碧玉
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碧玉[1](へきぎょく、jasper、ジャスパー)は、微細な石英の結晶が集まってできた鉱物(潜晶質石英)であり、宝石の一種。
jasper に由来する英語固有名詞(地名、男性名等)の Jasperについては「ジャスパー」を参照
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成分・種類 [編集]
酸化鉄や水酸化鉄などの不純物が混入しているため不透明であり、不純物の違いによって、紅色・緑色・黄色・褐色など様々な色や模様のものがある。
- 赤碧玉(せきへきぎょく、レッドジャスパー、red jasper)
- 緑碧玉(りょくへきぎょく、グリーンジャスパー、green jasper)
- 黄碧玉(おうへきぎょく、イエロージャスパー、yellow jasper)
- オビキュラージャスパー(orbicular jasper)
碧玉は玉髄や瑪瑙と同じ種類であるが、それらより不純物を多く含んでいるとされる。不純物を含んだ石英は種類が多く、それゆえに様々な呼び方がある。3月の誕生石になっているブラッドストーン(血玉髄)も碧玉の一つである。
産出地 [編集]
インド、ロシア、アメリカ合衆国、フランス、エジプト、ドイツなどが世界の主要な産出地である[要出典]。
日本では、新潟県佐渡地方の「赤玉」、島根県松江市玉造の「玉造石」、青森県津軽地方の「錦石」が碧玉に該当する(ただしこれらは、その名で呼ばれている全てが碧玉であるわけではない)。
なお、産出地ではなく埋蔵地であるが、ギアナ高地には、表面に現れている川床の全てが碧玉で形成されている地形が存在する(カナイマ国立公園など)。ただし、それらは領有する諸国の国立公園に属し、ユネスコ世界遺産指定地域でもあるため、宝石としての採取や積極的な観光利用などといった産業的利用は許されていない。
性質・特徴 [編集]
鉱物学的性質については「石英」を参照
化学組成は SiO2(二酸化ケイ素)、モース硬度は7、比重は2.65。
用途・加工法 [編集]
古代においては、世界中で装飾品(装身具を含む)などに用いられた。
東アジアでは、勾玉や管玉などとしての利用がそれであり、ほかにも、印材、指輪、簪、笄、花瓶、庭石などに使用される。
脚注 [編集]
- ^ 文部省編 『学術用語集 地学編』 日本学術振興会、1984年、36頁。ISBN 4-8181-8401-2。の表記は「へき玉」。
参考文献 [編集]
- 益富寿之助 『鉱物 : やさしい鉱物学』 保育社〈カラー自然ガイド〉、1974年、42-44頁。ISBN 4-586-40013-7。
関連項目 [編集]
外部リンク [編集]
- Jasper, MinDat.org 2010年4月17日閲覧。 (英語)
- R. V. Dietrich (2005年5月23日). “Jasper” (英語). GemRocks. Central Michigan University. 2010年4月17日閲覧。
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