CD+G

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CD+G
CD-GRAPHICS logo.png
メディアの種類 光ディスク
記録容量 最大およそ700MB(オーディオでは最大80分)
コーデック 複数
読み取り方法 波長780ナノメートルの半導体レーザ
策定 フィリップス及びソニー
主な用途 音楽、画像、及びデータ・ストレージ
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CD+GCD+Graphicsとしても知られる)とは、コンパクトディスク規格の拡張規格であり、オーディオデータと平行して、対応機器で再生可能な低解像度のグラフィックを提供する。 Enhanced CD、CD+と共にCDブルーブック規格を構成する。 CD+Gディスクは大抵、カラオケ機器で使われ、楽曲の歌詞を画面に表示させる為に活用される。

カラオケ専用機器に加えて、CD+GフォーマットのCDを再生可能な民生機器としては、NECCD-ROM²PCエンジン用CD-ROMドライブ)、PCエンジンDuo、フィリップスのCD-iセガサターンメガCD3DOAmiga CD32CDTV、Atari Jaguar CD(Atari Jaguar用の外部ドライブ)が存在する。 いくつかのCD-ROMドライブはこのデータを読む事が可能である。 2003年頃から、いくつかの単体DVDプレーヤがCD+Gフォーマットをサポートしている。

実装[編集]

各セクターには2352バイト(24×98)のオーディオ・データ、及び96バイトのサブチャンネル・データが配される。

各セクターの96バイトのサブチャンネル情報には各24バイトのパケットが4つ配される。 内容は1バイトのコマンド、1バイトのインストラクション、2バイトのパリティQ、16バイトのデータ、4バイトのパリティPである。

96のサブチャンネル・データの各バイトは8ビットにわけて考えられる。 その各ビットは、それぞれ別個のデータ・ストリームに対応している。 これらのストリームは“チャンネル”と呼ばれ、Pから始まるラベルを付されている。

Channel P Q R S T U V W
Bit 7 6 5 4 3 2 1 0

P及びQチャンネルは通常のオーディオCDではタイミング情報の為に用いられる。 これらはCDプレーヤがディスク内での現在位置を追跡するのを補助し、同時にCDプレーヤの時間表示の為の情報にも供される。 留意すべきは、同じスペースがCD-TEXTの為にも用いられるという事である。

チャンネルQは、より高性能なプレーヤの制御目的で使われる。 MCNISRCを含む。 ISRCはメディア産業で用いられ、他に含まれる情報として、オリジナル盤の国、発売年、権利者、そしてシリアル・ナンバー、及び以下の様ないくつかの追加タグがある。

データ
このトラックは(オーディオよりも)データを含む。オーディオCDプレーヤをミュートさせる為に用いる事が可能。
SCMSフラグ
トラックのデジタル・コピーに関するパーミッションを示すSCMSの為に使用される。
4チャンネルCD
このトラックは4チャンネル・オーディオを用いる。CDに於いては使われる事が無かった。
プリエンファシス
オーディオ・トラックがプリエンファシス記録されている。非常に稀なCDで用いられる。

CD+Gフォーマットは、標準的なオーディオCDでは未使用であるチャンネルRからWまでを用いる。 これら6ビットにグラフィック情報を格納する。

CD+Gシステムでは、16色(6ビット)グラフィックが300×216ピクセルラスター・フィールドに表示される。

Compact Disc + Extended Graphics[編集]

Compact Disc + Extended GraphicsCD+EGCD+XGとしても知られる)とは、CD+Gフォーマットの改良規格である。 CD+G同様、CD+EGは基本的なCD-ROM機能を利用し、再生される音楽に対してテキスト及びビデオ情報を表示する。 この拡張データはサブコード・チャンネルRからWに格納される。 CD+EGディスクが発売されたとしても極少数である。

仕様[編集]

  • 288ピクセル/ライン
  • 192ライン
  • 256色

関連項目[編集]

外部リンク[編集]