CD EXTRA

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CD EXTRA/CD-EXTRA(シーディー エクストラ 正式名称:Enhanced Music Compact Disc)は一枚のCDCD-DA(音楽)とデータを共存させているマルチセッションCD、あるいはブルーブックに規定されている仕様の名称である。

英語圏では Enhanced CD と呼ばれ、音楽CDのボーナス・ディスクとして付いて来る場合が多い。

利用者は音楽を一般的なオーディオプレーヤー、データをパソコンで表示・実行することが出来る。

流通上は音楽CDとして扱われることが多い。一般的にCDショップで発売されることが多く、パソコンショップで発売されることは少ない。

概説[編集]

日本国内で初めてリリースされたCD EXTRAは、野呂一生のアルバム『トップ・シークレット』(1996年3月21日発売)である。

現在ではCD EXTRAは音楽CDの余剰部分を利用して特典の映像や画像を収録されている場合が多い。

通常の音楽CDはCDのディスク自体を一つのセッション(ファイルが収録されている部分の総称)で記録されているが、CD EXTRAでは音楽用のセッションとデータ用のセッションに分けている。オーディオプレーヤーはCD-DAのセッションを再生するため音楽が再生され、パソコンでは両方のセッションを扱えるため音楽に加えデータ部分のセッションを表示することが出来るのである。

開発時はCD Plusという規格名だったが、発表後ほどなくして規格名を変更した。現在は、CD EXTRAのディスクに記してあるロゴマーク(通常のCD-DAロゴの横に「+」が付記されたもの)にその名残を残している。

ミックスモードCD[編集]

CD EXTRAと同じような規格として、ミックスモードCDがあげられる。

CD EXTRAでは音楽用のセッションとデータ用のセッションに分けているが、ミックスモードCDはデータ用と音楽用の領域を、通常の音楽CDと同じくディスク自体を一つのセッションで記録している。1トラック目にデータが記録され、2トラック目以降は音楽データが記録されている。

ミックスモードCDでは、1トラック目をオーディオプレーヤーで再生すると、機器や人体に障害を及ぼす[要出典]危険があるなどの欠点があった。これらの欠点を改良したものがCD EXTRAである。

ミックスモードCDの例としては、PCエンジン CD-ROM²/SUPER CD-ROM²FM TOWNSメガCD、初代プレイステーション(ミックスモードCDでは無いゲームソフトもある)のCD-ROMが挙げられる。

関連項目[編集]