住吉神社 (加西市)
住吉神社 | |
---|---|
本殿 | |
所在地 | 兵庫県加西市北条町北条1318 |
位置 | 北緯34度56分7.1秒 東経134度49分42.8秒 / 北緯34.935306度 東経134.828556度座標: 北緯34度56分7.1秒 東経134度49分42.8秒 / 北緯34.935306度 東経134.828556度 |
主祭神 |
酒見神 住吉四神(底筒男命、中筒男命、表筒男命、神功皇后) 大歳神 八幡神 |
社格等 | 旧県社 |
創建 | 養老元年(717年) |
本殿の様式 | 住吉造 |
別名 | 住吉酒見社、住吉酒見神社 |
主な神事 | 節句祭り(4月第1土・日曜日) |
地図 |
住吉神社(すみよしじんじゃ)は兵庫県加西市北条町北条にある神社。住吉酒見社、住吉酒見神社とも。播磨国三の宮、旧社格は県社。
歴史
黒駒村で創建され、養老元年(717年)に現在地に遷し奉られた。大阪の住吉大社らに伝わる『住吉大社神代記』〔天平3年(731年)〕に記された住吉大神の宮九箇処の一社である。古くは酒見大明神と呼ばれており、明治時代に県社に列格された際に現在の神社名に改められた。天平17年(745年)には行基によって東隣に別当寺である酒見寺が建立された。
社殿は平治元年(1159年)の平治の乱、建永2年(1207年)、天正年間(1573年 - 1592年)の兵火など、幾度もの焼失と再建を経て荒廃していたところ、江戸時代初期に姫路城主の池田輝政により復興された。輝政によって年々三十石の寄進を受けている。その後姫路藩主となった本多美濃守によって社領は六十石となった。
現在の本社三殿(兵庫県の有形文化財)は嘉永4年(1851年)に再建されたものである。
1874年(明治7年)に郷社、1881年(明治14年)には県社に列せられる。1909年(明治42年)に大歳神社と八幡神社を合祀する。
祭神
境内
文化財
兵庫県指定有形文化財
- 住吉神社 6棟(建造物) - 2017年(平成29年)3月14日指定[1]。
- 東本殿(附 棟札1枚)
- 中本殿(附 宮殿1棟)
- 西本殿(附 棟札1枚)
- 拝殿(附 玉垣)
- 白鬚神社(附 棟札1枚)
- 手水舎(附 棟札2枚)
加西市指定有形文化財
- 幣殿
- 粟島神社
なお、以下の建造物6件は、2005年(平成17年)11月10日付けで国の登録有形文化財に登録されていたが、兵庫県及び加西市の有形文化財に指定されたことにともない、当該登録は抹消されている。
兵庫県指定無形民俗文化財
- 住吉神社竜王の舞
加西市指定無形民俗文化財
- 住吉神社鶏合せ
祭り
毎年4月の第1土曜日から翌日に行われる神事「節句祭り」は播州三大祭の1つに数えられる。播州の秋祭りと同様の布団反り屋根屋台(太鼓台)が15台登場する[1]。
所在地
兵庫県加西市北条町北条1318
交通アクセス
周辺情報
脚注
- ^ 平成29年3月14日兵庫県公報 (PDF) より兵庫県教育委員会告示第4号(リンクは兵庫県ホームページ)。
- ^ “都道府県指定による登録抹消”. 文化庁. 2020年7月29日閲覧。
- ^ “市町村指定による登録抹消”. 文化庁. 2020年7月29日閲覧。
外部リンク
- Web site播州北条節句祭 - ウェイバックマシン(2016年3月4日アーカイブ分)