コンテンツにスキップ

エズリ・ダックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。ChuispastonBot (会話 | 投稿記録) による 2012年1月11日 (水) 16:02個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (r2.7.1) (ロボットによる 追加: ro:Ezri Dax)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

エズリ・ダックス(Ezri Dax)は、SFテレビドラマ『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』に登場する人物の一人で、共生生物ダックスの9番目のホスト(演:ニコール・デボア、日本語版での声:石塚理恵)。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


概要

エズリはジャッジア・ダックスが死亡したことをうけ、次にダックスが移植されたトリル人女性。旧姓・ティーガン(Tigan)。USSデスティニーでダックスをトリルに輸送中容態が急変した為、偶然乗り合わせていた唯一のトリル人であるエズリに急遽移植された。通常合体するトリル人が受ける訓練をまったく積んでいなかった上に、本人の希望でもなかった為、合体後は苦労することになる。

シスコの要請でカウンセラーとしてディープ・スペース・ナインに赴任する。先代のジャッジアがポジティブな性格でいたずら好き、男顔負けの体術を持つエリート科学士官だったのに対し、エズリはネガティブ、物事を客観的に見がちで体術も苦手、カウンセラーとしての技術も半人前とかなり性格は異なるが、ジャッジアの記憶に翻弄されることが多かった。その為、ジャッジアの夫であったウォーフと微妙な関係が続いていたが、後に友人となり、ジャッジアの時は友人だったベシアと交際するようになる。

2380年にはディープ・スペース・ナインを離れヴェスタ級U.S.S.アヴェンティーノの第2副長に就任するが、翌年のアカマー星系での対ボーグ防衛戦において艦長および副長が戦死してしまう。その際、エズリは勇敢に指揮を執って艦とクルーを守り抜いた。この功績を艦隊司令部に高く評価され、2階級特進してU.S.S.アヴェンティーノの艦長に任命された。(「Star Trek:Destiny」)

家族は連邦領域内の惑星で鉱山を経営している。母親は独善的な性格で、エズリはそれを嫌い家を飛び出し宇宙艦隊に入隊したという過去がある。ある事件がきっかけで弟は現在連邦刑務所に服役中。

平行世界のエズリは賞金稼ぎ。同性愛者でキラ・ネリスの愛人だったが、相棒のフェレンギ人ブラントを殺された為離反する。

経歴

  • U.S.S.アヴェンティーノ 艦長(大佐、デクサー艦長およびトヴァック副長の戦死を受けての戦時特進)(「Star Trek:Destiny」)
  • U.S.S.アヴェンティーノ 第2副長(少佐)(「Star Trek:TNG -Greater Than the Sum-」)
  • U.S.S.ディファイアント 副長(大尉)
  • ディープ・スペース・ナイン カウンセラー(中尉、後に大尉に昇進)
  • U.S.S.デスティニー カウンセラー補(少尉)
  • 2374年、宇宙艦隊アカデミー卒業

家族

  • ヤーナス・ティーガン(母)
  • ジャネル・ティーガン(兄)
  • ノーヴォ・ティーガン(弟)