純恋

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すみれ
純恋
プロフィール
生年月日 1987年7月28日
没年月日 2009年6月11日
没年齢 21 歳(数え23)
出身地 日本の旗 日本岩手県
血液型 A型
公称サイズ(2009年時点)
身長 / 体重 156 cm / kg
備考 左利き
活動
ジャンル ファッション
他の活動 キャバクラ嬢
モデル: テンプレート - カテゴリ

純恋(すみれ、1987年7月28日 - 2009年6月11日)は、日本の女性ファッションモデルである。本名は石川安里沙(いしかわありさ)[1]、主に『小悪魔ageha』などの雑誌で活動していた。

経歴[編集]

岩手県胆沢郡胆沢町(現・奥州市)出身。産婦人科勤務の看護師[2]の母と兄の3人家族[1]。母親が夜勤が多かった為、幼いときから母の職場に一緒に行く事が多かった。そこで多くの出産を目の当たりにし、5歳の時には初めて障害児の誕生を見たが、母によると純恋はそういった子にも分け隔てなく接した[2]。胆沢町立南都田小学校(現・奥州市立南都田小学校)、胆沢町立南都田中学校(現・奥州市立南都田中学校)を経て水沢第一高等学校卒業後、モデルを養成する仙台市専門学校に進学[3]

高校在学時にファッションデザイナーを志す[2]。その資金集めのために20歳の時、仙台のキャバクラで働き始めた。源氏名の「純恋」は日本のヒップホップグループ湘南乃風のシングル『純恋歌』からとったものである[2]。キャバクラでは、すぐに店のNo.1となる[1]。店に来た『小悪魔ageha』の編集者の目に留まったことで、読者モデルとして活動を開始した[3][4]。モデル活動はデザイナーとしてデビューする為の近道と考えていたが、モデルとしてすぐに人気を獲得した[2]。同雑誌編集長の中條寿子は純恋の魅力について「謙虚で控えめ。前に積極的にでていくタイプではないが、それが逆に心配になって応援したくなる」と、純恋の死後にコメントしていた[2]2008年平成20年)に仙台市で開催されたファッションショー仙台コレクション」にはゲストモデルとして参加した[5]。また早川沙世市倉利紗などと共にモバイルブランド『DIVAS』を立ち上げ、プロデュースを行った。

2009年平成21年)3月、仙台市から上京し、モデルとしての活動を本格化させる[6]。それまではキャバクラでの勤務も続けていたが、体調不良により両立が困難になり、キャバクラは辞めている[2]。上京してからは『小悪魔ageha』の先輩モデル、早川沙世を姉の様に慕っていた[1]

同年5月、病院から処方された薬を飲んでも回復しないほどに頭痛が悪化していた[2]。この頃、いくつかの病院に診察してもらっていたようだが、どの病院でも「ストレスが原因」「偏頭痛」と診断されていた[2]6月10日、初めて『小悪魔ageha』の撮影を無断で欠席する[2]。連絡が取れなくなったことを心配した事務所の担当者がマンションを訪れたところ、室内で死亡しているのが発見された。死因脳出血[6]。21歳没。死亡前の6月2日付の自身のブログでは体調不良のため地元に療養に戻っていたことを明かしたが、回復したとの旨を伝えていた。ブログには2万を超えるコメントが書かれており早すぎる死を惜しんだ[6]。デザインを手がけていたネックレスは亡くなる4日前に完成しており、同年8月に発売され、大きな反響を呼んだ[3][4]

死後、地元水沢の花火大会で友人らが資金を出し合い、追悼の意味を込めて花火を上げている[3]。また、日本テレビ系列ザ!世界仰天ニュース』2009年10月7日放送回では、脳出血の怖さを伝えるため、「ギャル系カリスマモデル 突然の死」と題し、彼女が取り上げられた[1]

その死から数年を経た今も、彼女のブログには毎日のようにファンからのコメントが投稿されている。

ボランティア活動[編集]

看護師である母の影響で、中学生の時から福祉施設でボランティアをしていた[2]。2009年4月に、日本児童家庭文化協会脳性麻痺の子供たちとの交流などのボランティアを開始。5月中旬に体調が悪化するものの、同協会での活動は続行した。難病や障害のある子供のために無償で行われるイルカセラピーの存在を知り、イルカセラピー開催の資金集めのために自らデザインしたネックレスの収益を同協会に寄付することを考案し、体調を崩しながらもデザインに取り組み続けた[3][4][2]。純恋の死から9日後にオリジナルアクセサリーが完成し、7月24日に販売が開始された。収益のすべてはイルカセラピーに寄付された[2]

主な出演[編集]

雑誌[編集]

その他[編集]

出典[編集]

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  1. ^ a b c d e 2009年10月7日放送回『ザ!世界仰天ニュース 大ビューティー祭り 大集合(秘)美男美女SP』(日本テレビ)、「ギャル系カリスマモデル 突然の死」より
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m 2010年6月11日放送回『DON!』のコーナー「きょうは何の日 "モデル純恋の死亡が確認された日"」より
  3. ^ a b c d e “追悼花火、天に届け 奥州出身のモデル純恋さん急逝”. WebNews (岩手日報). (2009年8月5日). http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090805_18 2009年8月5日閲覧。 
  4. ^ a b c 「難病の子助けたい……全収益寄付 急死モデル 絆のネックレス」 『読売新聞』 2009年7月25日付夕刊、13面。
  5. ^ MODEL[GUEST MODEL]|仙台コレクション2008”. 仙台コレクション (2008年). 2009年10月25日閲覧。
  6. ^ a b c d “「小悪魔ageha」などで活躍のモデル・純恋さん、脳出血のため21歳で死去。”. Narinari. (2009年6月13日). http://www.narinari.com/Nd/20090611783.html 

外部リンク[編集]