B-52's
The B-52's | |
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「Festival Internacional de Benicàssim」にて。 (2007年7月21日撮影) | |
基本情報 | |
出身地 |
アメリカ合衆国 ジョージア州 アセンズ |
ジャンル |
ニュー・ウェイヴ ポップ・ロック |
活動期間 |
1976年 - 1994年 1998年 - |
レーベル |
ワーナー・ブラザース・レコード リプリーズ・レコード アイランド・レコード アストラルワークス |
共同作業者 | NiNa |
公式サイト | The B-52's : World's Greatest Party Band (英語) |
メンバー |
フレッド・シュナイダー ケイト・ピアソン シンディ・ウィルソン キース・ストリックランド |
旧メンバー | リッキー・ウィルソン |
The B-52's(ビー・フィフティートゥーズ)は1976年にジョージア州アセンズで結成されたアメリカ合衆国のニュー・ウェイヴ・バンド。
バンド名はケイトとシンディの特徴的な盛り上がった髪型(いわゆるビーハイブヘア)の俗称(ボーイング社の爆撃機、B-52のノーズコーン部分に似ているため)から名付けられている。
なお、バンド名として他に"Tina-Trons"、"Fellini's Children"といった名前も候補に上がっていたが、ある日、メンバーのキース・ストリックランドがホテルのラウンジでバンド演奏をしている夢を見た時に、その夢の中で誰かがそのバンドの名前を"The B-52's"だと囁いていたことから、彼はThe B-52'sというバンド名を提案したという。
来歴
1978年に地元のインディ・レーベルDBレコーズからデビュー・シングル「ロック・ロブスター」をリリース。ニューヨークのライヴ・ハウス「CBGB」に出演していたところを、アイランド・レコードのオーナー、クリス・ブラックウェルに認められ、翌年同レーベルと契約。1979年にブラックウェルのプロデュースの下、デビュー・アルバム『The B-52's』を発表。50'sスタイルの派手な衣装に、奇妙奇天烈でひねりのあるサウンドが特徴。当時勃興していたパンク/ニュー・ウェイヴの新進アーティストとして注目を浴びる。この年の11月に初の日本公演を行う。
本国アメリカでは個性的なスタイルはなかなか理解されず、比較的イギリスでの人気が高かった。1980年にレット・デイヴィスのプロデュースで2ndアルバム『Wild Planet』、1981年にミニ・アルバム『Party Mix!』、1982年にトーキング・ヘッズのデヴィッド・バーンのプロデュースでミニ・アルバム『Mesopotamia』、1983年にスティーヴン・スタンレイのプロデュースで3rdアルバム『Whammy!』を発表する。
1985年、新作のレコーディング中にリッキー・ウィルソンがエイズのため急逝。1986年にトニー・マンスフィールドのプロデュースで4thアルバム『Bouncing Off the Satellites』を完成させるが、リッキーの死による影響で約2年間、活動を休止する。
1988年、音楽活動を再開し、翌1989年にリプリーズ・レコードへ移籍。同年ナイル・ロジャースとドン・ウォズのプロデュースによる5thアルバム『Cosmic Thing』を発表。シングル・カットされた「ラヴ・シャック」「ローム」が大ヒット。「デッドビート・クラブ」もヒットした。以降はアメリカでも人気が定着。1991年にはケイト・ピアソンが同じアセンズ出身のバンドであるR.E.M.のアルバム『アウト・オブ・タイム』に参加、こちらも大ヒットを記録する。
その後、シンディが脱退したものの、1992年に前作と同じくナイル・ロジャースとドン・ウォズのプロデュースにより、6thアルバム『Good Stuff』を発表。1994年には映画『フリントストーン』のテーマ曲を手がけた。映画本編にもネオ原始人のふん装で登場し、The B-52'sならぬ、The BC-52'sとして大ヒットを記録。
1998年にはシンディが復帰し、ベスト盤『Time Capsule: Songs for a Future Generation 』のために2曲の新曲をレコーディング、また全米ツアーも大成功のうちに終わらせている。1999年には、ケイト・ピアソンが、プラスチックスの佐久間正英、JUDY AND MARYのYUKI、ジャパンのミック・カーンらとユニット「NiNa」を結成し、アルバム『NiNa』を発表する。
2008年、スティーヴ・オズボーンのプロデュースで16年ぶりに7thアルバム『Funplex』を発表する。
メンバー
- フレッド・シュナイダー(Fred Schneider)
- ケイト・ピアソン(Kate Pierson)
- シンディ・ウィルソン(Cindy Wilson)
- キース・ストリックランド(Keith Strickland)
旧メンバー
- リッキー・ウィルソン(Ricky Wilson)
作品
アルバム
- 警告! THE B-52's来襲 - The B-52's (1979年)
- 禁断の惑星 - Wild Planet (1980年)
- Party Mix! EP (1981年)
- Mesopotamia EP (1982年)
- ワーミィ・ワーミィ - Whammy! (1983年)
- バウシング・オフ・ザ・サテライツ - Bouncing Off The Satellites (1986年)
- コズミック・シング - Cosmic Thing (1989年)
- Party Mix / Mesopotamia EP (1991年)
- グッド・スタッフ - Good Stuff (1992年)
- Nude on the Moon: The B-52's Anthology (2002年)
- ファンプレックス - Funplex (2008年)
その他
- The Best of the B-52's: Dance This Mess Around (1990年)
- 英国のみ発売
- Time Capsule: Songs for a Future Generation (1998年)
- シングルコレクション
主なシングル
- ロック・ロブスター - Rock Lobster (1978年)
- プライヴェート・アイダホ - Private Idaho (1980年)
- 恋のお願い - Give Me Back My Man (1980年) ※イギリス、フランス、カナダ、日本など
- ラヴ・シャック - Love Shack (1989年)
- ローム - Roam (1990年)
- デッドビート・クラブ - Deadbeat Club (1990年)
外部リンク
- The B-52's : World's Greatest Party Band(英語) - 公式ウェブサイト
- B-52's (@theb52s) - X(旧Twitter)
- B-52's - オールミュージック
- B-52's (theb52s) - Facebook
- B-52's - Discogs
- B-52's - IMDb(英語)
- B-52's - SoundCloud
- B-52's - Myspace
- B-52's - YouTubeチャンネル
- ワーナーミュージック・ジャパン - ザ・ビー・フィフティートゥーズ
- The B-52s artist page on VH1.com
- The B-52sの作品 - MusicBrainz(英語)