カドゥナ州

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カドゥナ州
州の愛称: 自由な州
カドゥナ州の位置
ナイジェリアの国旗 ナイジェリア
州都カドゥナ
設置日1967年5月27日
公用語英語
面積46,053 km² (4位)
人口
 -1991年 国勢調査
 -2005年 推計
3位
3,935,618 人
4,849,075 人
ISO 3166-2:NGNG-KD
公式サイトKADUNA STATE WEB SITE

カドゥナ州 (カドゥナしゅう、Kaduna State) は、ナイジェリアの中北部の。州都はカドゥナ

地理

北東にカノ州バウチ州、南東にプラトー州ナサラワ州、南西にアブジャ首都圏ナイジャ州、北西にザムファラ州と接する。

歴史

1967年に当時の北部州が6分割されて北部中央州として設置された。1976年にカドゥナ州に改名された。1987年には北部がカツィナ州に分割された。

産業

州の産業の80%は農業で、綿が主産業である。

他には:ヤムイモ雑穀キビアワ)、生姜キャッサバなど。

他の重要な産業は畜産家禽山羊など。

ミネラル蛇紋岩石綿アメジスト

行政

カドゥナ州には 23の地方行政区 (Local Government Area, LGA) が置かれている。

  • イガビ
  • イカラ
  • カウラ
  • カウル
  • カガルコ
  • カジュル
  • カチア
  • 北カドゥナ
  • 南カドゥナ
  • サボン=ガリ
  • サンガ
  • ザンゴ=カタフ
  • ジェマア
  • ジャバ
  • ソバ
  • チクン
  • ビルニン=グワリ
  • マカルフィ
  • レレ

住民

ハウサ族、グワリ族、カタブ族、バジュ族が主要な民族であるが、36の先住民がいる[1]

治安

2011年の大統領選挙を受けて、イスラム教徒とキリスト教徒の対立が激化。暴動により多数の死傷者が生じた[2]。この地方のイスラム教徒の多くは遊牧民であり、キリスト教徒の多くは農耕民であるため、土地利用の軋轢が宗教上の衝突に発展しやすい素地がある。2014年3月14日から15日にかけてもキリスト教徒の村々が襲撃を受け、100人以上が死亡する事件が発生した[3]

脚註

外部リンク