ビワイチ
NCR | |
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ビワイチ | |
ぐるっとびわ湖サイクルライン | |
総延長 | 193km |
制定年 | 2019年 |
起点 | 滋賀県大津市唐橋町 |
滋賀県の 大津市 草津市 守山市 野洲市 近江八幡市 東近江市 彦根市 米原市 長浜市 高島市を巡行する環状線 | |
終点 | 滋賀県大津市唐橋町 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
ビワイチとは「琵琶湖一周」の略称、そして琵琶湖を一周する長距離サイクリングルートの名称であり[1]、ナショナルサイクルルートの一つとして選ばれている[2]。
2018年滋賀県発行の「ビワイチ推進総合ビジョン」によると起源は定かではないが、滋賀県内では湖周道路の整備にともない琵琶湖を自転車で一周する文化が醸成されていた。1987年に大規模自転車道である滋賀県道601号守山大津志賀自転車道線を指定し、2001年に、現在のナショナルサイクルルート指定のコースとほぼ一致する「ぐるっとびわ湖サイクルライン」を設定し、サイクリングマップを配布するとともに案内看板などの環境整備を行った。 関連団体としては2009年に「輪の国びわ湖推進協議会」2012年に自転車の日常利用と観光利用を推進することをめざした「滋賀プラス・サイクル推進協議会」が設立されている。
ルート
瀬田の唐橋を起終点として、反時計回りに回る環状コースである。これを左側通行することで湖岸に近い側を走行することとなる。 極力幹線道路を避けているコースになっており、この地域の代表的な幹線道路である国道1号は含まれず、国道8号および、国道161号、そして、国道161号の旧道である滋賀県道558号も極力避けられており、可能な限り迂回されている。なお、琵琶湖大橋より南の湖西側は整備が遅れており、ここを避けて、国道477号琵琶湖大橋を渡り北湖を一周してビワイチ完走とすることも多い。
以下の道のあたりを通る。正確な地図は輪の国びわ湖推進協議会による地図などを参照のこと。
- 滋賀県道559号
- 滋賀県道25号
- 滋賀県道2号
- 滋賀県道331号
- 滋賀県道44号
- 滋賀県道514号
- 滋賀県道336号
- 国道8号
- 国道303号
- 滋賀県道557号
- 滋賀県道54号
- 滋賀県道333号
- 滋賀県道304号
- 国道161号
- 滋賀県道307号
- 滋賀県道558号
- 滋賀県道601号
- 滋賀県道102号
アクセス
公共交通機関によるアクセスが推奨されており、ナショナルサイクルルートの指定要件であるゲートウェイは、米原駅に設けられた米原駅サイクルステーションが指定されている。輪の国びわ湖推進協議会によれば車によるアクセスでは大津港前の有料駐車場を案内しており、周辺の道の駅などへの駐車は推奨していない[3]。
ビワイチを強く推進している守山市は琵琶湖大橋東詰から北のエリアでビワイチの受け入れ環境を整備しており、ピエリ守山の駐車場の一区画や美崎公園[1]の駐車場でビワイチの利用者を受け入れている[4]他、第2なぎさ公園に田中セシルをモデルにしたビワイチを象徴するモニュメントを建て、付近の琵琶湖マリオットホテルにはレンタサイクルが可能なジャイアントストアが入っており、部屋に自転車を持ち込めるなどビワイチ目的の宿泊者に便宜を図っている。また、美崎公園と第2なぎさ公園をあわせて整備し、自転車利用者に特化した道の駅の整備を検討している[5]。
休憩施設
トイレなどを備えた休憩施設は道中に84箇所存在し間隔は平均2km、最大15kmほどある。
沿線の道の駅としては
がある。
観光施設
申請では以下の施設が挙げられている[1]。
脚注
- ^ a b ナショナルサイクルルート指定に関する審査総括表
- ^ 第1次ナショナルサイクルルートを指定しました!
- ^ びわ湖への行き方 輪の国びわ湖推進協議会
- ^ 【琵琶湖岸の駐車場】ビワイチに便利な無料駐車場 守山市
- ^ 道の駅整備検討