.edu

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.edu
施行 1985年
TLDの種類 gTLD
現在の状態 利用可能
管理団体 Educause (運営:VeriSign)
後援組織 技術的ではない後援を受けているが、Educauseは非営利団体である。
利用地域 教育機関
使用状況 公認された高等教育機関。ほとんどがアメリカ国内にある。
登録の制限 アメリカ教育省U.S. Department of Education)のリスト"Nationally recognized accrediting agencies"で公認されている機関から認定を受ける。但し昔から登録していた機関は、免除されている。
階層構造 セカンドレベルドメインの登録は認められている。
関連文書 RFC 920; RFC 1591; US Department of Commerce agreement
方針 Educause may revoke registrations if policy provisions are violated.
ウェブサイト .edu Home Page
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.edu(エデュ、ドットエデュ)とは、ジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)の一つ。教育機関のためのドメインで、主にアメリカ合衆国国内で使用されている。edu の由来は「教育」を意味する英語 education (エデュケーション)の先頭3文字から。

歴史[編集]

.eduは1985年1月、初めて作られたトップレベルドメインの一つで、当初は世界のどこの教育機関も対象とされていた。しかし、一部例外を除いて、アメリカ以外の教育機関は大抵適当な国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)を使用した。いくつかの国のセカンドレベルドメインは、教育機関を示すのに使用されている(例:メキシコ .edu.mxオーストラリア .edu.auイギリス .ac.uksch.uk)。その他国では、ccTLDのみを使用している(例:カナダドイツ)。ドイツでは、セカンドレベルドメインは 機関の種類を示すか(uniUniversität, fhFachhochschule。使用例はwww.uni-erfurt.dewww.fh-erfurt.de)、いくつかの同じ種別の団体がある場合は、その団体の略称を使用している(例:3つのベルリン大学の場合、www.fu-berlin.dewww.tu-berlin.dewww.hu-berlin.deとなっている)。アメリカ以外での.eduドメインの使用例は、フランスのpolytechnique.edu、ベルギーのsolvay.edu、スウェーデンのkorteboskolan.edu、コソボのuni-pr.edu、インドのnist.eduなどがある。

公認[編集]

現在のシステムの下では、アメリカ教育省(U.S. Department of Education)の"Nationally Recognized Accrediting Agencies"というリストに載っている機関で公認された高等教育(中等後教育)を行う学校のみが、.eduドメインの登録を申請できる。そのような機関の大部分は、アメリカの学校だけを認定するのでアメリカ国外にある学校が資格を得た例は極めて少ない。そのため、ほとんど排他的にアメリカのトップレベルドメインとなっている。なお日本の高等教育機関では唯一,京都情報大学院大学が.eduドメインを取得している。

なお現在のシステムは、新規の申込者のみに適用される。資格を有していないいくつかの機関は現在のルールが施行される前にドメインを得ているため、.eduを保持している。例えば、公立中学校のMontgomery Blair High Schoolmbhs.eduを、国際大学の西インド諸島大学uwi.eduを、その他中学校以降の学校でないが.eduドメインを保持している機関は、私立中学校のPhillips Exeter Academywww.exeter.eduを、同じく私立中学校のPhillips Academy Andoverwww.andover.eduを、調査研究機関のBrookings Institutionwww.brook.eduを、国立博物館のen:Smithsonian Institutionwww.si.eduを、カリフォルニア州ロサンゼルスにある国際文化慈善団体のJ. Paul Getty Trustwww.getty.eduを、「情報テクノロジーの知的な使用を推奨することで、高等教育を向上させることが使命の非営利団体」であるEducausewww.educause.eduを、ペンシルベニア州フィラデルフィアにある博物館Franklin Institute Science Museumwww.fi.eduを、カルフォルニア州サンフランシスコの科学館のExploratoriumwww.exploratorium.eduを、アメリカ科学アカデミーと関係するアカデミー機関Institutes of Medicinewww.iom.eduを、美術館のArt Institute of Chicagowww.artic.eduを、ワシントンD.C.にある図書館Folger Shakespeare Librarywww.folger.eduを、そしてハッブル宇宙望遠鏡のための科学プログラムを選定する組織Space Telescope Science Institutewww.stsci.eduを、民間のWebデザイン会社Psiimond Network Serviceswww.pns.eduを持っている。

中学校以降の機関への適用ルールは、他の国の対応するドメインのそれと若干違う。例えば、イギリスのセカンドレベルドメイン.ac.ukは、継続教育カレッジ、博物館学会UCASUniversities & Colleges Admissions Service)にも適用される。

外部リンク[編集]