獏良了

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
獏良了
Ryo Bakura
遊☆戯☆王のキャラクター
登場(最初) 原作・遊闘50「千年の敵1-謎の転校生-」
東映版アニメ・第25話「新たなる展開 襲う美少年」
DM・第1話「戦慄のブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン」
作者 高橋和希
声優 柏倉つとむ(東映版)
井上瑤(DM・初代)
松本梨香(DM・二代目)
沼田祐介(ゲーム『モンスターカプセル』)
プロフィール
性別
親戚 童実野美術館オーナー(父)
天音(妹)

獏良 了(ばくら りょう、Ryo Bakura)は、高橋和希による漫画『遊☆戯☆王』およびそれを原作とする派生作品に登場する架空の人物。英語版での名前はBakura。

プロフィール[編集]

獏良了(表人格)としてのプロフィールを記載する。

概要[編集]

獏良了[編集]

千年アイテムの一つ「千年リング」の所持者。考古学者であり、原作では「童実野美術館」のオーナーでもある父からエジプトの土産に千年リングを貰い、所持者となる。

童実野高校への転校生として初登場。中々学校に馴染めずにいたが、遊戯達と出会い、彼らの仲間入りを果たす。美少年で性格も物静かで穏やかだが毒舌家な面もある。手先が器用で、モンスターワールド編に登場したジオラマや、記憶戦争を再現したジオラマは全て獏良が作ったもの。「天音(あまね)」という妹がいるが、既に亡くなっており、獏良が彼女に寄せて手紙を書いている。制服は以前の学校のものを着用し続けている。

千年リングの影響で、獏良と親しくなった者達は次々と意識不明の昏睡状態に陥り、獏良が学校に馴染めない最大の原因となっていた。その後、遊戯の千年パズルを知った闇人格に意識を乗っ取られ、遊戯たちと冒険盤ゲーム「モンスターワールド」をプレイ。闇のゲームを展開させ命懸けの勝負を闇遊戯に挑む。このモンスターワールドには後述の「大邪神ゾーク・ネクロファデス」を元にバクラが生み出したとされる「闇の支配者ゾーク」がラスボスとして登場している[注釈 1]。王国編では千年リングへの恐れは克服していたが、バクラに再び乗っ取られるようにもなってしまう。記憶編においてバクラが消滅したことで千年リングの呪縛から解放され、戦いの儀では遊戯と闇遊戯の最終デュエルを見届けた。

アニメ第一作では転校生として登場する以前に街中で武藤遊戯・野坂ミホと出会っている。DEATH-T編にも登場し、遊戯の活動を監視していた。

アニメ第二作では第1話から登場している為、転校生という描写はカットされており、制服も童実野高校のものを着用。大食漢という意外な一面も見せ、バトルシティ編では闇マリク消滅により現実世界に帰還した直後にバトルシップ内で人知れず大食しており、戦いの儀に赴く前にも大食していた(どちらもバクラに支配されていない状態だった)。尚、原作の王国編では遊戯たちと共にペガサス島を訪れたが、アニメ版では遊戯たちとは別に訪れた。

バクラ[編集]

千年リングに宿り、獏良了の身体を乗っ取って現れる邪悪な意思。コンピュータゲーム等では闇獏良と表記される。バクラが身体を使っているときは、宿主である獏良にはその記憶がない。

性格は冷酷非道で残虐。獏良の意識を奪い、彼の友人たちを意識不明の昏睡状態に陥れていた。七つの千年アイテムを手中に収め、闇との契約により力を得ようと目論んでおり遊戯たちと争った。また七つの千年アイテムを揃えるために助力することもあり、ペガサス・J・クロフォードの千年眼(ミレニアム・アイ)を奪って遊戯に渡すなど、幾多の暗躍が見られる。

デュエリストとしてはアンデット族や悪魔族、特殊な魔法・罠主軸のデッキを使い、相手の行動を制限したコンボを得意とする。バトルシティ決勝トーナメントでは遊戯を追いこみ、闇マリクと闇のゲームで互角の実力者。闇マリク戦では後一歩の所まで追い詰めるが敗北し、闇へと消え失せるが闇マリクが消滅した事で肉体を取り戻し、再び暗躍。

その正体は3000年前、エジプトを恐怖に陥れた盗賊王バクラにしてゾーク・ネクロファデスの分身。元々、盗賊王バクラが神官アクナディンに自身の邪念を植え付け、そのアクナディンがゾーク・ネクロファデスの分身たる「闇の大神官」となったことで自分もまたゾークの分身となった存在。本人は自覚していなかったが、七つの千年アイテムを集めるのも邪神復活のためであった。

闇遊戯と闇の大神官の魂が投影されたRPGによる「記憶戦争」でゾークの復活を目論む。最後は名前を取り戻したアテムによって本体であるゾークが敗れ去ったことで自身もまた消滅した。

遊戯とは千年アイテムを巡る宿敵の関係にあり、本作では戦いの儀を除けばラスボスである。

アニメ版第二作の王国編では原作のモンスターワールドをアレンジしたデュエルを遊戯と行い、敗北し魂が墓地に送られるがペガサス城で復活を果たす。 また記憶編では記憶世界への突入の前に海馬とデュエルを行い、ディアバウンドに青眼の白龍の「滅びのバーストストリーム」を吸収させた。そして、記憶世界の罪人バクラに現実世界のバクラが憑依する形で記憶戦争が行われた。

原作32巻の遊闘282で闇バクラが「記憶の世界だと…」という発言をしているが、ジャンプに掲載されていた時は「こいつもシャーディーの仲間なら早く始末しないとな…」という台詞だった。

デッキ[編集]

特殊な能力を持つ悪魔族やアンデッド族(原作では死霊モンスター)を中心とし墓地を肥やすことで強くなるオカルトデッキ、デッキ破壊をテーマにしたアンデッドロックデッキを使用する。

使用カード[編集]

ダーク・ネクロフィア
バクラのオカルトデッキのエースモンスター。バクラ曰く「オカルトデッキ最強最悪のモンスター」。墓地に存在する攻撃表示で5ターン以内に倒されたモンスター3体の魂を生け贄にして特殊召喚される特殊召喚モンスター。ダーク・ネクロフィアが墓地に送られた時、相手モンスターにマリオネットの霊魂を憑依させる特殊能力を持つ。
必殺技は念眼殺、効果名は邪霊破(スピリット・バーン)
ウィジャ盤
バクラの最強カードのもう一つ。劇中では上記モンスター「ダーク・ネクロフィア」が墓地へ置かれたときに発動し、その魂がウィジャ盤の文字「D」、「E」、「A」、「T」、「H」を毎ターン1文字ずつ指し示し、5文字が揃った時相手プレイヤーは死の敗北を迎えるという内容であった。
北米版ではウィジャ盤で現れる「DEATH(デス)」の言葉が「FINAL(ファイナル)」に変更されている。

担当声優[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ オリジナルの獏良の魂はこの時一度昇天しており、それ以後の人格はこの時ゲームの駒に宿っていたコピーを肉体に移したもの。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h 『遊☆戯☆王 キャラクターズガイド -真理の福音-』集英社、2002年、28頁。
  2. ^ 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ、第13話。
  3. ^ ジャンプ・コミックス36巻、320頁。
  4. ^ ジャンプ・コミックス6巻、遊闘50。