アガメムノーン (アイスキュロス)
『アガメムノーン』(希: Ἀγαμέμνων, Agamemnōn、羅: Agamemnon)は、アイスキュロスによるギリシア悲劇の1つであり、「オレステイア」三部作の中の一篇。
文字通り、トロイア戦争におけるギリシア側の総大将であるミュケーナイのアガメムノーンを題材とした作品であり、彼の帰還から死の直前までを、殺害者である妻クリュタイムネーストラー等の言動を中心に描く。
紀元前458年のアテナイにおけるディオニューソス祭にて、「オレステイア」三部作の他の二篇、およびサテュロス劇『プローテウス』と共に上演された[1]。
構成
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日本語訳
- 『アガメムノン』 呉茂一訳、岩波文庫、1951年
- 『アガメムノーン』 久保正彰訳、岩波文庫、1998年
- 『悲壯劇 アイスキュロス』「アガメムノーン」 生活社、1943年
- 『ギリシア悲劇全集 1 アイスキュロス』「アガメムノーン」 人文書院、1960年
- 『ギリシャ悲劇全集 1 アイスキュロス』「アガメムノーン」 鼎出版会、1979年
- 『ギリシア悲劇 1 アイスキュロス』「アガメムノン」 ちくま文庫、1985年
- 元版 『世界古典文学全集8 アイスキュロス・ソポクレス』「アガメムノン」 筑摩書房、1964年
- 『ギリシア悲劇全集 1 アイスキュロス』「アガメムノーン」 岩波書店、1990年
- 『古典劇大系 第一巻・希臘編 1』「アガメムノーン」 近代社、1925年
- 『世界戯曲全集 第一巻・希臘編』「アガメムノーン」 近代社、1927年
- 『世界文學大系 2 ギリシア・ローマ古典劇集(朱版)』「アガメムノン」 筑摩書房、1959年
- 『世界文學大系 2 ギリシア・ローマ古典劇集(黒版)』「アガメムノン」 筑摩書房、1959年
- 『ギリシア劇集』「アガメムノン」 新潮社、1963年
- 『世界文学全集 1 オデュッセイア 古典悲劇集』「アガメムノーン」 集英社、1974年
翻案
- 『アガメムノーン』 (古典劇大系 第三巻・羅馬編に収載) セネカ著 村松正俊訳、近代社、1926年
- 『アガメムノン』 (西洋古典叢書 セネカ悲劇集2に収載) 大西英文訳、京都大学学術出版会、1997年
脚注・出典
- ^ 『全集1』 岩波 p.269