仙台 - 釜石線

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仙台 - 釜石線(宮城交通)
仙台 - 釜石線(宮城交通)

仙台 - 釜石線(せんだい・かまいしせん)は、宮城県仙台市岩手県釜石市を結ぶ高速バスである。

座席定員制であり、乗車前の予約は不要。

運行会社

運行経路

仙台駅前(宮交仙台高速バスセンター40番) - (仙台東IC) -(仙台東部道路) - (三陸沿岸道路) - <宮城交通便のみ:(気仙沼港IC) - 気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ - (気仙沼鹿折IC) - >(陸前高田IC) - 陸前高田駅 - (通岡IC) - (大船渡IC) - サンリアショッピングセンター前 - (大船渡IC) - (釜石中央IC) - 上中島 - 釜石駅前 - 小佐野駅前 - 釜石営業所

  • 気仙沼市 - 陸前高田駅 - サンリアショッピングセンター前 - 釜石市内間相互の乗車も可能(釜石市内のみの乗車は不可)。
  • 休憩は以下の通り実施する。

過去の運行経路

※2021年7月1日までの運行経路。 仙台駅前(宮交仙台高速バスセンター40番) - 広瀬通一番町 - (仙台宮城IC) -(東北自動車道) - (花巻JCT) - (釜石自動車道) - (東和IC) - 道の駅とうわ - 遠野駅前 - 青笹駅前 - 釜石高校前 - 釜石営業所 - 小佐野駅前 - 上中島 - 釜石駅前

  • 金成PA、道の駅とうわにて各10分休憩していた。

運行回数

  • 1日2往復(宮城交通便が毎日1往復、岩手県交通便が金曜日・土曜日・日曜日・祝日のみ1往復)。

主な区間の運賃

※2022年9月16日現在。小児半額。往復割引は設定なし。その他の区間の運賃等は各社の公式サイトで確認のこと。

  • 仙台 - 釜石:大人片道3,300円。
  • 仙台 - サンリアショッピングセンター前:大人片道2,800円。
  • 仙台 - 陸前高田駅:大人片道2,500円。

歴史

  • 2003年平成15年)4月26日 - 宮城交通・岩手県交通の2社共同運行にて運行開始。東北自動車道釜石自動車道経由で1日2往復(各社1往復)。
  • 2007年(平成19年)
    • 7月1日 - 仙人峠道路開通に伴い、遠野市内の運行経路を遠野バイパス回りに変更。バス停廃止(勇町、上郷)および新設(青笹駅前、釜石南高校前、小佐野駅前、上中島)。
    • 12月1日 - 原油価格の高騰により、運賃を値上げ(大人片道・往復とも各200円ずつ)。
  • 2011年(平成23年)
  • 2012年(平成24年)1月10日 - この日より宮城交通が当分の間運休、岩手県交通担当の1往復のみとなる(発券等の支援業務は継続)。
  • 2014年(平成26年)4月1日 - 運賃改定[1]
  • 2019年令和元年)6月21日 - 運賃改定[2][3]
  • 2020年(令和2年)
  • 2021年(令和3年)
    • 7月2日 - この日より運行を再開。従来の東北道(東和・遠野)経由から三陸道経由に変更、所要時間を約30分短縮。あわせてこの日より同年8月31日まで(同年12月31日まで期間延長)の期間限定で、大人片道運賃を2,900円に値下げ[6][7]
    • 12月6日 - この日より大船渡(サンリアショッピングセンター前)に停車。釜石駅前ののりばを駅舎ロータリー内に変更。大船渡 - 釜石間の利用も可能となる[8]
  • 2022年(令和4年)
    • 2月1日 - この日より月曜 - 木曜運休(金土日祝日のみ運行)となる[9]
    • 9月16日 - この日より陸前高田駅停留所への乗り入れを開始[10]。また、宮城交通が気仙沼市にも停車する毎日1往復の運行を開始。これに伴い東北自動車道経由で運行していた仙台 - 大船渡線は運行を終了[11]。両社便とも、気仙沼(宮城交通便のみ) - 陸前高田 - 大船渡 - 釜石相互間の利用が可能となる[12]

使用車両

乗車券発売箇所

  • 宮交仙台高速バスセンター(仙台 - 釜石間のみ)
    • その他の区間は車内での現金精算となる(宮城交通便のみ交通系ICカードが利用可能[11])。

利用状況

年度 運行日数 運行便数 年間輸送人員 1日平均人員 1便平均人員
2003(平成15)年度 341 1,341 16,317 47.9 12.2
2004(平成16)年度 365 1,462 19,911 54.6 13.6
2005(平成17)年度 365 1,461 19,816 54.3 13.6
2006(平成18)年度 365 1,454 19,515 53.5 13.4
2007(平成19)年度 366 1,469 20,201 55.2 13.8

脚注

  1. ^ 【宮城交通】 高速バス 主な区間の運賃表(2014年4月1日改正)(宮城交通) (PDF)
  2. ^ 昼行高速バス運賃改定のお知らせ”. 岩手県交通. 2019年6月22日閲覧。
  3. ^ 高速バス 6月21日運賃改定のお知らせ”. 宮城交通 (2019年5月20日). 2019年6月22日閲覧。
  4. ^ 新型コロナウイルスの影響による高速バス等の運休・減便等について(4/21現在)”. 岩手県交通. 2020年4月23日閲覧。
  5. ^ 新型コロナウイルスの影響による高速バス等の運休・減便等について (6/26現在)”. 岩手県交通. 2020年6月28日閲覧。
  6. ^ “釜石―仙台 高速バス運行開始 県交通、新路線で再開”. 岩手日報. (2021年7月3日). オリジナルの2022年9月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220308231508/https://www.iwate-np.co.jp/article/2021/7/3/98993 2021年7月3日閲覧。 
  7. ^ 「釜石仙台線」運行再開と経路変更について”. 岩手県交通. 2022年9月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月28日閲覧。
  8. ^ "三陸沿岸道路経由 高速バス釜石=仙台線 大船渡市 『サンリアショッピングセンター前』 バス停への新規停車について" (PDF) (Press release). 岩手県交通. 22 November 2021. 2022年9月19日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2021年12月12日閲覧
  9. ^ 「盛岡仙台線」「釜石仙台線」の運行について”. 岩手県交通. 2022年2月3日閲覧。
  10. ^ "「釜石仙台線」 陸前高田駅への乗り入れ開始について" (PDF) (Press release). 岩手県交通. 5 September 2022. 2022年9月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2022年9月17日閲覧
  11. ^ a b 9月16日~ 高速バス「仙台~大船渡線」と「仙台~釜石線」を統合します。”. 宮城交通 (2022年9月5日). 2022年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月17日閲覧。
  12. ^ “高速バス仙台-大船渡、釜石の2路線統合 16日から新ダイヤ”. 河北新報. (2022年9月13日). オリジナルの2022年9月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220913095334/https://kahoku.news/articles/20220913khn000005.html 2022年9月19日閲覧。 

外部リンク