ヴォーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。58.98.250.195 (会話) による 2015年7月28日 (火) 10:54個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎人口: テキストを無理に回り込ませなくても良いでしょう)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ヴォーン
標語"The City Above Toronto"(廃止)

ヨーク地域内の位置
ヨーク地域内の位置
座標:北緯43度50分00秒 西経79度30分00秒 / 北緯43.83333度 西経79.50000度 / 43.83333; -79.50000
基礎データ
カナダの旗 カナダ
 オンタリオ州
行政区 ヨーク地域
都市名 ヴォーン
英語名 City of Vaughan
入植日 1792年
創設日 1850年
面積 273.58 km²
人口 2006年[1]
 - 市域 238,866 人
 - 人口密度 873.1 人/km²
時間帯 東部標準時(EST)、UTC-5
夏時間 東部夏時間(EDT)、UTC-4
郵便番号 L0J,L4H,L4J,L4K,L4L,L6A
市外局番 +1-905、+1-289
公式サイト

ヴォーン(英:City of Vaughan)は、カナダオンタリオ州トロントの北に位置するヨーク地域Regional Municipality of York)にある市。カナダでも最も急速に人口が増加している都市のひとつである。トロント郊外に住宅街が広がっており、グレータートロント(GTA)の一部を構成している。「ボーン」と表記する場合もあるが少ない。

地理

人口

民族[2] 人口(人) 割合(%)
イタリア系 79,835 43.96%
ユダヤ系 33,705 16.90%
カナダ人 18,950 10.43%
イギリス系 9,345 5.14%
インド系 8,930 4.91%
中華系 7,435 4.09%
ロシア系 4,490 3.36%
ポーランド系 5,855 3.22%
アイルランド系 5,635 3.10%
アフリカ系 3,580 1.97%

ヴォーン市はカナダでも急速に人口が増加している都市のひとつで、1996-2001年と2001-2006年のそれぞれの5年間に30%を超える人口増加率記録している[要出典]。1996年の人口が13万2,549人、2006年が23万8,866人と、わずか10年間に10万人以上人口が増加した。2001年統計[要出典]によると、14歳以下の若年層人口の割合が22.3%で65歳以上の高齢者人口比率は8.15%であり、都市の平均年齢は34.1歳と州内でも特に年齢構成の若い都市[要出典]となっている。

南ヨーロッパ系(イタリア)や東ヨーロッパ系(ロシア、ポーランド)のほか、ユダヤ系人口が州内でも多く、有色人種の比率は19%、このうち南アジア系の比率が最も高い[要出典]

歴史

1615年にフランスの探検家がこの土地に訪れたことはあった[要出典]が、町が組織されたのは1792年である。

道路が整備されていなかった当時、内陸に位置している地勢から、この地域へ訪れるのは困難なものであった。そのため、初期の入植者はわずかであったがアメリカペンシルベニア州から移ってきたドイツ系の人々や、わずかではあるがイギリスをルーツにする人々、フランス王党派の人々などが定着していった。

1814年以降、アメリカからの移民に変わってイギリスからの新しい移民が増え[要出典]、それによって農業に従事する人々がほとんどだったコミュニティに、高い技術を持った貿易商が入り、街の発展に大きく貢献することとなる。

1935年には4,873人の定住者がいたに過ぎなかったが、第二次世界大戦のあおりを受け、移民者がこの土地に数多く流入した結果、1960年には1万5,957人まで増えた[要出典]。同時に民族構成も大きく変わり、イタリア系やユダヤ系、東ヨーロッパ系などが加わった。

1971年にヴォーンを含む周囲の自治体が新たに「ヨーク地域」に統合された。ヴォーンは1991年に市に昇格した。現在でも、クラインバーグ(Kleinburg)、メイプル(Maple)、ソーンヒルThornhill)、ウッドブリッジ(Woodbridge)など、ヴォーン市に含まれる村は独自の特徴と歴史を持つコミュニティーとして存在している。

交通

市内交通

姉妹都市・友好都市

観光

脚注

外部リンク