1976年の日本の女性史

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1976年の日本の女性史(1976ねんのにほんのじょせいし)は、1976年(昭和51年)の日本における女性に関するできごとを時系列的に挙げる。参考文献は日本の女性史年表を参照のこと。

本項目は歴史研究としての女性史ではなく、日本における女性に関するできごとをある体系に基づいて述べようとするものではない。

1-6月[編集]

7-12月[編集]

  • 7月12日 日本弁護士連合会「女性の権利に関する委員会」 発足
  • 7月21日 司法研修所教官の女性軽視発言に対し、女性弁護士等が抗議
    司法研修所の教官、「男が生命をかける司法界に女の進出を許してなるものか」「女は2年間の修習で得た能力を家庭に入って腐らせるのが良い」と発言
  • 8月- 東京都都民生活局 発足、女性問題の総合窓口を開設
  • 8月- 総理府「婦人に対する世論調査」、男は仕事・女は家庭に同感49%、反対40%
  • 10月5日 労働省婦人少年問題審議会、「雇用における男女の機会均等と平等の促進に関する建議」
  • 10月5日 国際婦人年連絡会、国内行動計画について要望書を提出
  • 10月- 大阪中央労働基準監督署、三和銀行に男女差別賃金是正勧告
  • 11月5日 労働省、第1回日本婦人問題会議を開催、1987年まで全12回実施
  • 11月20日 最高裁、司法研修所に初の女性教官を起用
  • 11月- 総理府婦人問題企画推進会議、家庭科について意見書をまとめる。男女が共に学ぶ、新しい時代に即応した家庭科教育を強調
  • 11月- 「厚生白書--女性と社会保障」発表、女性をめぐる多様な社会状況を詳しく扱った初の白書
  • 12月16日 厚生省中央児童福祉審議会、保父公認を決定

この年[編集]

  • 夏に、極端に小さい水着が流行、ワンピースは両脇を深く大きくカット、ツーピースは布切れをヒモでつないだだけ
  • 女性にロングブーツ流行
  • 女子就業者前年度比21万人減少
  • 警察白書」で初めて主婦の蒸発が取り上げられる。
  • 高齢者対象の公立結婚相談所オープン、東京都小平市、条件は男60歳以上、女50歳以上