集]

NUTS Iよりも細かい区分として、7地方(região)と30準地域(subregião)に分けられている。

LAU[編集]

NUTS IIIよりもさらに細かい区分として、LAUが採用されている。

LAU I - 都市 (308都市)

LAU II - 地区 (4,261地区)

ポルトガルによる地域区分[編集]

大都市圏[編集]

  • リスボン大都市圏 - リスボンなど18市、人口2,547,665人。
  • ポルト大都市圏 - ポルトなど14市、人口1,509,958人。
  • ミーニョ大都市圏 - ブラガなど14市、人口754,830人。
  • アヴェイロ大都市圏 - アヴェイロなど13市、人口460,157人。
  • コインブラ大都市圏 - コインブラなど16市、人口430,845人。
  • アルガルヴェ大都市圏 - ファーロなど16市、人口391,819人。
  • ヴィゼウ大都市圏 - ヴィゼウなど12市、人口354,162人。

(人口はいずれも2001年のもの)

都市共同体[編集]

都市間共同体[編集]

未確定地域[編集]

自治地域[編集]

アソーレス諸島マデイラ諸島は、リスボンからの距離を鑑みて、1978年より自治権を与えられている。

  • アソーレス自治地域
  • マデイラ自治地域

過去に使われていた地域区分[編集]

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ポルトガルの18県の位置 1 アヴェイロ県、2 ベージャ県、3 ブラガ県、4 ブラガンサ県、5 カステロ・ブランコ県、6 コインブラ県、7 エヴォラ県、8 ファーロ県、9 グアルダ県、10 レイリア県、11 リジュボア県、12 ポルタレグレ県、13 ポルト県、14 サンタレン県、15 セトゥーバル県、16 ヴィアナ・ド・カステロ県、17 ヴィラ・レアル県、18 ヴィゼウ県、19 アゾレス自治州、20 マデイラ自治州

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ポルトガルの州区分

州(região/província)は、1936年から1976年まで使われていた区分である。

関連項目[編集]