LST-19 (戦車揚陸艦)

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LST-19
基本情報
建造所 ドラヴォ・コーポレーション
運用者  アメリカ海軍
艦種 戦車揚陸艦 (新造時)
病院船 (1945年9月15日類別変更)
級名 LST-1級戦車揚陸艦
艦歴
起工 1942年10月22日
進水 1943年3月11日
就役 1943年5月15日
退役 1946年3月20日
最期 1947年12月5日にスクラップのため売却処分
除籍 1946年5月1日
要目
排水量 軽荷:1,780ロングトン (1,809 t)
満載:3,880ロングトン (3,942 t)
長さ 328 ft (100 m)
50 ft (15 m)
吃水 無装荷時:
艦首: 2 ft 4 in (0.71 m)
艦尾: 7 ft 6 in (2.29 m)
装荷時 :
艦首: 8 ft 2 in (2.49 m)
艦尾: 14 ft 1 in (4.29 m)
推進 ゼネラル・モータース12-567ディーゼルエンジン2基、シャフト2基、ツインラダー
速力 12ノット
乗員 士官、兵員計約140人
搭載人員 士官8-10人、兵員100-115人
兵装単装40mm機関砲架 5基
単装20mm機関砲架 6基
50口径機関銃 2基
30口径機関銃 4基
搭載艇 LCVP2-6隻
その他 従軍星章4個
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LST-19 (USS LST-19)は、第二次世界大戦中にアメリカ海軍が運用していたLST-1級戦車揚陸艦の19番艦である。太平洋で活躍し、4つの従軍星章を授与された。

1942年10月22日ペンシルバニア州ピッツバーグドラヴォ・コーポレーションにて起工され、翌年3月11日にフランセス・P・ゴット夫人により命名され進水。同年5月15日に就役し、1945年9月15日に病院船(LST(H))と類別変更された。

太平洋での活躍[編集]

第二次大戦中、アジア・太平洋戦線にて以下の作戦に参加した。

病院船への転換[編集]

大戦が終結すると、戦車揚陸艦から病院船へ鞍替えした。

病院船としての活動[編集]

LST(H)-19となった本艦は、1945年10月、11月に極東での占領任務にあたった。

退役[編集]

1946年3月20日に退役し、5月1日に除籍処分となった。翌年12月5日ニュージャージー州バーバーのShips and Power Equipment Co.,にスクラップのため売却された。

参考文献[編集]

関連項目[編集]