コンテンツにスキップ

オルトコロナウイルス亜科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。EmausBot (会話 | 投稿記録) による 2011年6月30日 (木) 11:01個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (r2.6.4) (ロボットによる 追加: kk:Коронавирустар)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

コロナウイルス科
コロナウイルス
分類
: 第4群(1本鎖RNA +鎖)
: ニドウイルス目
: コロナウイルス科
(本文参照)

コロナウイルス(Coronavirus)は、一本鎖 (+) RNAウイルスニドウイルス目コロナウイルス科のウイルスをさし、コロナウイルス属トロウイルス属を含む。

エンベロープ表面に存在する突起によって太陽のコロナのような外観を持つことからこの名が付いた。

ウイルスの増殖は細胞質内で行われ、小胞体ゴルジ装置から出芽する。

コロナウイルスの中にはエンベロープにヘマグルチニンエステラーゼを有し、赤血球凝集性を示す種が存在する。

SARSウイルスは既知のコロナウイルスと大きく異なった塩基配列を持つことが示された[1]

コロナウイルス属のゲノムはRNAウイルス中最大(約30kb)である。

分類

関連項目

参考文献

  • 原澤亮 「動物ウイルスの新しい分類(2005)」 『獣医畜産新報』 58号 921-931頁 2005年 ISSN 0447-0192
  • 見上彪監修 『獣医感染症カラーアトラス』 文永堂出版 2006年 ISBN 4830032030