JPNAP

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JPNAP (Japan Network Access Point) は、インターネットマルチフィード株式会社が日本で提供する商用インターネットエクスチェンジである。NTTグループIIJが中心となって設立した同社は、もとはデータセンター専業であったが、2001年5月にJPNAPを設立した。

沿革[編集]

  • 2001年5月 - JPNAP商用サービス化[1]
  • 2002年1月 - JPNAP大阪サービスを開始[2]
  • 2003年1月 - 10ギガビットイーサネットの接続を開始[3]
  • 2008年1月 - JPNAP東京IIサービス提供開始[4]
  • 2012年7月 - 100ギガビットイーサネットの接続を開始[5]
  • 2021年1月 - JPNAP福岡サービスを開始[6]
  • 2021年3月 - JPNAP仙台サービスを開始[7]
  • 2022年8月 - JPNAP東京にて400ギガビットイーサネットの接続を開始[8]

エリア・接続拠点[編集]

東京・大阪・福岡・仙台の4エリアにてサービスを提供している。それぞれのエリアはネットワークとして独立しているが、福岡・仙台については「JPNAP東京接続オプションサービス」を利用することで、東京への接続が可能である。

IX接続インターフェースはギガビット・イーサネット10ギガビット・イーサネット100ギガビット・イーサネット、400ギガビット・イーサネットの4種類がある。また、全ての拠点にてIPv4/IPv6 デュアルスタックサービスを開始している。

加入者一覧[編集]

JPNAP東京には以下のユーザが加入している(2008年9月現在・公表分のみ)[9]

脚注[編集]

  1. ^ 分散型インターネット相互接続サービス「マルチフィードJPNAPサービス」の本格サービス開始について”. インターネットマルチフィード. 2023年7月12日閲覧。
  2. ^ JPNAP大阪のサービス開始について”. インターネットマルチフィード. 2023年7月12日閲覧。
  3. ^ JPNAP10Gサービス提供開始について”. インターネットマルチフィード. 2023年7月12日閲覧。
  4. ^ 「マルチフィードJPNAP東京IIサービス」の提供開始について”. インターネットマルチフィード. 2023年7月12日閲覧。
  5. ^ JPNAP 100ギガビットイーサネット・インタフェースの提供開始について ~アジア初の100GbE対応IXサービス~”. インターネットマルチフィード. 2023年7月12日閲覧。
  6. ^ JPNAP福岡サービスをQTnetデータセンターにて開始”. インターネットマルチフィード. 2023年7月12日閲覧。
  7. ^ JPNAP 仙台サービスの開始について”. インターネットマルチフィード. 2023年7月12日閲覧。
  8. ^ JPNAPサービスにおける「400GbEポート」の提供開始について”. インターネットマルチフィード. 2023年7月12日閲覧。
  9. ^ 最新の加入者はJPNAP Webサイト https://www.jpnap.net/ix/customer.html にて確認できる

関連項目[編集]

外部リンク[編集]