伊原徳
伊原 徳(いはら とく、1930年3月27日 - )は、広島県広島市出身の俳優。国立音楽大学卒。
人物・来歴
三及社(灰田兄弟事務所)、新東宝(現:国際放映)を経て[要出典]、東宝の専属俳優となる。
『七人の侍』(1954年 黒澤明監督)で俳優デビューし、以降サラリーマンもの、特撮、時代劇等ジャンルを問わず数多くの映画に出演している。
あまり目立たない役が多く、名前がクレジットされることもほとんどなかった。
主な出演作品
映画
- 七人の侍(1954年、黒澤明監督):百姓
- ゴジラの逆襲(1955年、小田基義監督):護送中の警官
- 獣人雪男(1955年、本多猪四郎監督):捜索隊員
- 大怪獣バラン(1958年、本多猪四郎監督):村の若者・次郎
- コタンの口笛(1959年、成瀬巳喜男監督)
- 潜水艦イ-57降伏せず(1959年、松林宗恵監督)
- ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐(1960年、松林宗恵監督)
- ガス人間第一号(1960年、本多猪四郎監督):観客
- 大坂城物語(1961年、稲垣浩監督)
- モスラ(1961年、本多猪四郎監督):船舶協会観測員
- 太平洋の翼(1963年、松林宗恵監督)
- 戦国野郎(1963年、岡本喜八監督):雑兵
- マタンゴ(1963年、本多猪四郎監督):マタンゴ
- 海底軍艦(1963年 本多猪四郎監督):タクシー転落現場の記者 ※ノンクレジット
- ああ爆弾(1964年、岡本喜八監督):警官
- モスラ対ゴジラ(1964年、本多猪四郎監督):県会議員の秘書
- 君も出世ができる(1964年、須川栄三監督):東和観光社員
- 宇宙大怪獣ドゴラ(1964年、本多猪四郎監督):宙に浮かぶ酔っ払い、自衛隊員
- 三大怪獣 地球最大の決戦(1964年、本多猪四郎監督):野次馬
- 侍(1965年、岡本喜八監督):船頭
- 肉体の学校(1965年、木下亮監督):中年の客
- 血と砂(1965年、岡本喜八監督):ゲリラ
- エレキの若大将(1965年、岩内克己監督):六さん
- フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(1966年、本多猪四郎監督):潜水夫
- キングコングの逆襲(1967年、本多猪四郎監督):輸送船船員(ドクター・フーの手下)
- クレージーの大爆発(1969年、古澤憲吾監督):警備員
テレビ
- ウルトラQ (1966年)
- 第12話「鳥を見た」:動物園飼育係 ※ノンクレジット
- 第17話「1/8計画」:1/8計画応募者 ※ノンクレジット
- 快獣ブースカ 第32話「すてきな快獣の日」(1967年):八百屋の親父
- 帰ってきたウルトラマン 第20話「怪獣は宇宙の流れ星」(1971年):地球防衛庁参謀 ※ノンクレジット