オルトコロナウイルス亜科
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コロナウイルス科 | |||||||||
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コロナウイルス
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分類 | |||||||||
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属(本文参照) | |||||||||
コロナウイルス(Coronavirus)は、一本鎖 (+) RNAウイルスのニドウイルス目のコロナウイルス科のウイルスをさし、コロナウイルス属、トロウイルス属を含む。
エンベロープ表面に存在する突起によって太陽のコロナのような外観を持つことからこの名が付いた。
ウイルスの増殖は細胞質内で行われ、小胞体やゴルジ装置から出芽する。
コロナウイルスの中にはエンベロープにヘマグルチニンエステラーゼを有し、赤血球凝集性を示す種が存在する。
SARSウイルスは既知のコロナウイルスと大きく異なった塩基配列を持つことが示された[1]。
コロナウイルス属のゲノムはRNAウイルス中最大(約30kb)である。
分類
- コロナウイルス属(Genus Coronavirus)
- イヌコロナウイルス(Canine coronavirus)
- ネココロナウイルス(Feline coronavirus)
- ブタ伝染性胃腸炎ウイルス(Transmissible gastroenteritis virus)
- 鶏伝染性気管支炎ウイルス(Infectious bronchitis virus)
- マウス肝炎ウイルス(Mouse hepatitis virus)など
- トロウイルス属(Genus Torovirus)
- ウシトロウイルス(Bovine torovirus)
- ウマトロウイルス(Equine torovirus)など
関連項目
参考文献
- 原澤亮 「動物ウイルスの新しい分類(2005)」 『獣医畜産新報』 58号 921-931頁 2005年 ISSN 0447-0192
- 見上彪監修 『獣医感染症カラーアトラス』 文永堂出版 2006年 ISBN 4830032030