マット安川

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マット安川(マットやすかわ、1973年1月10日 - )は、神奈川県横浜市出身の実業家ラジオパーソナリティプロデューサー。株式会社オフィスヤスカワ代表取締役。本名:安川 昌之(やすかわ まさゆき)[1]

来歴

幼少時代

神奈川県横浜市戸塚区平戸にて、タレント、実業家であるミッキー安川の長男として生まれる。厳格な父親のもとで野球に打ち込む幼少期を過ごす。

横浜高校渡辺元智監督に野球を学びたいとの思いから、当時再開したばかりの横浜高校付属中学校に入学。中学校に野球部がなかったため、中学1年の頃から、先生に隠れて高校野球部の練習に参加し、横浜高校の野球部に実質6年間在籍している。横浜高校の同期には元横浜ベイスターズ鈴木尚典がおり、今でも交友関係が続いている。横浜高校卒業後は、野球を続けるために東北福祉大学に進学している。

単身アメリカへ

大学卒業後、テレビ朝日映像に就職するが、会社の看板ではなく自分の力で仕事をしたいと一念発起し、単身で渡米。サンディエゴの法律事務所に所属し、野球時代の経験を活かして、プロスポーツエージェントの支援サービスを立上。平行して、現地での培ったネットワークで海外留学生50人以上[2]の留学、ホームステイなどの国際交流を支援した。

日本に帰国

2001年に、父ミッキー安川の経営する「ミッキーラーメン」事業の立て直しのために帰国。ラーメン店から、カリフォルニア料理を提供するバーに業態転換を図って立て直しを図るが、2006年に閉店した。飲食店の経営と並行して、アメリカのプロスポーツエージェント支援時代に培ったノウハウを活かして、鈴木の他、相川亮二谷繁元信多村仁志横浜ベイスターズ選手のトレーニングパートナーとして活躍。2004年のシーズンには、多村のエージェントとして契約し、3割、40本塁打の達成を支援した。

ラジオへの進出

スポーツビジネスに詳しいことでラジオ日本から声がかかり、2005年に「マネースポーツ」の番組の企画、ラジオパーソナリティを開始。ラジオ枠での契約のため、スポンサーも自分で集める必要があり、ラジオスポンサー営業、ラジオパーソナリティ、トレーニングパートナー、飲食店経営をこなす。2007年には、ラジオ日本でのビジネス番組「価値組ビジネス」を企画、放送を開始した。

父の死を受けラジオ番組を受け継ぐ

父親のミッキー安川がパーソナリティを務め、歯に衣着せぬ内容で人気があったラジオ日本の看板番組『ミッキー安川の「勝負」シリーズ』が放送されていたが、2009年12月下旬よりミッキー安川の体調不良により代役を務める。2010年1月、父親のミッキー死去に伴って2010年2月より正式に引き継ぎ「マット安川の「勝負」シリーズ」が放送された[3]。これらの番組も、スポンサーをマット安川自身で取ってくる必要があり、パーソナリティとスポンサー営業により多忙な日々を過ごす。

父親から引き継いだ番組は、10年間の節目を持って2020年3月27日に終了したが、毎週日曜朝の「マットとかなめの価値組Sunday!」に加え、企業ブランディングに特化した6本の番組プロデューサーをしている。また、ラジオでの多くのレギュラー番組を通じて、述べ3000人以上の経営者、スポーツ選手、政治家とのネットワークを確立しており、そのネットワークを活用した事業マッチングビジネス、経営コンサルティングビジネスを展開している。

ラジオ番組

ラジオ番組の出演者とスタイル

  • マット安川がパーソナリティを担当するラジオでは、スポーツ関係に留まらず企業の経営者や国際関係団体・政治家が多く出演している。
  • 「マットとかなめの価値組Sunday!」ではサイボウズ青野グロービスクラウドワークスの吉田を始め、GMOぐるなびライフネット生命ブックオフ良品計画などの企業の経営者が出演し、各社のビジネスの儲けのポイント、イノベーションの秘訣について鋭く切り込んでいる。
  • 「マット安川のスーパーフライデー」では、プロ野球関係者に加えてサッカー・バスケットボール・陸上・プロレスなどのスポーツ関係者が多く出演している。
  • 「マット安川のずばり勝負」では、安倍晋三を始め、平沢勝栄猪瀬直樹などの政治家が出演しており、その主張を引き出すと共にリスナーからの鋭い質問で切り込んでいくスタイルで、ラジオ日本の看板番組になっていた。

現在放送中の番組

終了した番組

  • 「マット安川のオレンジマンデー」アール・エフ・ラジオ日本
  • 「マット安川のゴルフ放談」アール・エフ・ラジオ日本
  • 「マット安川の雑オロジー」アール・エフ・ラジオ日本
  • 「マット安川のmusic.」アール・エフ・ラジオ日本
  • 「マット安川のスーパーフライデ―」アール・エフ・ラジオ日本
  • 「マット安川のエンタラジオ」アール・エフ・ラジオ日本
  • 「マット安川のずばり勝負」(マット安川の「勝負」シリーズ)アール・エフ・ラジオ日本

脚注

  1. ^ AM1422kHz ラジオ日本 -”. AM1422kHz ラジオ日本. 2021年2月18日閲覧。
  2. ^ 日本をはじめ韓国・台湾・スイス・イタリア・ドイツ・ブラジル・チェコ・タイ等。
  3. ^ ミッキー安川さん死去、昨年末から入院 - 芸能ニュース”. nikkansports.com. 2021年2月18日閲覧。
  4. ^ 番組前半は「凰稀かなめのまったりフェニックス」から始まり、後半はマット安川に交代して「価値組ビジネス」を放送。番組の合間には歌謡曲が流されている。

外部リンク