ニューヨーク・ドールズ
ニューヨーク・ドールズ | |
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基本情報 | |
出身地 |
アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューヨーク市 |
ジャンル |
プロトパンク グラム・パンク パンク・ロック |
活動期間 |
1971年 - 1976年 2004年 - |
レーベル |
マーキュリー・レコード ロードランナー・レコード アトコ・レコード |
公式サイト | (英語) New York Dolls |
ニューヨーク・ドールズ (New York Dolls) は、アメリカ合衆国ニューヨーク出身のロックバンド。後のパンク・ロックに多大な影響を及ぼした。
メンバー
オリジナルメンバー
- デイヴィッド・ヨハンセン:ボーカル
- ジョニー・サンダース:ギター
- リック・リヴェッツ:ギター
- アーサー・"キラー"・ケイン:ベース
- ビリー・マルシア:ドラム
黄金期メンバー
- デヴィッド・ヨハンセン:ボーカル
- ジョニー・サンダース:ギター
- シルヴェイン・シルヴェイン:ギター
- アーサー・"キラー"・ケイン:ベース
- ジェリー・ノーラン:ドラム
再結成メンバー
- デヴィッド・ヨハンセン:ボーカル
- シルヴェイン・シルヴェイン:ギター
- アーサー・"キラー"・ケイン:ベース
- スティーブ・コンテ:ギター
- ブライアン・クーニン:キーボード
- ゲイリー・パウエル(リバティーンズ):ドラム
『反逆という名の伝説』ゲスト
略歴
- 1971年、デヴィッド・ヨハンセンとジョニー・サンダースが主になって結成。
- 1972年にギターのリックが脱退。シルヴェイン・シルヴェインが加入。
- フェイセズのUKツアーのオープニング・アクトに起用され、その激しいライヴや中性的なファッションが注目を集め、アンディ・ウォーホルやルー・リード、デヴィッド・ボウイらから絶賛される。
- ツアー中にドラムのビリーが死亡(ドラッグを服用後、ホテルの浴槽で溺死している所を発見される)。バンドは新たにジェリー・ノーランを加えて黄金期メンバーとなる。
- 1973年、デビュー・アルバム『ニューヨーク・ドールズ』発表。(プロデューサーはトッド・ラングレン)
- 1974年、2作目の『悪徳のジャングル』発表。後期ニューヨーク・ドールズのマネージャーは、後にセックス・ピストルズをデビューさせたマルコム・マクラーレンであった。
- 1975年、初来日後にジョニーとジェリーがニューヨーク・ドールズを脱退。バンドは「ドールズ」名義で活動を続ける。
- 1977年、正式解散。
- 1991年4月23日、ジョニーが死去。
- 1992年1月14日、ジェリーが死去。
- 2004年6月18日、再結成。
- 2004年7月13日、アーサー・"キラー"・ケイン、白血病の合併症のため死去。
解散後
活動当時はケバケバした女装ファッションや度重なるステージでの暴力行為、センセーショナルな言動、メンバーのアルコールやドラッグのトラブルなどでキワモノ扱いを受けたこともあり人気は持続せず、アルバム2作を残して解散してしまった。だが、その後サンダースがパンク勃興期のイギリスで人気を得たこともあり、ラモーンズやセックス・ピストルズなどの英米のパンクミュージシャンに影響を与え、パンクとグラムロックの先駆的な開拓者として評価されている。また、元ザ・スミスのモリッシーが、ニューヨーク・ドールズのファンクラブを主宰していたこともある。2004年の再結成は、彼の尽力によるもの。
1975年に在籍していたブラッキー・ローレスは1982年にヘヴィメタルバンド「W.A.S.P.」を結成している。
アルバム
- ニューヨーク・ドールズ - New York Dolls (1973年)
- 悪徳のジャングル - Too Much Too Soon (1974年)
- 反逆という名の伝説 - One Day It Will Please Us to Remember Even This (2006年)
- コーズ・アイ・セッズ・ソー - Cause I Sez So (2009年)
外部リンク
- (英語) New York Dolls - 公式ウェブサイト
- New York Dolls - Myspace