遊☆戯☆王の登場人物

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遊☆戯☆王の登場人物(ゆうぎおうのとうじょうじんぶつ)は、高橋和希による漫画『遊☆戯☆王』に登場する架空の人物の一覧である。アニメ版二作品『遊☆戯☆王』、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』に登場したアニメオリジナルキャラクターに関しては遊☆戯☆王の登場人物 (アニメオリジナル)を参照。

遊戯と仲間達[編集]

メインキャラ[編集]

武藤遊戯(むとう ゆうぎ)
声:緒方恵美(アニメ第一作)、風間俊介ジャニーズJr)(アニメ第二作)
本作の主人公。普段は穏やかな表情だが、「千年パズル」が発動されると同時に冷徹な性格に変わる。主に悪人に闇のゲームを挑み、敗者には恐ろしい罰ゲームを与える。
闇遊戯(やみゆうぎ) / アテム
声:緒方恵美(アニメ第一作)、風間俊介(ジャニーズJr)(アニメ第二作)
本作のもう一人の主人公にして千年パズルに宿った古代エジプトのファラオの魂。詳細は武藤遊戯の項目を参照。
城之内克也(じょうのうち かつや)
声:森川智之(アニメ第一作)、高橋広樹(アニメ第二作)
かつて遊戯をいじめていた元不良だが、和解し親友となった。
詳しくは
真崎杏子(まざき あんず)
声:かかずゆみ(アニメ第一作)、齊藤真紀(アニメ第二作)
8月18日生、獅子座、身長165cm、体重47kg、血液型O型、好きな食べ物:ラーメン、嫌いな食べ物:とろろ
童実野高校2年生。遊戯の幼馴染。本作のヒロイン。一人称は「私」「あたし」。少しお転婆で気が強く、曲がったことを嫌うが、繊細で面倒見が良い。遊戯が千年パズルを完成させるまでは、遊戯の数少ない友人だった。バーガーショップで闇遊戯に助けられてから、闇遊戯を意識している。その際に闇遊戯の姿を目撃してはおらず、DEATH-T編でその存在を初めて知った。表遊戯のことも異性として気にしている節がある。バストは80の大台で、グラマラスな容姿。卒業後はニューヨークに渡り、ダンサーになるのが夢。ダンスバトルゲームにおいては相手に妨害されても最後までこなし、渡米のためにアルバイトに勤しんでいる。最初はバーガーショップで働いていたが、チカンを行った客を殴り飛ばしたことが元でクビになった。その後は海馬ランドでバイトを始めるようになる。アニメ版第一作では牛丼屋でもバイトをするようになった。アニメ第一作の劇場版では海馬コーポレーションが立ち上げた「デュエルモンスターズセンター」でアルバイトを行った。アニメ第二作では父親の仕事の都合で海外に転々としており、ニューヨークに居た頃、ミュージカル「ブラック・マジシャン・ガール、賢者の宝石」に感動しダンサーを志すようになった。
決闘者として大会には出場しないが、デュエルも行い、作中では城之内に勝利。アニメ第二作では舞やビッグ2とのデュエルでも勝利した。
原作では全編を通じて遊戯たちの応援、精神面の補佐役を担当。学園編ではシャーディーに、バトルシティ編ではマリクに、千年アイテム所有者たちに2回も洗脳された。闇遊戯が冥界へと還った後は不明だが、作者によればダンスの勉強のためにアメリカに行った。
アニメ第二作での予告は全て杏子の語りで行われた。
英語版での名前はTéa Gardner。
本田ヒロト(ほんだ ヒロト)
声:置鮎龍太郎(アニメ第一作)、近藤孝行菊池英博(アニメ第二作)
4月19日生、牡羊座、身長180cm、体重65kg、血液型A型、好きな食べ物:お好み焼き、嫌いな食べ物:納豆
童実野高校2年生。遊戯と城之内の親友。城之内とは中学時代からの付き合いでケンカ仲間。城之内のなだめ役やツッコミ役を担っている。やや血の気が多く、お調子者(アニメ第二作では静香と絡むと特にその部分が強調される)だが、根はしっかり者。義理堅く情に厚い性格。観察力に優れ、デュエル観戦時は冷静に状況を分析する(アニメ第二作では原作のような観察力は見せなかった。)。最初は城之内と共に遊戯をいじめており、遊戯とはお互いに良い感情を抱いていなかったが、ミホの一件で親しい関係を築く。小説版では城之内と共に千年パズルのピースを回収し、それが元で遊戯と友人になった。喧嘩は強いがデュエルは行わず、遊戯たちのデュエル中に別行動を取る機会も多い。
アニメ第一作では生徒会長志望の美化委員。真面目かつ優等生。学ランを全く乱して着ていない。ミホにいいように使われていた。当初から遊戯をいじめてはいないが、城之内の巻き添えをくらう形で原作同様に牛尾に叩きのめされた。千年パズルのピースを探し出した際にずぶ濡れになった城之内にタオルを貸し、城之内と共に牛尾に戦いを挑んだ。
アニメ第二作ではデュエルモンスターズのカードを集めてはおり、王国編の城之内対竜崎では本田のカードが城之内の窮地を救った。バトルシティ編では「真紅眼の黒竜」をグールズに奪われたショックから手術直前の静香を避けていた城之内に喝を入れて立ち直らせた。ビッグ4戦では機械族を主軸としたデッキを使用。静香に好意を抱いており、「自分は城之内のデュエルの師匠」と嘘を付いてしまったこともある。ビッグ4や記憶編でのバクラに体を乗っ取られた際にはデュエルもさせられた(バクラは本田の姿からバクラ自身に変身して行った)
家族は姉(本人は未登場)、甥のジョージ、アニメ第一作では母親(声:二木静美)がおり、の愛犬であるブランキーもいる。
英語版での名前はTristan Taylor。

準レギュラー[編集]

獏良了(ばくら りょう)
声:柏倉つとむ(アニメ第一作)、井上瑤松本梨香(アニメ第二作)
千年リングの所有者で、2つの人格を持つ。表の人格は遊戯達の味方だが、裏の人格は千年アイテムと遊戯達を狙っている。
御伽龍児(おとぎ りゅうじ)
声:内藤玲(アニメ第二作)
2月28日生、身長179cm、体重64kg、血液型B型、好きな食べ物:中華料理、嫌いな食べ物:のもの
童実野高校2年生。ボードゲーム「ドラゴン・ダイス&ダンジョンズ(D.D.D)を製作した天才少年。
決闘者の王国編以降のD.D.D編で初登場。遊戯に父親と双六の確執から派生した私怨で、遊戯に戦いを挑む。その後、遊戯とのD.D.Dで敗北。この後、遊戯とも和解し、友人の一人になった。また登場当初はクールな性格の自信家だったが、遊戯との和解後は多少は丸くなり、コミカルな面も描かれるようになる。舞の気丈さに惹かれ、「姉御」と慕う。アニメ第二作では好意対象が静香に変更されたことから、舞を「姉御」とは慕わず「舞さん」と呼んでいた。
アニメでは童実野高校には転校してきた。復讐の動機も、デュエルモンスターズの生みの親(ペガサス)にダンジョンダイスモンスターズ(DDM)を売り込み、商品化を約束されたが、ペガサスが決闘者の王国終了後に音信不通になったために交渉がストップし、そのことで遊戯を逆恨みし、DDMで負かして遊戯からデュエルモンスターズを奪おうとした。闇遊戯と戦っている。敗北後は遊戯と和解して仲間入りを果たし、DDMも無事に商品化された。DDMの商品化のために渡米するが、一時的に帰国し、バトルシティを見学しに来た際、グールズに追われていた本田と静香を助けたことがきっかけで遊戯たちと同行。バトルシティ終了後、アメリカに戻る。本田とは静香を巡ってライバル関係にある。決闘者として大会には出場しないが、決闘者としても高い実力を見せ、しかも遊戯達から信頼されている(その証拠としてビッグ5のターゲット候補に遊戯が城之内や海馬と並べて挙げるなど、その実力の高さも伺わせる)。城之内とのデュエルにおいては、"事前に用意したパックをお互い開封し、お互いにそのカードのみで組んだデッキで勝負する"ルールで、巧みなコンボ戦法で城之内に勝利。乃亜編・ドーマ編ではDDM系カードで構築されたデッキを使用し、カード知識においては城之内よりも豊富である。また、開発したDDMは一躍ヒットし、人気ボードゲームとなった。料理や車の運転など生活全般の能力も高い。
アニメでは父親の復讐という設定が無くなっているためか、原作よりも性格は穏健になっており、言葉遣いも丁寧になっている。原作での一人称は「オレ」、アニメでの一人称は「ボク」(原作でも最初の頃に「ボク」も使用していた)。
英語版での名前はDuke Devlin。
川井静香(かわい しずか)
声:根谷美智子(アニメ第一作)、鮭延未可(アニメ第二作)
城之内の妹。両親が離婚して、それぞれの親に引き取られた。中学生。生まれつき目を患い、母の実家にある米里病院に入院していたが、王国での優勝賞金によって手術を行い、無事回復した。しかし「包帯を取ってもしも何も見えなかったら」という恐怖に支配され続け、手術後も包帯を取れずにいた。自分に勇気を与えるために戦っている兄の姿を見るために、本田と御伽に連れられて童実野町に赴き、マリクの呪縛を解き、身を挺して遊戯を救おうとした兄と対面、遂に目を開く。乃亜編では本田や御伽と共にビッグ4とデュエルで対決。素人ながら本田や御伽のサポートを受けつつ勝利した。この時使用したデッキは「心眼の女神」を初めとした女性モンスターが多く、切り札は「聖女ジャンヌ」。兄とは両親の離婚以来会っていなかった様だが、非常に仲が良い。おとなしい性格かつ天然であるいが、芯は強い。
アニメ第二作目では「包帯を取るのは兄の前で」と決めており、バトルシティ決勝トーナメントに進出した兄を応援するために本田に連れられて童実野町に赴く。遊戯への復讐の一環として利用できると考えたマリクの命を受けたグールズに狙われるが、本田、御伽、舞のおかげで捕まらずにすんだ。原作では包帯を外したのは爆発で海に落ちた兄が海馬に助けられた後だったが、アニメでは兄が遊戯の救出に赴いた際に包帯を外し、海に飛び込み、兄を救出している。本田と御伽から言い寄られている。戦いの儀を終えて帰国した兄たちを空港で出迎えた。
アニメ第一作では海容総合病院に入院、場所も母の実家ではない。体が弱く入退院を繰り返し、兄からは度々見舞いしてもらっている。原作・アニメ第二作よりも背が若干小柄。
英語版での名前はSerenity Wheeler。原作では兄と同じ金髪(文庫版の表紙にて)、アニメ第一作では紫髪、アニメ第二作では茶髪。
武藤双六(むとう すごろく)
声:青野武(アニメ第一作)/江川央生(モンスターカプセル ブリード&バトル)/宮澤正(アニメ第二作)
10月4日生(72歳)天秤座、身長151cm、体重62kg、血液型O型、好きな食べ物:卵焼き、嫌いな食べ物:特に無し
遊戯の祖父。小さなゲームショップ「亀」を経営している。
現在では飄々とした好々爺だが、若い頃は世界中を渡り歩きその名を轟かせたギャンブラーであり、デュエリストとしても名が知られている。40歳の頃にはエジプトでトレジャーハンターばりの活躍の末に、千年パズルを手に入れた。当初は世界中に4枚だけが存在した「青眼の白龍」のカードのうちの1枚を所有し、海馬と「青眼の白龍」の出会いのきっかけとなった。所有する「青眼の白龍」は、後に登場した海馬とのデュエルに敗北し、海馬に真っ二つに破かれてしまった。デュエリストとしては「封印されしエクゾディア」を中心とした「エクゾディアデッキ」を使用していたが、DEATH-T編で遊戯に譲り渡す。王国編では遊戯を決闘者の王国に出場させるためにペガサスの力で魂をビデオテープに封印されてしまう。王国ではビデオカメラの中で遊戯たちと行動を共にし、遊戯がペガサスに勝ったことで元の身体に戻った。
アニメ第二作では城之内のデュエルの師となる。王国編ではカードに魂を封印され、ペガサス城に捕らえられた為、遊戯たちと行動を共にしなかった。KCグランプリ編では変装して“マスク・ザ・ロック“と名乗り城之内と対戦した。原作には無い「古代竜(エンシェントドラゴン)」を切り札としたデッキを所持し、デュエリストとしての強さを存分に発揮した。女好きらしく、KCグランプリ編ではヴィヴィアンに篭絡された。エクゾディア使いであった事や、千年パズルを手に入れたときの王墓でのエピソードから、後述の“シモン・ムーラン“とは浅からぬ関わりがある。
アニメ第三作でも登場し、バトルシティ編において童実野町で起こった出来事を纏めた冊子を執筆・出版している。前作から数年経過しているが未だに元気。修学旅行で童実野町を訪れた遊城十代に、遊戯と同じオーラを感じていた。十代達に童実野町の案内をしたものの、案内中に氷丸と雷丸に誘拐された。その後、コンピュータプログラムと化した斎王美寿知を助けるように海馬に呼びかける事を十代達に約束した
英語版での名前はSolomon Muto、マスク・ザ・ロックでの名前はApdnarg Otum。反対から読むとGrandpa Muto、すなわち「武藤のじいちゃん」。

海馬コーポレーション[編集]

海馬瀬人が社長を務める大企業(ゲーム・アミューズメント産業企業)。略称KC。
元来は二代目社長・海馬剛三郎の父が戦時中に興した軍需産業企業で、「海馬重機工業」という名の戦争成金だった。後に剛三郎は瀬人を養子に迎え入れ、徹底した英才教育を施した事で、剛三郎は瀬人と彼の影響を受けた多くの社員の裏切りを受け、自社ビルから飛び降り自殺を図り死亡。剛三郎の死後、企業は軍需産業企業から、ゲーム産業へと転換。以来、ゲーム開発を主に様々な事業に着手している。従業員数は2000人。年商1500億円。DEATH-T編で海馬瀬人が闇遊戯とのデュエルに敗北した事により、本社の株価は暴落し、一時はリストラもあったらしい。これは海馬瀬人がゲーム産業会社社長としてゲームの手腕を常日頃株主に見せ、株主の信頼を得ていたためであるとされる。アニメ第二作では、海馬兄弟の夢である「世界海馬ランド計画」の一部であるテーマパーク「海馬ランドUSA」を完成させ運営している。もちろんマジック&ウィザーズ(デュエルモンスターズ)のモンスターたちがマスコットキャラクターである。またアトラクションの規模と数ではこの作品の世界の中では世界一である。

海馬瀬人(かいば せと)
遊戯のライバルで海馬コーポレーションの社長。切り札は青眼の白龍
海馬モクバ(かいば モクバ)
7月7日生、蟹座、身長142cm、体重28kg、血液型O型、好きな食べ物:チョコレートパフェ、嫌いな食べ物:セロリ
瀬人の弟。瀬人の唯一の肉親であり、一番の理解者。「-だぜい!」が口癖。
兄同様、悲惨な出自を辿った孤児。実親は不明だが、親族に遺産を食い荒らされたと語っており、裕福な家庭であった様子。五歳の頃に児童養護施設に引き取られたが、剛三郎に兄と共に養子として引き取られて海馬姓となる。元々の姓は不明。瀬人の唯一の弱点であり、瀬人を標的として狙う敵に誘拐される事もしばしば。王国編では魂を封印され、瀬人を誘き寄せる人質にされた。
学園編で「カプセルモンスター」のチャンピオンとして初登場。小学生という若さながら、海馬コーポレーション取締役副社長を務めており、バトルシティ編ではバトルシティ運営委員長を務めていた。アニメ第一作ではゲームセンターのオンラインを通じて「KAI(カイ)」というスコアネームで日本一の実力者となっている。また原作では遊戯とは学園編で出会っているが、アニメ第一作ではDEATH-T編で出会っている。
DEATH-T編のモクバは瀬人以上に高慢で狡猾。金で人を操り、部下を扇動するなど、そのやり口は陰気深く、凶暴・攻撃的なものだった上、イカサマも用いていた。また、初登場時は凶器を所持した同じ子供たちを取巻きとして連れており、取巻きたちは拉致した遊戯をいびるが、闇遊戯の凄みには敵わなかった。DEATH-T編で遊戯とは三度対決。一度目はカプモン対決を行い、ガシャポンに細工して自分にだけ強いモンスターが来るように仕向けて、遊戯が負けた場合は遊戯の指を切り落とそうとしたが、自身が敗北し、カプモンのカプセルに閉じ込められる罰ゲームを受ける。二度目は遊戯と城之内にルーレットで毒入り料理を食べさせて城之内を殺しかけ、遊戯にも毒入り料理を食べさせようとするが、隠しコントローラーを壊されてしまい、自身が毒を食べることになった。三度目はDEATH-T内でカプモン対決を行い、以前同様にイカサマガシャポンを用いるが敗北。直後、兄に見捨てられて死の体感を味わわされるが、遊戯に助けられて改心。兄弟の融和を果たし、遊戯たちの仲間入りをしていくという変遷を辿っていた。改心はしたものの王国編では遊戯を失格させる為に参加者のデッキとスターチップを盗み、遊戯とのデュエルでも不利になるとスターチップを持ち出して逃げ出すと、海馬コーポレーションを守る為とはいえ、手段を選ばなかった。
アニメ第二作では、DEATH-T編以前が割愛されている為、兄よりも常識人で、遊戯達に対しても多少好意的。ドーマ編では自分と兄に似た境遇のアメルダと故人のミルコのためアメルダの説得を行った。原作以上に誘拐されており、DMクエストでは同じ顔を持つゲームキャラクター「メアリー姫」の身代わりに女装して捕まり、バトルシティ編ではグールズに誘拐されて瀬人への脅しに使われている。乃亜編ではビッグ5に連れ去られた挙句、瀬人の大切なものを奪うため、兄として慕うよう洗脳され、乃亜に利用されてしまうが、最終的には乃亜を改心させた。
原作及びアニメ第二作では一人称は「オレ」だが、アニメ第一作では「ボク」[1]となっている(次回予告(22話)では「オレ様」も使用)。
磯野(いその)
海馬コーポレーションの社員。
海馬の部下で黒服の一人。厳格な人物だが上司である海馬やモクバには全く頭が上がらず、海馬によく無茶な命令をされては幾度も怒鳴られ、こき使われる。バトルシティ決勝大会では司会進行と審判役を務め、海馬の移動用航空機の無線や時には操縦担当をこなす。また、GBA版遊戯王DM8では海馬ランドで定期的に行われている子供たちに人気のカイバーマンショーのカイバーマン役を引き受けている。フォルスバウンドキングダムでは海馬コーポレーションを退社しSICに就職していた。
英語版での名前はRoland。
河豚田(ふぐた)
声:竹本英史吉川寛司(アニメ第二作)
海馬コーポレーションの社員。
海馬の部下で黒服の一人。バトルシティ編以降磯野と共に度々登場。海馬への忠誠心は強い。
名前はアニメ第二作のみの登場で、名前の由来は磯野同様『サザエさん』である。
海馬剛三郎(かいば ごうざぶろう)
海馬コーポレーションの先代社長。瀬人・モクバの養父。
極めて冷徹、かつ非情な性格をしている。チェスの腕はプロ級。一人称は「私」だが、アニメ第一作と第二作では「儂」とも言っている。後継者を探しに瀬人とモクバのいた孤児院を訪れた際に、金持ちの養子になることを企んだ瀬人にチェスで挑まれ、敢えてイカサマにかかり敗北。瀬人の力を認め、約束通り二人とも養子にした。後継者にするために虐待じみた英才教育を瀬人に行うが、それにより、後継者ではなく最大の敵を育て上げてしまい、5年後には瀬人と多くの社員の裏切りを受けて会社を乗っ取られる。自身の敗北を認め「負けた者の末路」として、瀬人の目の前で自社ビルの窓ガラスを突き破り飛び降り自殺を遂げる。この件は瀬人の心に「敗北=死」という暗い意識を植え付けた。瀬人が開発したバーチャルシミュレーターシステムを軍事利用しようとしたことも、瀬人の怒りの一因となっている。剛三郎の死後、瀬人の方針により海馬コーポレーションは軍需産業から身を引き、ゲーム産業へと転換する。
アニメ第一作では投身自殺の場面が落胆する描写に変更されたことで生存。また、原作では瀬人が初登場する前に会社を乗っ取られたが、アニメ第一作では瀬人が遊戯に挑戦している間に会社を乗っ取られている。
アニメ第二作では自身の父が興した軍需産業企業「海馬重機工業」を継いだ二代目社長とされたほか、実子の乃亜がおり、瀬人を養子にしたのも彼と競い合わせると言う目論みとして選んだ。瀬人とのチェス対決では瀬人があらかじめ剛三郎の譜面を徹底的に調べていたことで瀬人が勝利したという展開となった。瀬人を乃亜に会わせる前に乃亜が亡くなり、電脳世界で生き返らせた乃亜を現実世界に復活させるための器として瀬人を後継者として育てる。チェスの腕前は世界大会6連覇を達成する程の名手であり、大会で獲得した賞金10万$は瀬人・モクバ兄弟の育った施設に寄付した。瀬人に会社を乗っとられた後、会社を奪われたショックから衰弱していき亡くなるが、死の間際、乃亜のときと同じように自らの人格を海底要塞AIにデータとして移植し、電脳世界で生き延びる。乃亜を影から操り、瀬人への復讐をしかけた。乃亜が敗北した後は「もう用は無い」と切捨て、自ら瀬人にデュエルを挑み、あらゆる魔法・罠・モンスターに破壊されず、無限に攻撃力を上げる脅威のモンスター「エクゾディア・ネクロス」で瀬人を苦しめるが、「所詮強力なモンスターに頼るだけの似非デュエリスト」と瀬人に一喝され、ネクロスの弱点を突かれ敗北。悪霊のような姿に変貌し、瀬人を襲うが、最期は乃亜に動きを封じられ、海底要塞と共に完全に消滅した。なお、前述の通り乃亜を切捨てておきながら、自身が発射を企てていた衛星のミサイルを電脳世界の母体がある要塞へ向けられた途端に「お前まで私を裏切るのか?」と詰めより、父親を気取るなど非常に利己的極まりない性格として描かれ、瀬人を養子にした真相を知った闇遊戯も「海馬が憎むのももっとも」と軽蔑している。

ビッグ5(ファイブ)[編集]

海馬コーポレーションの重役グループ

本来、ビッグ5の面々の名前などは明かされていなかったが、アニメ第二作で付け加えられた。詳細な設定、過去などもアニメ第二作オリジナルである。アニメ第一作でもそれらしき面々が登場している。

DEATH-T編で海馬が遊戯に敗北し、意識不明に陥ったことで社長不在となった海馬コーポレーションは投資家達の信頼を失い、経営は悪化してゆく。会社株の60%を所有するビッグ5は会社の建て直しのためにペガサスの企業買収に乗り、影で結託。会社の信頼を回復するため、海馬を倒し経営悪化の原因を作った遊戯を倒すことを条件とし、成功すれば海馬の永久除名と海馬コーポレーションを譲り渡すことをペガサスに約束する。だが、海馬の復活とペガサスの敗北に伴い、計画は破綻した。 原作におけるビッグ5の暗躍はここで幕を閉じたが、アニメでは決闘者の王国編終了後、ペガサスの企業買収に加担していたために、海馬に会社を追放されそうになったことで自身の首をかけて、デュエルモンスターズを元に開発したバーチャルシミュレーションゲーム「デュエルモンスターズ・クエスト」で海馬に勝負を挑むが、それは海馬をデータ化してゲームの中へと閉じ込めるための罠であった。しかし、その策略は後から進入してきた遊戯や城之内の妨害もあって失敗し、逆に自らが電脳空間に幽閉される結果となった。 乃亜編では乃亜の部下として再登場。自身は肉体を失っており、遊戯たちの肉体を手に入れるためデュエルを挑むがことごとく敗北。最後には唯一奪った本田の肉体を利用して5人全員の力を結集し、遊戯と城之内にラストデュエルを挑む。切り札の「ファイブ・ゴッド・ドラゴン(F・G・D)」などの強力なモンスターを召喚するが敗北。挙句の果てにはバーチャル空間に本物は存在しないため、肉体を手に入れることも実際は不可能だったことを乃亜に宣告され、退屈しのぎとして利用されていたに過ぎなかったことを思い知らされた末に、存在そのものを抹消された。 ゲームDM8ではその後、海馬コーポレーションのサーバーに逃げこみ、肉体は戻っていないが海馬ランドのロボットに乗り移って生きている。

大下幸之助(おおした こうのすけ)
ビッグ5の一人。五人中リーダー格のようなポジションであり、容姿も高齢。杖をついている。現役時代は多くの企業の買収を手がけ「妖怪」の異名で呼ばれた。通称ビッグ1
世界の格言、名言、諺を多く知り、論理的な戦略を好む理論家。自分の知る諺をデュエル中に披露するなど、その言動は知的であるが、同時に場を弁えずに諺を多用する傾向にある。
乃亜編では、肉体を手に入れるために「深海の戦士」の姿で遊戯にデュエルを挑む。場にモンスターを絶やさない戦術と、デッキマスター能力を併せた独自の戦術を振るい、その戦術は乃亜から「したたかな戦術」と評された。闇遊戯をギリギリまで追い詰めるがデッキマスター能力の弱点と闇遊戯のデッキマスターであるクリボーを使ったコンボにより敗北。遊戯・城之内戦では「F・G・D」召喚の際、自身のデッキマスターを水属性の生け贄とした。
英語版での名前はGansley。
大瀧修三(おおたき しゅうぞう)
ビッグ5の一人。海馬コーポレーション元人事部長。長髪で口髭を蓄えた容姿。通称ビッグ2
年齢55歳。対象人物のデータ収集を得意としており、自身も含め、名前の後に年齢を加えるのが特徴。両親の不仲を要因とした孤独な幼少期を動物園のペンギンに癒され、支えられたという過去の持ち主で、重度のペンギンマニアである。ゆえに現代社会に疲労した人々を癒すのはペンギンに他ならないという理由から、ペンギンを主力とした動物園を作る事を夢見ていた。海馬ランドの一部にペンギン用のブースを作るよう嘆願するが海馬に「白と黒ならパンダの方がマシだ」と却下されたため、海馬に強い不服を抱いていた。
乃亜編では「ペンギン・ナイトメア」の姿を借りて杏子と対戦。モンスター効果を最大限に利用した戦術で杏子を苦しめるが、杏子が偶然選んだキーカードを引いたため敗北した。遊戯・城之内戦では「F・G・D」召喚の際、自身のデッキマスターを風属性の生け贄とした。また、「ペンギン・ナイトメア」はアニメ第二作のみのオリジナルモンスターだったが、乃亜編終了後にOCG化されている。相当な女好きで杏子や静香へのセクハラ発言が非常に目立ち、単に肉体を取り戻すのではなく「若い美少女の肉体」を手に入れようと躍起になっていた。ただし、作中にて女性モンスターを使用した描写はなく、ペンギンなど南極に関係のあるモチーフのカードを中心としたデッキを使用していた。
英語版での名前はCrump。
大岡筑前(おおおか ちくぜん)
ビッグ5の一人。海馬コーポレーションの元顧問弁護士。多くの裁判を汚い手段で勝利に導いた敏腕弁護士。眼鏡をかけた知的な容姿。通称ビッグ3
乃亜編では「ジャッジ・マン」の姿で城之内とデュエル。低レベルの融合モンスターとそれをサポートする永続魔法を用いた戦術を使用、さらにはサイコロの目とコイントスをこっそり操作して城之内のギャンブルデッキを封じるというイカサマを行うが、それが乃亜の怒りを買う。イカサマを最後まで続ける事ができたものの、最後は城之内の強運とハッタリに敗北した。また、デュエル前には昏睡状態の舞に擬態し、城之内を驚かせた。後に他の四人とともに遊戯と城之内に挑むが、またもや、城之内の実力を見くびり敗北の原因となった。「F・G・D」召喚の際には自身のデッキマスターを地属性の生け贄とした。
アニメ初期ではビッグ2とされていて、ビッグ1の参謀役を務めていた。
英語版での名前はJohnson。
大田宗一郎(おおた そういちろう)
ビッグ5の一人。軍需産業時代の海馬コーポレーション兵器製造工場の元工場長で、「工場の鬼軍曹」と呼ばれていた。精悍な顔立ちで、五人中では比較的容姿は若い。通称ビッグ4
軍需産業部門廃止を目的とする海馬に忠誠心を示せと自分の工場を自分の手で処理するように命令され、その後の不当な待遇に海馬を恨んでいた。乃亜編での姿は当初は「機械軍曹」で終盤は自身が召喚した「機械王」と合体した「パーフェクト機械王」、操るデッキも機械族モンスターを主力としたものになっている。本田・御伽・静香の三人を相手にデュエルを挑み本田のデッキマスターを撃破するが、本田が残したカードを使用した御伽と静香の一撃を受けてデッキマスターを失い敗北。しかし、本田の肉体を乗っ取る事には成功し、他の四人と入れ替わりながら、遊戯と城之内に最後の勝負を挑むが、遊戯の罠にかかり大きなプレイングミスをして城之内を倒すチャンスを失ってしまう。「F・G・D」召喚の際には自身のデッキマスターを炎属性の生け贄とした。剣道5段の実力を持ち、本田の体を乗っ取った時にはその腕を海馬に披露した。
英語版での名前はNesbitt。
大門小五郎(だいもん こごろう)
  • 声:竹本英史→泉尚摯(アニメ第二作)
ビッグ5の一人。剛三郎が瀬人の誕生日に与えた最初の側近。体格は大柄で、逆立った髪型に髭面の容姿をしている。通称ビッグ5
海馬を幼少期から見守り、海馬の剛三郎追放・海馬コーポレーション乗っ取りにも協力していた。そのため、海馬の思考をある程度理解していた。電脳世界では全ての罠カードを封じる「人造人間-サイコ・ショッカー」の姿を借りて海馬と対戦。海馬の戦術を知り尽くしており、デッキマスター能力に加え「王宮の勅命」とのコンボで魔法も封じ、毎ターン回復が可能なカードを利用したキュアバーン戦術で海馬を追い詰めるが、海馬の捨て身の戦法でコンボに狂いが生じ、最後は「青眼の白龍」の猛攻によって倒された。遊戯・城之内戦では「F・G・D」を召喚する際、自身のデッキマスターを闇属性の生け贄とした。ビッグ2と同じく女好きであり、デッキに女性カードを多く入れていたり、静香の肉体を狙ったことからビッグ2と喧嘩になった。
英語版での名前はLector。

学園編[編集]

牛尾(うしお)
童実野高校の風紀委員。
校内では「鬼風紀の牛尾」と恐れられており、教師すら臆してまともに口を出せないほどの存在。本田曰く「学校の規律を全て仕切っている存在」。剃刀の様な鋭い眼つきと城之内、本田を遥かに上回る大柄な体躯や、高校生離れした威圧感に満ちた風貌を持ち、喧嘩の腕は城之内にも勝る。アニメ第一作では多くの人員を統率し、校内の風紀を徹底する姿を見せており、本田からも真面目な風紀委員として尊敬されている姿が描かれていた。風紀委員として苛めそのものを忌み嫌う態度を取っていた牛尾であったが、その実態・裏の姿は自分の腕っ節に慢心し、いじめられっ子(本人曰く「カモ」)の悩みに付け込み、ボディーガードを請け負うと一方的に申し出て影でいじめっ子を痛めつけ、然る後にボディーガード料と称して大金を強請り取り、逆らえば暴力で言う事を聞かせる等、いじめっ子以上に危険かつ卑劣な人物であった。遊戯に対しても、城之内・本田(アニメ第一作では本田は遊戯に一切手を出していないにも拘らず本田も成敗した)を痛めつけた挙句、2人を庇った遊戯も望みどおり痛めつけた上、20万の大金を要求する暴挙に出るが、原作では城之内と本田を痛めつけた直後に遊戯も痛めつけたが、アニメ第一作では遊戯が千年パズルのピースを探すために学校を訪れた際、遊戯を痛めつけ、立ち向かってきた城之内と本田も再度痛めつけた。遊戯が千年パズルを完成させた事で、闇遊戯の最初のターゲットとなる。そして、ナイフ(牛尾の私物)と札束を使ったゲーム「マネーアンドナイフ」で闇遊戯と勝負するが、自分の欲望に飲み込まれゲームのルールを破るという禁を犯してしまう。闇遊戯の逆鱗に触れた牛尾は闇の罰ゲーム「GREED─欲望の幻像─」を受け、枯葉やゴミが金に見えてしまうという幻惑状態に陥り、翌朝その姿を生徒達の前に晒す事となった。アニメ第一作では校舎の高い所を舞台に互いの身体をロープで結び、校舎に設置されたトランプを捲り、その数字分だけ昇るというゲームに変更。最終的には溝へと転落し、怪物に襲われるという幻惑状態の罰ゲームを受けた。小説版ではマネーアンドナイフのルールの一部が変更され、罰ゲームも幻惑の金に押し潰されるというものだった。また、アニメ第一作では風紀委員らしく一部の台詞が丁重な口調となっている。
『遊☆戯☆王キャラクターガイドブック 真理の福音』によると、その後はちゃんと更生したとの事。
アニメ第二作では遊戯の回想のみに登場。
遊戯王GX』では第4期に出る行方不明者リストに名前だけ登場している。
本作から数十年後が舞台のアニメ第四作『遊☆戯☆王5D's』に登場する警察官・牛尾哲(うしお てつ)とは同一人物という設定である。
遊☆戯☆王ZEXAL』では遊☆戯☆王ZEXAL II』にてアストラル世界の住人の中に彼らしき人物がいるのが確認できる
遊☆戯☆王ARC-V』では落ち込む遊矢を立ち直らせようとする柊修造の回想シーンにシルエットとして登場している。
実はZEXALとZEXAL IIを一つとした中シリーズの唯一の皆勤賞キャラ。
ディレクター
ZTV放送局の悪徳ディレクター
Zマークのキャップ帽を被った髭面の男。俗っぽい業界人という人物像が強く、視聴率と企画ネタのためなら過度なやらせや暴力をも厭わない卑劣な性格の持ち主。映像の権力には誰も逆らえないと信じきっている。「暴力のドキュメント」の企画のために、いじめが問題となっている童実野高校に訪れていた所、遊戯を偶然見つけ、やらせ企画の苛められっ子役に仕立て上げる事を目論む。そして、ADの藤田を苛めっ子役にし、童実野高校に潜らせ、遊戯と接触して暴行を加えさせる事でいじめシーンを撮ろうとした。だが、遊戯と藤田の苛め現場に偶然、城之内が駆けつけた事で、青臭い友情ドラマは受けないとして中止。そして城之内に暴行を加えたために、闇遊戯のターゲットとなってしまう。ZTV放送局の駐車場で闇遊戯の接触を受け、闇遊戯の言葉でサイコロ勝負の相手となるが、途中で投げ出した挙句、勝負に敗北したため、闇遊戯の罰ゲーム「モザイク幻想」を受けた。この後は更生し、モザイク無しの番組を作るようになった。アニメ版では未登場。
花咲友也(はなさき ともや)
童実野高校の生徒。
クラスの中ではあまり目立たないタイプで、気弱な性格。小柄な体格をしている等、遊戯と共通する点は多い。眼鏡を着用している。登場当初は騒象寺にパーティー券を買わされ、それを売り渡すために遊戯に接触。人の良い遊戯はそれを全て引き取る。しかし、近くでその現場を終始見ていた騒象寺に全て知られてしまい、ボコボコに痛めつけられる。その後、闇遊戯によって騒象寺は成敗され、この一件から遊戯と親しくなる。その後も再登場し、遊戯やその仲間達ともすっかり打ち解けている姿を見せている。また、熱烈なゾンバイアマニアである事が明かされ、部屋中には大量のゾンバイアグッズが見られた。父親は仕事柄、友也の相手ができないでいる事もあり、かなり過保護に接している。大量のゾンバイアグッズも父親が買ってあげた物。この回においても前回同様、散々な目に遭っている。昔から体が弱いらしく、ゾンバイアに強い英雄像を投影している面も、そういったヒーローへの憧れ故である。アニメ版では未登場だが、アニメ第三作では童実野町の住民リストに名前だけ登場している。
ちなみにゾンバイアは「ダーク・ヒーローゾンバイア」と言う名前でOCG化されている。
騒象寺(そうぞうじ)
童実野高校の生徒。
リーゼントの髪型がトレードマーク。歌をこよなく愛し、「オールナイト・ソロ・ライブ」を恒例で執り行っているが、殺人級の音痴であり、横暴な人物なために周囲からは避けられた存在となっている。が、強引に有料パーティー券を弱気な生徒を利用して売りさばいているため、その被害は後を絶たない。遊戯と面識を持っていた友也を傷つけたため、闇遊戯のターゲットとなる。沈黙ゲームで勝負を進めたが、ほぼ自滅の形で敗北。闇遊戯の罰ゲーム「心臓祭-ビートフェスティバル」を受けた。アニメ版では未登場。
囚人ナンバー777
童実野刑務所から脱獄した死刑囚。
額に777という数字が書き込まれているのがトレードマーク。本名は不明。行動を見る限り、占い事を信じるタイプである模様。刑務所から脱獄後、空腹と息切れで疲労していた所、杏子がアルバイトをしているバーガーショップ「バーガーワールド」を発見。腹を満たすために足を運び、杏子を人質に取って、その場に居合わせた遊戯に酒と煙草「ラッキーストライプ」を要求。しかし、杏子に暴力を加えたために闇遊戯が覚醒。命がけのゲームの末に、自身のタバコの火によって火達磨になってしまう。その後は病院送りとなった末、独房の中で静かにリハビリ生活を送る事となった。アニメ第一作では名前も異なる全く別の犯罪者として描かれ、経緯も大幅に変更されている。
孤蔵乃(こくらの)
童実野高校A組の生徒。
超能力予言者を自称する少年で、的確な占いと予言で校内に占いブームを引き起こした。そのため、多くの熱烈な女子生徒の信者。アニメ版では孤蔵乃親衛隊が孤蔵野の周りに見られる。しかし、それは単なるインチキに過ぎず、偶然であるにせよ当初の遊戯もその真相をあっさり見抜いていた。予言者として多くの女子の人気を得て有頂天になっていたが、薬で眠らせた杏子の胸を触ったり、予言を実現させるために自ら遊戯を襲い怪我を負わせる等したため、闇遊戯の標的となる。闇遊戯とゲームをするも敗北。結果的にそのイカサマも自ら招いた失態で、学園中に知られてしまう結果となった。
猪頭吾郎(いのがしら ごろう)
童実野高校三年D組の生徒。
広島風と書かれたハチマキと長ランがトレードマークで、文化祭実行委員長を務める。しかし、かなり強引な性格で、遊戯達が文化祭で建てたカーニバルゲームの敷地を、「この敷地は自分達の縄張りであり、お好み焼きを焼く伝統の場所である」と主張、横暴な手段で取り壊すという暴挙に出る。結果的に杏子や多くの生徒を傷つけたため、闇遊戯の標的となる。猪頭は闇遊戯のゲーム「鉄板アイスホッケー」を受け入れ、自慢のヘラとパワーで闇遊戯を追い詰めるが、闇遊戯の巧妙な策に嵌り、火薬の入った試験管が高温となった鉄板に触れてしまい、爆風に飲み込まれて大火傷を負ってしまった。その後は更生した。アニメ版では未登場だが、アニメ第三作では童実野町の住民リストに名前だけ登場している。
野坂ミホ(のさか ミホ)
童実野高校の女子生徒。
図書委員を務めており、1年生の時は遊戯達と同じクラスだった。友人達からは髪をリボンで束ねている容姿から「リボンちゃん」の愛称で親しまれている。本田が片思いして、告白したがきっぱり断られた。
原作では大人しく物静かな性格で一話限りのゲストキャラだったが、アニメ第一作では活発でお喋りな性格へ変更された上でメインキャラとなった。その為、第1話から登場しており、原作では登場していない回でも登場している。爆弾発言も多く、一瞬にしてその場の空気を凍りつかせてしまう事もある。血液型はAB型で星座はおとめ座と公言している。また杏子がお弁当を作っている際に「ミホは納豆」と言っていることから好物は納豆だと推測される。アニメ第二作では一切登場していないが、遊☆戯☆王デュエルモンスターズGXでは童実野町の住民リストに名前だけ登場している。原作でミホが初登場する回での本田とのエピソードは割愛されており、女子生徒まゆみ(声:住友優子)の城之内への片思いというオリジナルエピソードに変更された。他にモクバ初登場のストーリーがミホのストーカーとのエピソードにされる(これにより第一作ではモクバの登場はDEATH-T編でしか登場しない)など、主役のエピソードも作られた。獏良に片思いしているという設定も追加。モンスターワールド編ではお金持ちになりたいことから「妖精商人のミホ」となった。原作では杏子→城之内→本田の順で人形に魂を移され、最後に残った遊戯が自らの意思で人形に魂を移されたが、アニメ版ではミホ→本田→城之内の順で人形に魂を移され、遊戯と杏子は同時に人形に魂を移している。
蝶野(ちょうの)
童実野高校勤務の女教師。泣きボクロが特徴。
愛嬌のあるセクシーな女性で、同僚の教師や男子生徒から高い人気を得ているマドンナ的存在だが、いかなる些細な理由でも(交際を含め)校則を破れば生徒を退学(少なくとも15人以上は確認されている)させてしまうため、「退学魔女リン」という不名誉なあだ名を持つ。容貌はかなりの美人だが、それは過度な厚化粧による偽りの美貌に過ぎず、素顔は悪魔を彷彿とさせる程に凶悪。実際の性格もプライドが非常に強く、傲慢にして冷酷非情とかなりの悪女。生徒を退学にさせているのも、校則を破った事を口実に、生徒を退学にさせる事で私生活のストレスを解消したいためである。ミホの机に入っていた本田のプレゼントを生徒達の前に晒し、そのメッセージを読み上げるという暴挙に出たために闇遊戯の逆鱗に触れ、闇遊戯の力によって化粧が崩れ、素顔を生徒達の前に晒してしまい逃走する破目となった。原作ではこれといった勝負をせずに終わっているが、アニメ版では原作とは異なった経緯から目隠しをし割った鏡をパズルの様に組み立てるというゲームで闇遊戯と勝負。しかし目隠しを解く反則によって勝とうとし、闇のゲームのルールに違反したため、罰ゲームを受け、素顔を晒してしまう(素顔は原作と異なり、老婆のような老け顔となっていた)。趣味は見合いで「この世のあらゆるゲス男どもをクソミソにけなして断る事」。アニメ版では初登場の回以降も何度か登場している。
ショップのオーナー
スニーカー専門店「ジャンキースコーピオン」のオーナー。
毒を抜いていない本物のサソリをアクセサリーにしており、ペットとして飼育している。極レア物シューズ「エア・マッスル」を城之内に10万以上の金額を半額の値で譲る等、気前の良さを見せていた。だが、その実態は「マッスル・ハンター」という不良集団を金で雇い、エア・マッスルを客に譲っては彼らに奪わせて金を得ている悪徳商人である。マッスル・ハンターがオーナーの秘密を暴露したために遊戯に秘密を知られ、闇遊戯の標的となる。ペットのサソリとエア・マッスルを用いた危険なゲームで闇遊戯と勝負をするが、欲に駆られた事で墓穴を掘り、自分のペットのサソリの猛毒に刺されて病院送りとなった(一命は取り留めたらしい)。アニメ版では未登場。
蛭谷(ひるたに)
隣玉高校の不良生徒。
多くの不良を率い、「蛭谷さん」と呼ばれている。かなりの冷血漢で、目的のためなら命を落としかねない行為も平然と行う。中学時代に荒れていた城之内とつるんでいた過去があり、高校に進学する際に城之内が童実野高校に入ったため、関係は疎遠となっていた。だが、グループの勢力を更に拡大する目的から城之内に再びグループに入る様に勧める。しかし、城之内は協力的ではなかったため、もし加わらなかったら童実野高校の城之内のクラスの生徒を次々に闇討ちをかけると脅迫。城之内はクラスの生徒や遊戯達に迷惑をかけたくないという理由で蛭谷らと共に非行に走る事となるが、遊戯の活躍によって、蛭谷一派は成敗される事となる。その後も城之内を仲間にしたいという執着から遊戯・城之内の前に再登場。しかし、最終的には城之内に倒されてしまう。城之内に「今ほど腐ってはいなかった」と発言されており、元々は初登場時程の悪党ではなかったと推測される。アニメ版では蛭谷が再登場するヨーヨーの回は省かれ、初登場の回にそれらが集約されている。
金倉(かねくら)
童実野美術館の館長。
吉森教授の発掘の資金援助をし、共にエジプトの王家の谷で王墓発掘に携わった著名人。しかし、性格は貪欲であり、その心は私利私欲に満ちている。遊戯の持つ千年パズルに関心を持ち、展示品としてそれを一日だけ貸してくれ、と頼み込み拝借するも、実際の目的は巨額の金と取引するためであった。後にシャーディーの闇のゲームによって裁かれ、心臓破裂によって死亡した。アニメ版では生存しており、意識不明の重体に留まっている。童実野美術館はバトルシティ編を初め、物語に度々登場している。
PSソフト『遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズ 封印されし記憶』では容姿が酷似した人物(カード屋)が登場している。
吉森(よしもり)
童実野大学教授。双六とは親交が深い。
金倉館長と共にエジプトの王家の谷で王墓発掘に携わった著名人。妻子あり。金倉と比べれば随分と良心的な人柄をしているが、考古学や発掘への執着の強さ故、家族に構ってやれずにいる。金倉が謎の死を遂げた事に呪いによる死ではないか、と強い不安感を抱いていたが、後にシャーディーの千年錠の力によって完全に操られ、不気味で意思を持たないゾンビのような状態となってしまう。遊戯達に執着なまでに襲い掛かっていたために、城之内に暴行を受けたり、杏子に抵抗を受けたりしたため、後半ではかなりボロボロな姿となってしまっていた。金倉とは異なり、最終的には生き残っている。アニメ版ではシャーディーが来訪した際に大学の窓から転落し入院。代わりに本田がシャーディーに操られた。
鯨田(くじらだ)
童実野高校の生徒。
おかっぱ頭の髪型で、かなりの肥満体系をしている。学校で大流行していた「デジタル・ペット君」の熱烈なマニア。かなり詳しい上に自身も飼育しており、貴重な隠れキャラのペット(アニメ版ではデビルマスターという名前が加えられている。)を所有している。だが、それを鼻にかけて高圧的な態度で自慢するなど、性格は傲慢。徐々に自身が飼育している隠れキャラのペットに洗脳される様になり、クラスの生徒のデジタルペットを奪っては自身のデジタルペットに接続し、隠れキャラのペットの餌にするという暴挙に出る。遊戯の飼育している気弱なU2(ユーツー)をも餌にするために奪い接続するが、食べられる直前にU2が進化したため、U2の一撃によって鯨田のペットは倒され、正気に戻った(アニメ版では本田の育てたペットによってあっさり倒された。)アニメ版では「この間までは気弱だったが、急に態度がでかくなった」と生徒が発言しており、気弱だったその性格がデジタルペットの影響で凶暴化したという描写が見られた。また、原作では単独の悪党として描かれていたが、アニメ版では灰山に操られている脇役として描かれている。
不良三人組
花咲友也の父親を恐喝していた悪質な不良三人組。
ゾンバイアに傾倒している友也に悪党として相手となってもらい、それにわざと負ける事で自信をつけてほしいと考えていた父親の頼みを受け、報酬として10万という大金を貰い、健気に付き合っていたが、実際は金蔓としか見ておらず、徐々に恐喝する様になる。そして、遊戯を誘拐したという嘘の予告と案内地図を書いた手紙を石で丸めて、花咲家の友也の部屋のガラスへと投げ割るという形で、友也に通告し呼び寄せる。その一方、父親に50万を払わなければ友也を嬲り殺しにするストーリーに変更すると要求。その場にやってきた花咲に暴行を加えると共に、全ては父親から金を貰ってやっていた芝居と告白。だが、この事態を友也の父から知らされた遊戯は、闇遊戯として彼らの下を訪れ、ゲームを仕掛ける。最終的には不良三人組は闇遊戯に成敗され、酷い目に遭う事となった。この一件で、友也は本当の強さを身に着ける様になる。アニメ版では未登場。
イレバージ
通称「イレバージ」と呼ばれる駄菓子屋の老人。本名は不明。
頑固・ドケチで有名らしい。しっかりと子供達を叱るが、あっさりとモクバの買収に乗る等の俗な一面を見せている。アニメ版では未登場だが、アニメ第一作ではそれらしい人物が二度登場している。また、原作でも入歯源太という似たような人物が入院している描写が見られる。
ストリートファイター
ストリートファイトの常習犯である男。
ブルース・リーを敬愛しており、自身も空手ボクシングを経験している等、その道のやり手(アニメ版ではカンフーを体得していると発言)。しかし、格闘ゲームはかなり弱く、ブルース・リーをモデルとしたブルース・龍というキャラクター(遊戯も同じキャラクターを使用)を使用し、ゲームセンターで遊戯に挑戦者として対戦するが、全て敗北した。その腹いせのために遊戯に一方的に暴行を加え、ストリートファイトで潰した相手からは必ず戦利品を頂くとして、遊戯の千年パズルを奪うが、その場に居合わせず、事情を知った城之内と対峙。お互いにナイフの先端を口に銜えて勝負をするというゲーム「死亡遊戯」で城之内を追い詰めるが、城之内が遊戯のために買っておいた缶コーラを顔にかけられた隙を突かれて、反撃の一撃を食らい、顎が砕けてしまう。容姿や服装はブルース・リーをモデルにしている。アニメ版ではドラゴンという名前が与えられ、髪型も異なっている。そして、ブルース・リーやブルース・龍の名前もドラゴン・ワンに変更。死亡遊戯も溝の上で勝負し、相手を落とすというゲームに変更され、原作同様に缶コーラを用いた奇策で隙が生じた後は、城之内によって蹴落とされ、溝から転落する顛末を辿った。本人は一度もストリートファイターと名乗っていないが、『遊☆戯☆王キャラクターガイドブック 真理の福音』ではストリートファイターと明記されている。

下記に記す者達はDEATH-T編完結後に登場した学園編の登場人物である。

鶴岡(つるおか)
童実野高校勤務の教師。
「生活指導の鶴岡」として知られる教師。だが、性格は極めて嫌味。生徒は教師には永遠に逆らえないという歪んだ教育理念を持つ。遊戯や仲間達を取り柄のない落ちこぼれと言い切り、遊戯が杏子から譲り受けた携帯型愛称占い「ラブリー二号」を踏み潰す暴挙に出ようとするが、その直後に闇遊戯からゲームなら負けないと一喝される。これに対して鶴岡はラブリー二号をどこかに隠し、それを一時間以内に見つけられなければラブリー二号を粉々にする事は勿論、遊戯、城之内、本田の三人を停学にすると言い切る。しかし、杏子の協力と頭脳を働かせた闇遊戯によって、隠し場所を暴かれてしまう。実はハゲ頭で、それを隠すために着用しているカツラの中にラブリー二号を隠していたため、ハゲ頭である事がばれ、この事は秘密にしてほしいと嘆願する破目となった。アニメ版では未登場。
プロデューサー
ZTV放送局のプロデューサー
前述のディレクターと同様の放送局に勤務しているが、面識があるかは不明。性格は傲慢かつ金銭欲が強く、貧乏人を見下し利用する等、金の亡者のような男。また、前述のディレクター同様、過度なやらせも厭わない。「100万円!!ゲームDEゲット・ショー」という番組企画をプロデュースしているが、裏では絶対に100万円が手に入らない様に故意的に細工しており、そういった貧乏人が必死にゲームにチャレンジするも、絶対に手に入らない姿が視聴者に受けると考えている。たまたまそれに参加する事となった城之内はプロデューサーの関係者によって(「筋金入りの貧乏人」という理由で)選出され、プロデューサーは色々と複雑な家庭事情を抱いている城之内に興味を覚え、そのターゲットに選ぶ。城之内は順調にゲームを進め、遊戯や仲間達の応援を受ける。だが、トイレを済ますためにZTV放送局をうろついていた遊戯はプロデューサーの思惑を偶然聞き、人の気持ちを平然と踏み躙るプロデューサーに怒りを覚え、ゲームを挑む。プロデューサーは闇遊戯にインチキの秘密を知られてしまった事を知り、そのゲームに乗るが、グルになっていた関係者の失態で、ゲームに敗北。闇遊戯の罰ゲーム「マインド・オン・エア-本性暴露-」を受け、その本性をテレビの前で曝け出す事となった。この事で城之内は偶然とはいえ100万円の小切手を手に入れるが、プロデューサーの問題行動の影響があったのか、番組制作会社が倒産してしまい、小切手は無効となってしまった。アニメ版では未登場だが、アニメ第一作で容姿の酷似した人物が一度登場している。
名蜘蛛コージ(なぐも コージ)(アニメ第二作名前は「コウジ」表記)
童実野高校の生徒。
腕相撲式格闘ゲーム「モンスターファイター」を嗜むゲーマーだが、性格は自己中心的で、暴力的。遊戯によって校内で大流行となったモンスターファイターの所持者にゲームを挑んでは勝利し、次々と奪っては三万で売るという横暴な商法を行っていた。その一環として遊戯を呼び出しゲームを挑むが、暴力という卑劣な手段で遊戯との勝負に勝ち、遊戯のモンスターファイターを奪う。この暴挙に怒りを覚えた遊戯は、城之内からモンスターファイターを拝借し、闇遊戯として名蜘蛛に再戦を挑む。闇のゲームを展開させ、勝負をするも、またしても名蜘蛛は暴力を用いるという汚い手でゲームに勝とうとする。しかし、最終的に名蜘蛛は敗北。罰ゲームを受けた。
その後もバトルシティ編でデュエリストとして再登場しており、相変わらず弱い者から物を奪う癖は抜けていなかった。海馬にデュエルを挑むも、神のカードによって敗北した。「ダイヤモンド・ドラゴン」を切り札として所有していたが、海馬に破り捨てられてしまう(この時、海馬は心の中で「こんなカード36枚持っている」と発言。アニメ版ではその台詞や破り捨てはカットされた)。アニメ第一作では未登場だが、第二作では登場し(第60話)、第三作にも童実野町の住民リストに、名前だけ登場している。
トランプ爆弾魔
トランプを用いて無差別爆破テロを引き起こしている連続爆弾魔。
犯行数は過去三度、最低死傷者を8名出している凶悪な愉快犯である。遊園地の観覧車で四度目の爆弾事件を引き起こし、不幸にも杏子がその人質的立場に立ってしまった。闇遊戯は爆弾魔の相手をしていた爆弾魔事件捜査本部長(声:糸博)に代わって、トランプゲーム「時計(クロック)カード・ゲーム」の挑戦を受ける(アニメ版では別のゲームに変更されている)。しかし、最終的に爆弾魔はその勝負に敗北。挙句の果てには闇遊戯によって居場所を明らかにされてしまった。その後は描かれていないが、逮捕されたのはまず間違いないと思われる。アニメ版では闇遊戯の罰ゲームによって搭乗している13番目の観覧車に爆弾があるという幻惑に翻弄され、観覧車から転落した末に逮捕された。原作では顔の半分しか描かれていなかったが、アニメ版では素顔が明らかとなっている。また、原作よりもより凶悪犯・愉快犯として色濃く描かれている。
井守はじめ(いもり はじめ)
童実野高校の生徒。
遊戯のクラスメートだが、あまり親しい訳ではない。ゲームコレクターの祖父が戦時中に中国で入手した「龍札(ドラゴン・カード)」(アニメ版では「龍牌(ドラゴン・ブロック)」。)を所有している。双六にゲームの危険性を説かれるが、逆にその危険性と、闇の力が封印されている事実に好奇心を覚える。作中では数少ない千年パズルの秘密を知っている人物で、千年パズルを入手して闇の力を得た遊戯に憧れのような感情を抱いていた。遊戯に代わって闇の番人になろうと千年パズルを盗み取り、手紙で遊戯を自分のもとへと呼び出し、龍札の封印を解き、闇のゲームで遊戯に挑戦する。負けた者は魂を「心鎮壷(シンツェンフー)」と呼ばれる壷に封印されてしまう。この危険なゲームによって遊戯は敗北し魂を奪われるが、直後にパズルに触れることに成功し、予想外にも闇遊戯が登場したことによってゲームは続行。闇遊戯を追い詰めるもゲームに敗北し、自身の魂を奪われ心鎮壷に封印されてしまう。アニメ版では、ドラゴン・ブロックの封印を解いた事によって生じた傲慢な心のみが封印され、遊戯と共にドラゴン・ブロックを封印し、無事生存している。アニメ版では苛められっ子として描かれる等、原作の不気味なキャラクターとは異なった描写が成されている。遊戯との出会い、ドラゴン・ブロックの入手、その使用の経緯も大幅に変更されている。また、家が大きな屋敷である事などが描写された。原作では苗字のみだったが、アニメ第一作でフルネームが設定された。アニメ第三作にも童実野町の住民リストに名前だけ登場している。このことから、アニメ第二作の世界観でも原作とは異なり生存していると思われる。
根津見(ねづみ)
童実野高校の生徒。
遊戯のクラスメート。名前通り、ネズミとよく似た容姿をしており、性格も小心者。蛭谷の部下の不良三人組に脅迫され、ヨーヨーの的にされたという経験があるらしく、ヨーヨーを嫌悪している。実は蛭谷の使い走りであり、正義感の強い遊戯、城之内を上手く扇動し、蛭谷一派の下へと連れてゆく。蛭谷一派が成敗された後は、その場から逃走した。アニメ版では未登場。
刈田(かりた)
童実野高校勤務の体育教師。
大柄な体格と特徴的な髪型がトレードマーク。性格は嫌味で態度がでかいため、女子生徒から嫌われている。転校初日の獏良に脅迫めいた態度で迫り、明日までに長髪を五分に刈る様に強要。しかし、そういった暴挙に出たためにバクラの標的となり、罰ゲームを受けて人形に魂が封印されてしまう。その後モンスターワールドの住人「村人D」としてバクラに利用され、ゲーム内で遊戯達に助けを求めるも、バクラの圧力に屈してしまう。その後は遊戯の活躍もあり、無事元の姿に戻るが、改心は見られずいつもの調子を見せていた。

DEATH-T編[編集]

ジョージ
本田の姉の子供。
赤ん坊とは思えぬ程の頭の回転ぶりと言葉遣いを見せるが、よく猫をかぶり純真な赤ん坊のフリをする。本田の事を「ヒロト」と呼ぶ。脇役ながらDEATH-T編では大活躍しており、重要な役割を度々見せている。海馬を尊敬しており、海馬の悪口が許せないらしい。アニメ版では未登場。
謎のアサシン
DEATH-Tで海馬に雇われたゲーム参加者の一人。名前・国籍ともに不明。容姿はアジア系
現役の殺し屋であり、狙われた相手は生存率0と言われている。DEATH-T1「シューティング・スターダスト」で賞金首の遊戯達を他の二人と迎え撃つが、本田とジョージの奇策によって倒される。アニメ版では未登場。その代わりに元軍人の女性ブルー(声:西川宏美)が登場している。
ボブ・マクガイア
DEATH-Tで海馬に雇われたゲーム参加者の一人。国籍アメリカ
SWAT狙撃班のリーダーという経歴を持つ。どんな遠距離でも必中の腕前と評される程の実力者。DEATH-T1「シューティング・スターダスト」で賞金首の遊戯一行を他の二人と迎え撃つが、本田とジョージの奇策によって倒される。アニメ版では名前をブラックと変更され、登場している。
ジョニー・ゲイル
DEATH-Tで海馬に雇われたゲーム参加者の一人。国籍アメリカ
グリーンベレー大佐ゲリラ戦を得意とする。DEATH-T1「シューティング・スターダスト」で賞金首の遊戯達を自身のゲリラ戦で粉砕しようとするが、大胆不敵な城之内の奇襲戦法によって油断。射撃でケリをつけようとするが、城之内に顔面に蹴りを入れられ気絶。あっさりと倒されてしまった。アニメ版では名前をレッドと変更され、登場している。
海馬邸執事
海馬邸に仕える執事。
本来は海馬瀬人の世話係のような存在だが、DEATH-T2「ホラーゾーン」「死の電気椅子ライド」では黒いフードを羽織り、死の電気椅子ライドの案内人を務める。声を発すると百万ボルトの電流が流れるという恐ろしいゲームを強制し、姑息な手で様々な拷問を与えてゆくが、ジョージが彼の膝の上で脱糞したため、逆に悲鳴を上げ、百万ボルトの電流の餌食となり、丸焦げとなった。乃亜編においても海馬の回想の中で登場した。
チョップマン
DEATH-Tで海馬に雇われたゲーム参加者の一人。
キャンプ場惨殺事件の犯人で、切り刻む男(チョップマン)と呼ばれている犯罪者。本名は不明。童実野の湖のほとりにあるキャンプ場を訪れたボーイスカウトの少年10人を一夜の間に切り刻んで惨殺した。消息不明で捕まっていなかったが、残酷な心を持つ者こそを必要としていた海馬により雇われていた(厳密に言えば後述の殺人の館(マーダーズマンション)責任者として海馬コーポレーションに就職した)。また、マスクの様な物で顔を隠しているため、素顔も殆ど見えていない。DEATH-T2「ホラーゾーン」「殺人の館(マーダーズマンション)」の主として遊戯達を襲い、チェーンデスマッチで城之内と対峙するが、ピッキングで鍵を外され脱出された。最期は城之内に蝋燭の炎を床の油に引火され焼死した。理性が殆ど無く、凶暴な性格の持ち主だが、海馬の言葉には動物の様に従順に従っていた。後に「凶悪犯-チョップマン」としてデザインは変更されるもののOCG化された。アニメ版では未登場。代わりにマーダーマシーン(殺人機械)ブラッドが登場している。

決闘者の王国編[編集]

参加者[編集]

孔雀舞(くじゃく まい)
11月20日生(24歳)、蠍座、身長175cm、体重52kg、血液型O型、好きな食べ物:ペンネアラビアータ、嫌いな食べ物:ドリアン
賞金稼ぎの女デュエリスト。元ディーラーで、かつては豪華客船のカジノで働いていた経歴を持つ。
性格は高飛車で、露出度の高いセクシーな衣装が特徴的。一人称は「あたし」だが、「私」も使用。王国編では「ハーピィ・レディ」、バトルシティ編では「アマゾネス」等の女戦士をモチーフとしたカードを好んで使用する。王国編ではハーピィ・レディをあらゆるカードで徹底的に強化する戦術を用い、その戦術性はダイナソー竜崎を上回り、王国編決勝戦では闇遊戯を窮地に追いつめる程である。
しかし、一方ではカードに数種類の香水をつけ、その匂いによってカードを識別する「香水戦術(アロマ・タクティクス)」という明らかなマーキング的戦術を用いており、王国編ではそういった面で決闘を有利に進めていた。ちなみにこの戦術は城之内に看破され、以降は使用していない。
プライドと気位が強く、ディーラー時代に人間の負の面を多く見てきたことから、仲間など信じない(あるいは必要としない)孤高な性格の持ち主だったが、決闘者の王国での城之内との戦いを通じて好意を抱く様になり、徐々に遊戯たちと親しい関係を築いてゆき、姉御肌の面を見せるようになる。
その後はバトルシティにも参加し、決勝トーナメントにまで勝ち残る腕を見せた。千年アイテムの使い手である闇マリクとの決闘の末に敗北し、罰ゲームを受けて昏睡状態に陥ってしまうが、闇マリクが消滅したことで意識を回復した。アニメ版でのバトルシティにおけるアンティ・カードは「ハーピィの羽根箒」。原作ではバトルシティ編で出番を終えたが、アニメ版ではその後のドーマ編にも登場。ドーマの首領ダーツに闇マリクに敗れたトラウマを突け込まれ「オレイカルコス」の使い手となり、王国編の時と同じようにハーピィ単独デッキに戻り遊戯達と決別する役回りとなった。城之内に再びデュエルを挑み、死闘の末に和解した。アニメ版では原作以上に城之内との淡い恋路が強調されるエピソードが多くなっている。アニメ版のバトルシティ編において登場したオリジナルキャラクター「マグナム」との戦いや、城之内がバトルシティでリシドと対戦した際、レプリカの神のカード「ラーの翼神竜」が原因で神の逆鱗を受けてしまい昏睡状態になった時、原作では城之内の夢に出てきたのは遊戯と仲間達だけだったがアニメ版では舞も登場している。アニメ版では幼少期に両親を事故で亡くし、天涯孤独の身で生きてきた過去が明かされている。また、幼少期の舞が豪邸の中に一人寂しく佇む様子が描かれているが、詳しい過去は不明。
決闘者の王国編での賞金の使用目的は「世界一周、或いはフランスに滞在して、シャネルヴィトンなどのブランド品を買い漁る事」。原作では具体的に描かれている舞の決闘はすべて負けているがGXに登場する遊城十代からは伝説の決闘者として遊戯、城之内、海馬とともにあげられている。また「遊☆戯☆王R」では表の遊戯から仲間の仲にきちんと入っていた。
作者曰く、舞が女性系モンスターを多数使用する理由は、自分を「女っぽくない」と思っているため。そういった形で「女」をアピールしているという[2]。また、一番書きにくいキャラクターであると述べている[3]
東映映画版の海馬のコンピュータのリストでは、住所は東京都新宿区北新宿1-5-2となっている。これはアニメブックの方でも確認できる。
英語版での名前はMai Valentine。
インセクター羽蛾(インセクターはが)
7月21日生(14歳)、蟹座、身長162cm、体重51kg、血液型A型、好きな食べ物:ハチの子、嫌いな食べ物:肉料理
インセクト(昆虫)デッキを操るデュエリスト。東日本代表の全国大会優勝者。
特徴的な丸眼鏡とおかっぱ頭がトレードマーク。全国大会クラスの実力者としての高い手腕を持つが、有利な立場に立つために遊戯から海馬を倒したキーカード「エクゾディア」カードを取り上げたり、城之内とのデュエルで少年(声:山崎みちる)を利用して城之内のデッキに寄生虫パラサイドのカードを仕込んだりと、イカサマに頼り気味の卑劣者。闇遊戯から「弱昆虫野郎(よわむしやろう)」や「お前、弱いだろ」などと侮辱され、格下に見ていた城之内からも同様のことを言われてしまう。王国で遊戯に敗北した際はスターチップを全て失い脱落者となり、デュエルグローブも城之内に奪われてしまう。バトルシティでは遊戯への復讐の前哨戦として城之内にデュエルを挑むが敗北し、パズルカードと「インセクト女王」ともう一枚のレアカードをルールにより城之内に渡すことになった。
王国編においては「究極完全体・グレートモス」を切り札としつつ、下級昆虫モンスターを徹底的に強化していく、舞に通ずる戦術を見せた。バトルシティ編では「インセクト女王」を中心とした新デッキを用いて昆虫族のトリッキーな効果を活かした戦術を披露した。
アニメオリジナルのドーマ編ではデュエリスト全国大会のチャンピオンであるため自分と竜崎に対して取り巻きも多くチヤホヤされており、サインの返礼でレアカードを貰うなどの行動を取るも、王国で遊戯に敗北し最初の脱落者となった事から周囲から顰蹙を買い、不良に暴行を受けるなどして落ちぶれてしまったことが語られた。ドーマの傘下に入り闇遊戯に復讐戦を挑むも「狂戦士の魂」の効果を得た「魔導戦士ブレイカー」でLPが0になっても杏子に制止されるまで滅多切りにされた[4]。ドーマ編と同じくアニメオリジナルのKCグランプリ編では大会に乱入参加するがジークに瞬殺された。また、遊戯達がエジプトに出発する前夜にゲームショップ「亀」に侵入して神のカードを盗むもバクラによって失敗に終わる。
東映映画版の海馬のコンピュータのリストによれば、住所は東京都千代田区神田駿河台1-2-5となっている。
口癖は「ヒョ」(ヒョヒョヒョと高笑いをする時や、冷笑する際に決まって口にする)。
一人称は「オレ」だが、「ボク」とも言っている(アニメではドーマ編序盤まで「ボク」だったが「オレ」に変わる)。
英語版での名前はWeevil Underwood。
ダイナソー竜崎(ダイナソーりゅうざき)
12月29日生(15歳)、山羊座、身長165cm、体重52kg、血液型O型、好きな食べ物:たこ焼、嫌いな食べ物:ピーマン
ダイナソー(恐竜族)デッキを使うデュエリスト。西日本代表の全国大会準優勝の実力者。
関西弁で話し、一人称は「ワイ」。ニット帽とベストを常時着用しており、ワイルドな風貌をしている。そのパワフルで高い攻撃力を持つ恐竜族デッキを主に使用する事からダイナソーの通り名を持つ。王国編当時の切り札は「真紅眼の黒竜」、主力カードとして「二頭を持つキングレックス」を使用。アニメ版では「エビルナイト・ドラゴン」や「タイラント・ドラゴン」等、恐竜族だけでなく、ドラゴン族も頻繁に使用している。
羽蛾同様、全国大会クラスの実力者であるが、魔法・罠カードを一切使わず、恐竜カードで相手を捻じ伏せるといったパワフルだがこれと言った戦略を持たない猪突猛進な戦法が目立つ。それ故に、下級・中級モンスターを徹底的に強化する戦術を得意とする羽蛾や舞にあっさり敗北し、原作でもアニメ版でも一度も勝った場面が無い。
決闘者の王国編では王国への船の中で舞にデュエルで敗北した後、家来のような扱いを受け、城之内と対決。真紅眼の黒竜(以下真紅眼)を中心とした恐竜デッキを用いていたが、圧倒的なパワーで追い詰めた中で城之内に、もし自分が勝ったら「時の魔術師」をもらい、自分が負けたら真紅眼を譲るという賭けを申し込み、それが仇となって時の魔術師を使用されて敗北。数十万の値がついた超レアカード真紅眼を手放す結果となった。ちなみにアニメ版のバトルシティ編でのアンティ・カードはエビルナイト・ドラゴンであるが、これも後述の絽場に敗北した事で手放している。
バトルシティにも参加しているが、絽場とのデュエルで早々に敗退した。城之内に対しては、絽場とデュエルを行う事について「やめておいた方が身の為」と忠告する場面が見られた。アニメ版では城之内のギャンブルデッキに驚愕しながらも、勝利への執念で運を引き寄せたことを評価した。アニメ版では遊戯と海馬の準決勝を中継で観戦し、2体の神に驚愕していた。
アニメ版では仲が良いというわけではないが、羽蛾とコンビを組むことが多く、ドーマ編では羽蛾同様に自分の地位を鼻にかけており、王国での敗退が元でおちぶれていったことが語られた。ドーマに加わって城之内に復讐戦を挑んだが敗北。KCグランプリにも羽蛾と一緒に不法参加し、1ターン目で「暗黒恐獣」を召喚するも、2人まとめてジークに倒された。遊戯達がエジプトに出発する前夜にゲームショップ「亀」に侵入して神のカードを盗んだ男の役をアニメ版では羽蛾と共に担当する。アニメ版では闇遊戯が「俺にとってかけがえのない真のデュエリスト」を語るシーンでは、海馬や舞らと共に何故か羽蛾と登場する事が多い。
第一作劇場版にも登場しているが、アニメ第二作とは色彩設定が異なる。海馬が主催するデュエル大会に出場したが、海馬とのデュエルに負け、泣きながら走り去っていった。
初登場時の容姿と王国編以降の容姿・背格好は若干異なる。2003年に発売されたゲームボーイアドバンスソフト『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ8 破滅の大邪神』(以下、DM8)によると、真紅眼の黒竜を失った後の魂のカードは「二頭を持つキングレックス」としている。ゲーム版では竜崎を代表するモンスターとして頻繁に登場しており、原作における全国大会決勝戦においてもインセクター羽蛾に対して切り札として使用している。
英語版での名前はRex Raptor。
梶木漁太(かじき りょうた)
3月1日生(19歳)、魚座、身長178cm、体重68kg、血液型B型、好きな食べ物:魚料理、嫌いな食べ物:椎茸
海デッキを扱うデュエリスト。全国大会第三位の実力者(アニメ版)。
自称「海の決闘者」。一見するとカードゲームとは無縁そうな風貌だが、その実力は相当なものであり、「海」のフィールドを利用した戦術「シー・ステルス」を得意とする。一人称は「オレ」だが、稀に「ワシ」も使用。決闘者の王国編で海岸に焼き魚を設置して、デュエリストを誘き寄せるという手段で遊戯達と接触。遊戯にデュエルを挑むが、シー・ステルスの弱点を見抜かれて敗北した。王国編当時の切り札は「海竜神(リバイアサン)」。
その後はバトルシティに参加。童実野水族館で城之内と再会し、デュエルを申し込む。進化した「シー・ステルスII」で城之内を追い詰めるが、またも敗北した。父親(声:岩崎征実)と水難事故で生き別れとなった悲惨な過去の持ち主で、海をこよなく愛しているが、その一方で海の恐ろしさをよく知っているシリアスな一面を持つ。バトルシティ編で見せたデッキのメインカードであり切り札の「伝説のフィッシャーマン」を生き別れた父親と重ね合わせている。そんな伝説のフィッシャーマンを墓地に置く事への抵抗感からか(或いは生き別れた父の面影があるため)、魔法カード「死者の生還」を用いて墓地の強力な「要塞クジラ」を蘇生させればデュエルで勝利できた可能性があったにもかかわらず、それよりも劣る「伝説のフィッシャーマン」を選択し、生還させた。アニメ版ではこのカードは遭難する前に父が購入しており、その後、息子の元に届けられた。父を失ってはいるが、その持ち前の明るさでそれを補っている。城之内とのデュエル後は自立のために城之内に「伝説のフィッシャーマン」を託す。アニメ版ではバトルシティ準決勝での遊戯と海馬のデュエルを童実野町から映像で観戦しており、遊戯を応援していた。遊戯達と対戦した者(特に決闘者の王国編から登場しているキャラクター)の中では数少ない、正々堂々とした好印象な決闘者(城之内からは真のデュエリストと評された)。決闘者の王国編での賞金の使用目的は「船(ソーラー電池魚群探知機搭載の最新の漁船)を買う事」。
東映映画版では海馬のコンピュータのリストに名前のみ登場。一応、住所も表示されていた。
英語版での名前はMako Tsunami。
キース・ハワード
8月12日生(26歳)、獅子座、身長190cm、体重85kg、血液型O型、好きな食べ物:ステーキ、嫌いな食べ物:寿司
かつて全米一のカードプロフェッサー(賞金稼ぎ)として名を轟かせ、不敗伝説を打ち立てた決闘者。
カードプロフェッサー故にあらゆるデッキを使いこなすが、主に機械デッキを使用。切り札は「リボルバー・ドラゴン」。使用する機械モンスターはあらゆる魔法攻撃を無効化する「対魔法装甲」を備えており、その重装備で敵を殲滅、場を制圧する。
数々の大会で輝かしい戦果を残しており、賞金を全てかっさらう事からバンデット・キースという通り名で呼ばれる。アメリカ国旗のバンダナとサングラスがトレードマーク。無精髭を生やした大男である。過去にニューヨークのデュエル・スタジアムにて全米一のカード・プロフェッサーとしてペガサスに勝負を挑んだが、ミレニアムアイを用いたペガサスの術中の下、ペガサスから代理を頼まれた初心者の少年トム(声:石橋美佳)とのデュエルにて、その戦術を全て見抜かれた形で敗北を喫し、その光景をマジック&ウィザーズのCMに利用されてしまう。こうして全米中に醜態を晒されたキースの名声もプライドも地に堕ち、その消息は不明となる。ペガサスによると、その後のキースは酒やドラッグに溺れ、裏博打のロシアンルーレットで生計を立てるなど、身を破滅させていったという。アニメ版では麻薬中毒の様子やロシアンルーレットの描写はカットされ、デュエルで生計を立てていた事となっている。
凄惨な転落人生を送っていたキースは、この地獄から抜け出るには、あのペガサスを倒すしかないと考え、決闘者の王国へと密航。飛び入り参加(不法参加)する事となる。ペガサス打倒という唯一の目的のために、自分を慕うゴースト骨塚ら三人の下っ端を率い、最終的には彼らが集めていたスターチップを強奪、楽々と決勝戦に乗り出した。
当時は賞金稼ぎ(決闘者)としての強いプライドを持った自信家だったが、落ちぶれた後は目的・勝利のためなら手段を選ばない事を信条とする無法者となる。ペガサス城においての海馬の投身の宣言によって勝負を破棄した遊戯に対しては、「あのガキ、何をやっているんだ?勝てた勝負をみすみす逃しやがった」などの発言はそういった性格の表れであり、決勝戦においては飛び入り参加した結果、参加証カードを所持していなかったため、城之内の参加証カードを盗んで脱落させようとしたり、城之内とのデュエルではイカサマも平然と行い、とことん汚い手を使っている。キングダムにおけるルールも眼中に無く、着用するチョッキに何種類ものデッキを忍ばせ、下っ端のデッキを改造して彼らのバックアップも行っていた。基本的に荒くれ者気質で、短気で暴力的な面を度々見せるが、喧嘩の腕では城之内に劣る。
決勝戦において城之内に主力の機械デッキでデュエルを挑むが、激闘の末に完敗を喫し、脱落する。しかしペガサスへの復讐(=地獄からの脱出)を諦めきれなかったため、ペガサスの前に現れて賞金を渡す様にナイフ(アニメ版では拳銃)で脅迫。だが、ペガサスから無法の全てを見抜かれ「デュエリストの魂を失った」と吐き捨てられた末、罰ゲームによって魂を砕かれ、死亡した。その後、『遊☆戯☆王R』における天馬の計画の実験体として蘇生し、再登場を果たす。
アニメ版では床の落とし穴から海へと落とされただけで済み、海を漂流中にグールズの船と遭遇。マリクに拾われて洗脳を施され、グールズの一員にされた。占い師に化けて遊戯から千年パズルを強奪した後、千年パズルをかけて、本来の遊戯とデュエルを行う。「機械王」を中心とした得意の機械戦術を展開し、それらを攻略された後は「ゼラ」や「ホーリー・ナイト・ドラゴン」といった複製レアカードを用いた戦術を展開する。また、王国での城之内戦のときと同じように隠しカードを用いる不正行為も行った。デュエルを行っているうちに、自身の自我の強さ故か、マリクの洗脳に抵抗する様子を見せる様になり、バクラの力で洗脳が弱まったことで、マリクの命令に抗い錯乱状態に陥る。そして、遊戯の千年パズルを崩した挙句、その場から逃走。行方不明となった。
ゲーム版後期ではアニメ版同様、グールズのメンバーとして暗躍する姿が頻繁に描かれ、DM8では最終的にマリク脱退後のグールズを乗っ取り、ネオ・グールズとして決起し、暗躍する姿が描かれた。また、このゲームに登場したレベッカの「ペガサスやキースがいなくなってアメリカのデュエリストレベルは低くなった」との発言から、ペガサス同様、かつての全米における名声と地位、デュエリストに対する影響力の大きさが伺える。2005年に発売されたニンテンドーDSソフト『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ NIGHTMARE TROUBADOUR』ではペガサス共々、乃亜に洗脳された際、ペガサスのしもべとして動いていた。事件解決後は闇のデュエリストとして単独で行動している。
作者曰く、キースが機械族デッキを使用する理由は、その冷徹な性格を反映させているためだという。また、多彩なデッキを使用しているという設定から、(どんなデッキを使用させるか)悩んだとも述べている[5]。また、作者はお気に入りの悪役として、海馬に次いでキースを挙げている[6]
東映映画版では海馬のコンピュータのリストに名前のみで登場。住所不定となっていた。
ゴースト骨塚(ゴーストこつづか)
ゴーストデッキを使用する不気味な少年。
語尾に「〜なんだゾ」を付けて喋るどこか弱々しい印象の不気味なデュエリストで、背は低く小柄な容姿。ゴースト系カードを中心にした「ゴーストデッキ」を操る。王国編で初登場。キース・ハワードの傘下に身を置き、キースの命令で二人の仲間である佐竹(さたけ)(声:森訓久)と高井戸 清(たかいど きよし)(声:竹本英史)と共に城之内を拉致。墓場フィールドで、キースのカードを含んで再構築された自身のデッキとキースのバックアップの下、後一歩という所まで城之内を追い詰めるが敗北を喫する。その後、洞窟に遊戯達を閉じ込める手伝いをさせられるが、激昂したキースに罵倒されボコボコに痛めつけられ、スターチップまで強奪され、事実上脱落する。その後、バトルシティに参加しているが、バトルシップ戦前にバクラにデュエルで敗北している姿以外、他に見せ場は無かった。アニメ版では敗北後、バクラに闇の罰ゲームを受け、王国編の際に共にした仲間と共に地獄に引きずり込まれた。キースの鼻をあかす為に参加しているという説明がされたが、このバトルシティでも夜の墓地で参加者を脅かすという方法でパズルカードを集めているという卑劣ぶりをさらしていた。
ゲーム版DM8ではネオ・グールズとして暗躍するキースの傘下に着くよう、レア・ハンターから強要されるが拒否している。やはり、決闘者の王国編における屈辱を根に持っているらしく、逆に善玉として遊戯一行に協力する姿が見られた。ちなみに同作によると、魂のカードは「ゴースト王-パンプキング-」である。
東映映画版の海馬のコンピュータのリストによれば、青森県在住となっている。詳しい住所も表示されていたが、住所名には墓場・死体・4242などが入っていた。また、こちらでもリストにパンプキングのカード名が一部表示されていた。
英語版での名前はBonz。

インダストリアル・イリュージョン社[編集]

マジック&ウィザーズ(アニメ版ではデュエルモンスターズ)の製造・販売を行っているゲーム産業企業。略称I2。名誉会長はペガサス・J・クロフォード。

海馬コーポレーションと提携して、マジック&ウィザーズのモンスターのソリッドビジョン化に成功している。アナザーストーリー『遊☆戯☆王R』、アニメ第三作『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』にも登場。

ペガサス・J・クロフォード
詳細は上記項目を参照。
Mr.クロケッツ
ペガサスの忠実な執事。決闘者の王国編で決勝トーナメントの司会進行役を務める。
数あるペガサスの部下の中では上級の立場にある。また、ペガサス寄りのため、海馬にはあまり良い感情は抱いておらず、海馬には卑しい態度を取っていた。だが、城に入れないと悟った海馬によってトランクで殴られた上、人質として銃を突きつけられる等、散々な目に遭っている。ペガサスの敗北後に、ペガサスの想いと、海馬コーポレーション買収計画の遂行の理由などを遊戯達に説明し、重要な役割を見せた。アニメ版では海馬に人質にされたり、大会終了後に遊戯たちにペガサスの真意を伝えるシーンは描かれなかった。ドーマ編ではペガサスの命を受け、遊戯達をアメリカへ案内した。
英語版での名前はCroquet。
猿渡(さるわたり)
I2社の社員。
DEATH-T編で初登場。元々は海馬コーポレーションでモクバの護衛をしていた黒服の男。しかし、DEATH-T編で既にI2社に寝返っており、海馬コーポレーションへの潜入スパイとして潜り込んでいた。その為、コーポレーション内の機密情報の一切をペガサスに洩らしていた模様。他、海馬のデッキを盗み、死者の腹話術師に使用させるなどの活動が確認されている。初登場時は角刈りヘアーだったが再登場時には角のような尖った頭をしたトンガリヘアーになっている。またこのためかモクバには最初誰だか気付かれなかった[7]
英語版での名前はKemo。
死者の腹話術師(ししゃのふくわじゅつし)
I2社から派遣されたプレイヤーキラーの一人で、第一の刺客。
痩身体系の不気味な印象を持つ腹話術師。口は不気味なマスクで隠されている。海馬の操り人形を片手に、猿渡が盗んだ海馬のデッキで遊戯にデュエルを挑む。アニメ版では海馬の亡霊を演出した上で海馬に変装し、遊戯への復讐を謳ってデュエルを申し込んでいた(デッキの入手経路も原作とは異なり、海馬が逃走時に持ち忘れたデッキを盗んだ事となっている)。実際の容姿も海馬に変装できたのが不思議な程の原作とは正反対の肥満体として描かれており、名前も死の物真似師(しのものまねし)に変更されている等、まったくの別人となっている。しかし役割やストーリーの展開はほぼ同じとなっている。両者とも遊戯とのデュエルに敗北した後は、海馬を弄んだ行いに激怒した闇遊戯によって闇の罰ゲームを受け、原作では人形が自身の姿に変わった幻覚を見せられ、アニメ版ではマインドクラッシュで心を砕かれた。
英語版では闇遊戯によって砕かれた海馬の悪の心が具現化したものという事になっている。
闇のプレイヤーキラー
I2社から派遣されたプレイヤーキラーの一人で、第二の刺客。
非常に大柄な男で威圧的な容姿の持ち主。真夜中に島に残っているデュエリストに強引にデュエルを挑んでは「闇晦ましの城」でフィールド全体を闇で覆い隠し、闇に身を隠しながら敵を攻撃する戦術で勝利し、スターチップを奪う文字通りのプレイヤーキラー。そのため、両腕に大量のスターチップを宿した腕輪を着用している。舞を倒すほどの実力者だが、闇遊戯の話術によって冷静さを失った上、デュエリストとしての実力も「安全な場所を確保しなければ攻撃できない臆病者」だと見抜かれ、自滅に近い形で敗北。
遊戯とのデュエルでは足りないスターチップの代わりとして命を賭けると申し出た遊戯に対し、原作ではワイヤーロープを遊戯の首に巻き着けたが、アニメ版では遊戯の足を拘束し、デュエル・リングから出現させた火炎放射器を用いる展開に変更。敗北後の罰ゲームも原作とアニメ版では異なり、原作では精神を闇に閉じ込められて失明[8]。アニメ版ではマインドクラッシュで幻覚を見せられて気を失うだけに留まった。
英語版での名前はPanik。
迷宮兄弟(めいきゅうきょうだい)
I2社から派遣されたプレイヤーキラーの双子の兄弟。第三の刺客。
自称「地下ダンジョンの番人」。地下深くに築かれた迷宮フィールドで闇遊戯・城之内組と対戦、シリーズ初のタッグデュエルを行なう。迷宮という特異なフィールドを利用する一方、「迷宮の魔戦車」や「ゲート・ガーディアン」などの強力モンスターで遊戯達を苦しめるが、最後は遊戯と城之内の結束の力の前に敗れた。デュエルに敗れた後は引っ掛けクイズを出して遊戯達を迷宮に閉じ込めようとするが、兄弟のトリックを見抜いた遊戯がクイズに正解し、迷宮を脱出した。
最終回のエピローグにおいては、万里の長城で舞・ヴィヴィアンのタッグとデュエルを行っている。また、DM8でも万里の長城に登場する。
アニメ第三作でも登場している。クロノス教諭の命でデュエル・アカデミアを訪れた刺客とされ、十代と丸藤翔の在退学を賭けた対戦相手となっている。劇中では遊戯と戦った伝説のデュエリストと呼ばれていた。
前作よりもデッキは強化されており、「ゲート・ガーディアン」が墓地に埋葬された事で特殊召喚されるモンスター「闇の守護神-ダーク・ガーディアン-」を使用していた。しかし、ゲート・ガーディアンおよび、その元となる三魔神のテキストがOCGと同一のものとなり、大幅な弱体化がなされてしまったため、実質的には遥かに弱体化している。「ゲート・ガーディアン」はペガサスが彼らのために製作したオリジナルカードである。
英語版での名前はParadox Brothers。

その他[編集]

海馬家家政婦
海馬家に仕える家政婦。
マインドクラッシュを受けて昏睡状態に陥った瀬人の世話を担当。瀬人のことは「坊ちゃま」と呼ぶ。KCや海馬邸に仕える者たちの中でペガサスに寝返る者がいる中、モクバから唯一信頼されており、瀬人がいない間の出来事を記した書類をモクバから託されていた。復活した瀬人を最初に目撃した人物。原作で確認される限りでは海馬家唯一の女性。

バトルシティ編[編集]

イシズ・イシュタール
4月5日生(20歳)、牡羊座、身長167cm、体重43kg、血液型O型、好きな食べ物:オマーリ(エジプト料理)、嫌いな食べ物:肉料理、出身地:エジプト
エジプト考古局局長。
バトルシティ編で初登場。王の記憶と千年アイテムを守護し続けてきた墓守の一族・イシュタール家の末裔であり、近い未来を見通す力を持つ千年アイテムの一つ「千年タウク(首飾り)」の所持者。一人称は「私(わたし)」だが、アニメでは主に「私(わたくし)」を使用している。イシュタール家の惨劇の後、マリクとリシドが千年ロッドと共に行方不明となった後に、千年タウクの所持者となり、遠い未来を予測する力を得た。後にバトルシティ編では童実野美術館で開催された古代エジプト展の管理責任者として来日。その真の目的はグールズにより奪われた神のカード「オシリスの天空竜」と「ラーの翼神竜」を取り戻し、弟のマリクを救う事であった。後に起こる未来を見据えていたイシズは、海馬に「オベリスクの巨神兵」のカードを譲り渡し、バトルシティ大会を開催する様に仕向けた。アニメ版では海馬との邂逅の後、グールズを率いるマリクと童実野美術館で再会している。
その後、バトルシティ大会に密かに参加。バトルシティ決勝大会でジュラバで正体を隠した姿で出場。海馬のデュエル相手となる。そして千年タウクの未来予知の力とデュエリストとしての腕で海馬を追い詰めるが「未来に導かれはしない」という海馬の信念の強さもあって、海馬に敗北する。脱落後は千年タウクを遊戯に託し、弟マリクの救出、未来を遊戯や海馬達に託し、事の結末を見守る。デュエリストとしては墓地のカードとデッキを入れ替える「現世と冥界の逆転」をキーカードとしたデッキを使用。デッキ破壊を得意とする海馬を追い詰めた。そのデュエリストとしての実力は、闇マリク曰く表マリクが一度も勝てなかった程で、相当な実力者である事が窺える。6人の千年アイテムを持つキャラの中で唯一闇のゲームや罰ゲームを行わなかった。
モデルはGB版遊戯王DM2に現れた隠しキャラクター・石津 ナオミ(いしづ なおみ)。石津ナオミはPS版「封印されし記憶」にも登場している。
名前の由来はエジプト神話の女神、「イシス」から。
エスパー絽場(エスパーろば)
4月1日生(17歳)、牡羊座、身長172cm、体重48kg、血液型A型、好きな食べ物:ピザ、嫌いな食べ物:梅干し
バトルシティの参加者。超能力者を自称するデュエリスト。
テレパシーで相手の手札を見通し未来を予知する、と思われたが、実は四人の弟(声:長浜満里子、石橋美佳、又村奈緒美)達を利用したインチキだった(デュエルに勝ち続け周囲から一目置かれる事で、まだ幼い弟達をいじめから護るためだった)。しかしイカサマ無しでもデュエリストとしての実力は高く、「人造人間-サイコ・ショッカー」を中心としたサイキックデッキで城之内を苦しめる。最後は城之内の運に敗北。その後は改心し城之内の力を認め、「サイコ・ショッカー」を託した(アニメでは敗北後エスパーの異名を捨てる)。
一人称は「ボク」だが、原作では「オレ」も稀に使用。
ステップ・ジョニー
ゲームセンターで杏子に絡んでダンス対決を挑んだ男。
ダンス対決を杏子に挑むが、杏子の実力には敵わず敗北している。しかし、アニメ版ではその後、ストリートデュエル400戦無敗のデュエリストとして、杏子をかけて遊戯にデュエルを挑む。音女や水の踊り子といった音楽や踊りをテーマとしたファンデッキを使用。主力の音楽家の帝王にメタル化魔法反射装甲を装備させるといった独自の戦術を展開するも、逆にメタル化の弱点を遊戯に突かれて撃破される。更には遊戯が決闘者の王国優勝者である事に気づき、勝ち目が無いと降参した。杏子と同じダンサー志望だったが、なかなか夢が叶わず半ば諦めていた。だが、デュエル後にデュエルよりもダンサーとしての才能の方がまだあると杏子に指摘され、諭された末に再び夢を追う決意をする。

グールズ(GHOULS)[編集]

世界的に暗躍するレアカード窃盗集団。裏ゲーム界を支配する闇組織で、マリク・イシュタールを総帥とする。 レアカードを武力的かつ強引な手段で奪い去る強奪、闇での密売、レアカードの密造(複製、量産)など、様々な組織犯罪で多額の利益を得ている。レアハンターとは組織内におけるレアカード強奪団を指す。ペガサスが王家の谷に封印した三枚の神のカードの内、「ラーの翼神竜」「オシリスの天空竜」の二枚を盗み出している。アニメ版では本田から「チンピラ」呼ばわりされた。遊戯王DM8(ゲーム版)によるとバトルシティ終結後のマリク無き後は、キース・ハワードがグールズの新たな総帥となり、「ネオ・グールズ」として決起・暗躍した事が描かれた。名はイスラム伝説の屍食鬼「グール」に由来する。英語版ではRare Huntersと名称が変更されている。

マリク・イシュタール
詳細は上記項目を参照。
リシド
  • 声:KONTA、日比野朱里(幼少期)
マリクの実質の片腕であり、マリクに忠誠を誓う男。出身地はエジプト
デュエリストとしての実力はグールズのレアハンター中最強である。ほぼ罠カードによって構築された罠デッキを使用。モンスターはほぼ使用せず、罠カードのみを駆使して敵の自滅を誘いつつ、その弱点を罠モンスターで補い、攻撃を仕掛ける罠(トラップ)戦術を得意とし、墓守の一族に仕えたリシドらしいデッキ構築となっている。切り札は「聖獣セルケト」。
顔の左半分の古代文字の文様が特徴で、マリクの闇人格を封印するため、また背中に碑文を刻まれたマリクと苦痛を共有するためにリシド自身が刻み込んだものである。眼光の鋭い威圧感溢れる風貌にして首領の片腕という立場ではあるが、手段を選ばないマリクや他レアハンターとは異なり、義理堅く情に厚い性格をしている。マリクの卑劣な行いを黙していたのは、マリクへの忠誠心ゆえであり、それを理解していたマリクも敢えて洗脳していなかったが、それでも身を引き裂くような心の痛みを感じていた。決闘においては正々堂々と真っ向勝負を好む真のデュエリストであり、バトルシティ予選ではリシド1人でパズルカードを12枚集めるほどの実力と律儀さを見せ、後述の決闘においても己の信念とタクティクスをほぼ貫いた。
バトルシティ決勝大会にはマリクの影武者として出場。その威圧感のある風貌故に周りに本物であると確信させた。そして、城之内と対戦。リシドをマリクと思い込んでいた城之内は怒りを胸にデュエルを挑むが、手段を選ばないマリクの性格とは程遠いその正々堂々としたデュエルスタイルから、リシドが本物のマリクではない事を見破られる。焦ったマリクはリシドに「ラーの翼神竜」のコピーカードを使わせるが、これが神の怒りに触れたのか、リシドは意識を失い敗北。闇人格のマリクを覚醒させてしまう事となる。
赤ん坊の頃にマリクの両親に拾われ、マリクやイシズと共に育てられた捨て子。それ故に、家族という存在に強い憧れを持つ。息子、血族の後継者とは見てもらえず、使用人として養父に酷い扱いを受け、時には暴力を受けていたがそれでも家族である養父や、幼少時に死亡した温厚な養母を慕っていた。
バトルシティ決勝戦の終盤で、遊戯は「ラーの翼神竜」を破壊してマリクのライフポイントを1ポイントに出来るチャンスを迎えるが、生け贄となっているマリクの主人格は生きる力をも失っているため、この方法では1ポイントでは耐え切れずに死んでしまう事を思い、躊躇っていた。その頃に奇跡的に意識を回復して自力で決闘塔に行き着き、表マリクに希望の光を見出すために「たとえ闇をさ迷おうとも人は生き続けなければならない」「人は決して光を目指すのではなく生きてこそ光はある」と言う人間の宿命を諭すと言う非常に重要な役割を果たす。この戦いを闇遊戯が制した後、晴れてイシュタール家の使用人ではなく、家族の一員として迎えられた。
アニメ版ではマリクの兄、リシドの弟マリクという兄弟性が描かれ、強調されている。一方、実子に恵まれないイシュタール夫人の計らいで10歳の頃に墓守の儀式を受けるはずだったのだが、9歳の頃にマリクが生まれ、結果母親が他界し、父親からは冷たく接せられた事を逆恨みして幼少時のマリクが寝ている隙をついて刺殺しようともしていたが、マリクの自分を想う言葉に正気を取り戻し、悔悛し、それ以来はどんな事があろうともマリクに忠誠を誓うというエピソードが描かれた。リシドはマリクとイシズの間では一番年上であり、本人の弁から年齢は25歳である事が明らかとなっている。
ゲーム版DM8によるとバトルシティ終結後はエジプトにて新たなる人生を送っている模様。イシュタール家に対しては家族となった後も様づけする等、イシュタール家への忠誠心は揺ぎ無い。また、以前の威圧感のある口調から丁重な口調(敬語)に変化している等、人柄も随分と穏やかとなっている。
ファラオの記憶編(戦いの儀)では遊戯と闇遊戯の最終決闘を見届けた。
『遊☆戯☆王R』では城之内が真の決闘者を語る際、梶木と絽場と共に登場している。
英語版での名前はOdion。
レアハンター
  • 声:竹本英史
「グールズ」所属のレアハンター。
ぎょろぎょろとした爬虫類のような眼が印象的な細身の男。特殊勝利条件効果(五つ揃える事で決闘に勝利)を持つ幻のレアカード「エクゾディア」カードを大量にデッキに入れており、これを素早く揃えて勝利する戦術を得意とする。自慢のエクゾディアデッキで城之内に勝利して「真紅眼の黒竜」を強奪。一般参加者としてバトルシティ大会に紛れ込み活動を行っていたところ、闇遊戯にデュエルを挑む。だが、エクゾディアのみに頼ったその戦術はあっさり破られ、敗北した。原作では戦術が破られた時点で敗北しているが、アニメ版では更に攻撃を受け、LPをゼロにされた。余談だが、城之内を襲撃した時期は原作・アニメ共にバトルシティ開幕直前だったが、原作では前日に起きたのに対し、アニメ版では数日前となっている。
マリク曰く、その実力はグールズ中最弱とのこと。事実、作中では各エクゾディアパーツを三枚ずつデッキに投入し、それらをドロー増強カード「天使の施し」で揃え、「光の護封剣」で時間を稼ぎ、フィールドを壁モンスターで固めるのみという良くも悪くもワンパターンな戦術に終始し、それらの流れを円滑に進めるべく、カードに特殊塗料を塗り、透視コンタクトレンズでデッキの一番上のカードを確認するなど、決闘者としての手腕は決して高いものではなかった。とはいえ、本人はそのような戦術に絶対的自信があり、己のデッキを最強であると自負している。だが、初代エクゾディア使いの闇遊戯の眼は誤魔化せず、その戦術も罠カード「連鎖破壊」の一枚によって総崩れにされ、上記の通りあっけない敗北を迎えている。
「レアハンター」とはレアカード強奪を目的とするグールズ所属のデュエリスト達の総称で、この男の本名ではない(本名は不明)。『遊☆戯☆王キャラクターガイドブック 真理の福音』では「レアハンター(1)」と記されていた。また、アニメ版第二作でバトルシティにおける参加者データに記載されていたエントリー名やGB版ゲームに登場した際の名前は単に「レアハンター」となっていた。
ゲーム版DM8ではバトルシティ終結後はネオ・グールズの一員として暗躍する姿が描かれた。
奇術師パンドラ(きじゅつしパンドラ)
「グールズ」所属のレアハンター。
組織内におけるレアハンターの中ではナンバー2の実力者。一人称は「私(わたくし)」で、稀に「私(わたし)」(アニメでは主に「私(わたし)」)。仮面シルクハット燕尾服と奇術師のような衣装が特徴。別名「ブラック・マジシャン使いの奇術師」。文字通り、遊戯と同じ「ブラック・マジシャン」使いであり、ブラック・マジシャンを中心とした「マジックデッキ」を使用する。最強の「ブラック・マジシャン」使い、すなわち「マスター・オブ・マジシャン」は一人で十分とし、その座を賭けて遊戯にデュエル場へと案内。勝った者は足元の箱から手足を束縛している枷の鍵を手に入れ、負けた者は回転ノコギリで足を切り刻まれるというセッティングの下で、遊戯と生死をかけた危険なデュエルを行う。
アニメ版では、かつて世界的な奇術師として絶頂にあったが、奇術の失敗によって顔に酷い傷ができ、傷心の末に恋人カトリーヌと離別。不安定な心の内をマリクに付け入られ、グールズに入団。カトリーヌと離別した事を後悔し、縁りを戻しフランスでやり直せるようにマリクと約束し、決闘に挑むという設定が存在する。その徹底した非情さも、全てはカトリーヌとの将来を約束されているためであるとされた。だが、実際はマリクにカトリーヌへの愛を上手く利用され、記憶を支配されているに過ぎず、目の前に登場したカトリーヌと思しき人影もただの人形に過ぎなかった等、アニメ版では純粋な悪役ではなく、悲劇の決闘者のような存在として描かれている。原作では恋人は奇術の練習中に死亡したとされており、この事件と母親の死で二回の自殺願望に駆られている。
非情な性格をしており、「カードは勝利への手駒・手段である」という一貫した考えを持つ。勝利のためならば、自分を信頼するブラック・マジシャンを捨て駒のように利用する事も、イカサマ(主力カード(ブラック・マジシャン)を一回り小さくしてデッキの回りを良くするストリッパーなど)をする事も厭わない。それに加えて、ショットガン・シャッフル(カードを痛めると闇遊戯に指摘される)を披露する等、カードへの愛情は無いに等しい。しかし、決闘者としての実力は闇遊戯と渡り合う程高く、アニメ版では闇遊戯もその手腕は認めている。だが、カードとの信頼関係を蔑ろにした戦術が仇となり、最後は闇遊戯の切り札「ブラック・マジシャン・ガール」の一撃を受け敗北した。
その後、自身の仕掛けた罰ゲームによって自身の足を切断されそうになるが、事前に袖に鍵を隠していた。しかし敗北した者は罰を受けなければならないと考えるマリクによって、記憶の中の鍵という存在を消されてしまい、回転ノコギリで足を切断される寸前の所で、自由になった遊戯に救出される。その後、マリクに操られた上、「悲しみの記憶を全て蘇らせ、自殺願望が奮い立ち、勝手に死ぬ」旨の発言をしていた。この言葉通りの指令が行われたとすれば死亡した可能性は高いが、顛末は描かれていない。
ゲーム版DM8ではバトルシティ終結後はネオ・グールズの構成員として暗躍する姿が描かれており、こちらでは生存が確認されている。
英語版では回転ノコギリの描写が強烈なためか、描写が変更されている。
英語版での名前はArcana。
人形(にんぎょう)
マリクの操り人形となっている男。
スキンヘッドの頭に顔の大量のピアスが特徴。グールズではないが、過去に実の親を殺しておりその自責の念から自我を心の奥底に封じ込めている。その後の成り行きは不明だが、千年ロッドの力によってマリクの操り人形となってしまっている。アニメ版では親殺しの件は語られておらず、声もマリクの声である。マリクから「オシリスの天空竜」を与えられており、マリクの分身の決闘者として遊戯に挑む。決闘を制した場合はどこまでも追いかけ、そして殺す様にプログラムされている。
オシリスの天空竜の攻撃力を無限に上げるコンボ「ゴッド・ファイブ」で闇遊戯を窮地に追い詰めるが、コンボの盲点を突かれて敗北した。この際、マリクは敗北と共に彼を解放しているが、その後どうなったかは不明。なお、遊戯の元へ行く様にマリクに操られる以前はずっと童実野公園に放置されていた模様。そのためパントマイマーとしてある種の名物となっていた。
ゲーム版DM8ではバトルシティ終結後はネオ・グールズの構成員として暗躍している。また、ゲーム版では一貫して無口なキャラクターとして描写されている。
光の仮面(ひかりのかめん)
「グールズ」所属のレアハンター。
顔の右半分を白い仮面で隠した小柄な男。「 - だかんな」が口癖。体格にコンプレックスがあり、「チビ」と呼ばれる事を何よりも嫌う。闇の仮面とコンビを組んで、闇遊戯と海馬に屋上でタッグデュエルを挑む。アニメ版では、この二人は最初に闇遊戯と海馬に挑んできたチンピラ風のレアハンター達と同一人物になっている(神のカードの力を見るためにわざと負けた)。神封じのカード「生贄封じの仮面」などを入れた仮面デッキを使う。アニメ版では仮面の中に通信機を仕込んでおり、これを使って闇の仮面と完璧なコンビネーションを行なったが、最後は敗北した。タッグデュエルに敗北した後はマリクに意識を奪われ、最初のレアハンター・パンドラ同様の扱いを受けた。切り札とも言える「仮面魔獣デス・ガーディウス」は、アンティルールとして海馬の手に渡り、バトルロイヤルにおいても使用された。
ゲーム版DM8ではバトルシティ終結後はネオ・グールズの構成員として暗躍。インセクター羽蛾の実力を認め、スカウトする姿が描かれた。
闇の仮面(やみのかめん)
「グールズ」所属のレアハンター。
顔の左半分を黒い仮面で隠している、長身大柄の体格をした巨漢。図体はでかいが小心者で器は小さい。切り札は「仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー」。光の仮面と共に闇遊戯と海馬に屋上でタッグデュエルを挑む。巧みなコンビネーションで遊戯達を追い詰めるが、最終的には敗北を喫する。タッグデュエル前に仕掛けていた爆弾(LPが0となった場合は、一方が爆破に巻き込まれるというもの)の爆風に巻き込まれ、ガラスが割れて屋上の最下層に落下するが、その臆病な性格から準備していた脱出用パラシュートで難を逃れた。
英語版での名前は光の仮面と合わせて、Lumis and Umbra。英語版では爆弾の描写も変更されている。
ゲーム版DM8ではバトルシティ終結後はネオ・グールズの構成員として暗躍。光の仮面と共に優秀な決闘者をスカウトする姿が描かれた。
カード屋店長
カード専門店、RPG HOBBY「トレーディングカード」の店長。眼つきはぎょろぎょろとしている。この店は闇遊戯が杏子とのデートの際に立ち寄ったカード屋であり、遊戯と城之内がデュエルディスクを入手した場所である。しかし、その正体はグールズの末端連絡員。城之内のレアカード「真紅眼の黒竜」に驚愕し、レベル2である城之内のデータを改竄してレベル5とし、バトルシティ参加を容認してデュエルディスクを無料で譲った。原作ではレアハンターとのデュエル後、グールズとの繫がりに気づいた遊戯が再度訪れ、待ち構えていたパンドラとデュエルを行うが、アニメ版ではパンドラ自身が遊戯を誘き出したことにより、このカード屋には向かっていない。

王(ファラオ)の記憶編[編集]

セト
ファラオ(アテム)に仕える六神官の一人。千年アイテム「千年錫杖」の所有者。容姿・性格は海馬瀬人に酷似している。
精霊「デュオス」を操る他、石版(ウェジュ)の神殿からは魔物「ミノタウルス」などを呼び出す好戦的な青年。「権力こそが世に平和をもたらす」という信念を持ち、身分差にも厳しく、登場初期は物言いや立ち振る舞いから海馬そっくりであった。しかし同時に身分差以外での言われ無き差別は許さず平和を願う彼なりの正義感を強く持ち、また、アテムに対する忠誠心やアクナディンに対する尊敬の念やキサラに対して芽生えた優しさは本物である。それらの描写が目立った後半では海馬よりも常識人のような振る舞いが多い。
実は先王の兄弟であったアクナディンの息子であり、王の血筋でありアテムの従兄弟にあたる。幼い頃実父であったアクナディンの計らいにより、自分が王族の血筋であることも知らされず、父親も国を守り戦死したと聞かされて暮らしていた。そのため父が命を掛けて守った国と王への忠誠心が高い。また、神官となった際にアクナディンに多くの教えを受けたため、実父であるとは知らないもののアクナディンへ強い尊敬の念を抱いている。
記憶編の終盤、大邪神ゾークがホルアクティによって倒された後、闇の大神官となったアクナディンに命と引き換えに洗脳されアテムと決闘を行なうが、精霊となったキサラの呼びかけにより心の中の闇の大神官が倒されたことで正気を取り戻す。アテムの消滅後、王族の血筋であることもあるが、アテムから王国を託され新たなファラオとなった。
アニメ版ではキサラを助けた事で、キサラを捕らえた者達により村が放火され母親が死亡。その後王宮の試験を全て首席で通過し、アクナディンの推薦もありアテムの幼馴染みでもあるマハードよりも早い段階で六神官となったとされている。また、アニメではゾークとの決戦前にアクナディンによる洗脳が行なわれたため、正気を取り戻したセトはアテムと共にゾークと戦った。
記憶編では基本的にアテム側の立場でアテムの味方して戦ったが、本来の歴史では闇の大神官と化したアクナディンだけでなくアテムとも敵対し、アテムを“貴様”呼ばわりするなど、王への忠誠も失ったような言動が千年錫杖が見せた過去の映像で描写されている。しかし、過程は不明だがその後アテムとの友情の印である石版を作り、3000年後の現代に繋がった。文庫版において、作者により記憶編でも本来はセトは史実の通りキサラへの想いからアテムに背き、「白き龍」を操り復讐のために第三勢力となる予定だったが、体調不良により今の形となったと語られている。
原作以前にPS版「封印されし記憶」で既に登場している。しかし原作とアニメ版では肌は小麦色に対して、ゲームでは肌が白く、設定も亡国の王子と異なる。また、名前のアクセントが瀬人とは微妙に違う(「ト」)。
名前の由来は、エジプト神話の神の一人「セト」。
古代エジプトの王セティ1世のレリーフと友情の石板のセトのデザインは酷似している。
カリム
ファラオに仕える六神官の一人。千年アイテム「千年秤」の所有者。
千年秤の力で二体の精霊を融合させる事ができる。大邪神ゾーク・ネクロファデスとの最終決戦で、シャダに全ての力を託して息を引き取り、戦死した。アニメ版ではアイシスに好意を抱いている。
シャダ
ファラオに仕える六神官の一人。千年アイテム「千年錠」の所有者。
千年錠の力で人の心に内在する精霊や魔物を覗き見ることができる。大邪神ゾーク・ネクロファデスの攻撃からアテムを庇い戦死した。
墓守の一族の分派・シャーディーとは名前・容姿共に酷似しているが、関連性は不明。
アイシス
  • 声:島本須美
ファラオに仕える六神官の一人。千年アイテム「千年タウク」の所有者。
六神官内の紅一点。精霊「スピリア」を操り、偵察を行なうなどの活躍を見せる。大邪神ゾーク・ネクロファデスとの最終決戦で生き残った数少ない人物だが、アニメ版では大邪神ゾークに突撃した末に戦死した。アニメ版ではマハードに恋心を抱いていた。
容姿・性格共にイシズ・イシュタールと酷似しており、前世説・先祖説など何らかの関連性が囁かれていたが、原作ではこれといった関連性は明かされていない。しかしアニメ版では王の記憶編(戦いの儀)においてイシズがマハード(ブラック・マジシャン)を想うという、イシズの前世であるかのような描写が成された。
名前の由来はイシズ同様、「イシス」から。
マハード
ファラオに仕える六神官の一人。千年アイテム「千年輪」の所有者。
警備団の団長でもあり、王墓の監視を任務とする。精霊「幻想の魔術師」を操る精霊魔導士。幼い頃からアテムとマナの面倒を見てきており、当時王子だったアテムへの忠誠心が厚い。千年輪を受け継いだ際に、千年輪に封印された邪念から千年アイテムが生み出された経緯を知り、その事実を知らなかったアクナムカノンにその事を話した事で王が心労で倒れ、亡くなった事を悔やんでいる。その悔恨から次代ファラオのアテムに対して絶対の忠誠を誓っている。盗賊王バクラとの戦いで重傷を負った際に自ら命を絶って「幻想の魔術師」と合体して「ブラック・マジシャン」となって以後もアテムを三千年の時を超えて守り続けた。
アクナディン
ファラオに仕える六神官の一人。千年アイテム「千年眼」の所有者。魔物達を収容した石版を収めた「石版の神殿」の管理も担当している。髪型はペガサスに酷似している。
六神官の中で最年長者でリーダー格。厳格ながら罪人にも慈悲を与える人格者であり、周囲から尊敬を集めていた。
周囲には秘密にしていたが、実はアクナムカノンの実弟(双子)で、セトの父親。かつて国が敵国に襲われた際、国を守る力を得るべく千年アイテムの製作を実施するが、その代償としてクル・エルナ村(かつて王宮に従事していた墓作り職人が墓荒らしとなり、移住した盗賊村)の住人の殆ど(最低でも千年アイテム製作に必要な99人)を殺害し、生贄に捧げた(アニメ版では口封じのために兵士も生け贄として殺害、共犯であった部下は千年アイテム製作・帰還の際に全員死亡した)。つまり、千年アイテムを生み出した張本人である。その事から王族としての地位を放棄し、妻子と別れ、兄の家臣として働く。甥に当たるアテムにも忠誠を誓っていたが、息子セトへの愛情は強く、自分が王であったなら王位継承権を持っていたであろうセトがファラオの座につく事を心の奥で願っており、千年眼にも“息子を王にしてみよ”という願いを込めた。
記憶編当初は真っ当な神官としてファラオに仕えていたが、バクラによって千年眼に注ぎ込まれた邪念で心の闇が増幅することとなり、千年パズル内の記憶世界に存在する闇の大神官の魂(未来の自分)と邂逅し、ゾークの傘下に加わる運命の示唆を受ける。そして徐々に邪念に影響されて狂気があらわになっていき、最終的に冥界の石版に七つの千年アイテムを納めてゾークを復活させ、邪神に忠誠を誓う闇の大神官となりファラオに戦いを挑む。ゾークの敗北後はセトに「白き龍」の力を与えるためにキサラを殺害、自らも命を絶ち(アニメ版ではセトの隠し持っていた短剣に刺され死亡)セトの心に入り込んで闇で支配し王にならせようとしたが、キサラの光により消滅した。その後セトがアテムから王位を引き継いで新たなファラオとなった事で、千年眼の所持者となった際に願った「息子をファラオに」という望みは叶ったと言える。
本来の歴史ではゾークを復活させることはなく、あくまで大邪神との契約で闇の力を得たに留まっている。石版の神殿の魔物と死霊軍を率いてのアテム・セトとの三つ巴の決戦の末アテムを敗北寸前にまで追い詰めるが、アテムがアクナディンの魂を道連れに千年パズルの中に魂を封印したことで相打ちになり、魂はアテムの魂と共に千年パズルの中に、肉体はミイラとして現代まで残っていた。千年輪に宿るバクラはアクナディンの魂の分身であり、バクラを手駒に復活のための記憶戦争の段取りを進めると共に、記憶戦争ではゲームプレイヤーであるバクラとは別に、記憶世界における自分(アクナディン)を操作する役目も担っていた。最終的に記憶戦争における持ち駒であったアクナディン・盗賊王バクラの両者の消滅により敗北、魂は消え去りミイラも真っ二つに破壊された。なお、最終回において冥界へと去っていくアテムを迎える先王や神官たちの中には、千年アイテムを作ってしまう以前のアクナディンらしき人物が確認できる。
シモン・ムーラン
アテムの側近を務める老人。千年アイテム「千年錠」の先代の所有者。容姿は武藤双六に酷似しているが、何故か顔の下半分を布で隠している。誤解される場合があるが記憶編でアテムと血縁があるというような描写は一切ない。
シャダが戦死した後は再び千年錠を手にし、王宮の守護神「エクゾディア」を召喚。ゾーク配下の死霊軍を一撃で粉砕したが、ゾークの反撃によってエクゾディアを真っ二つにされて魂(パー)に大きなダメージを負い、戦死した。
前述に述べた通り、双六と容姿が酷似している事、「エクゾディア」使いである事、そしてエジプトを訪れ、千年パズルを入手した当時の双六が、アテムの幻影に「シモン」と呼ばれた事から推測するならば、シモン・ムーランは双六の前世であり、遊戯と「ブラック・マジシャン」、海馬と「青眼の白龍」と同様に、双六と「エクゾディア」にも三千年前からの因縁があると言える。
元々はGB版DM1 - 4、PS版「封印されし記憶」、GBA版「ダンジョンダイスモンスターズ」に登場したオリジナルキャラクターであり、当時の設定では「山奥に住む仙人」というものであった。ゲームの影響で当の原作・アニメ版に登場する事となる。しかし原作、アニメ版では上記の通り双六と酷似しているが、ゲーム版では青白い肌であり、服装も全く異なり、双六ともまったく似ていない。
名前の由来はゲームのプロデューサー下村 聡(しもむら さとし)から。
盗賊王バクラ
かつてアクナディンによって滅ぼされた盗賊の村、クル・エルナ村の唯一の生き残り。容姿は獏良了(特にバクラ)と酷似しているが、バクラより大柄な青年であり、顔には傷跡がある。
惨殺されてゆく村人の姿を見たことで王宮の者達を憎悪しており、七つの千年アイテムを入手し、闇の力を手に入れて王国を滅ぼし、同胞の死霊と共に“世界を盗む”ことを企む。事件の首謀者がアクナディンではなく、アクナムカノンによるものだと誤解しており、その息子に当たるアテムには特に憎悪を抱いていた。また、生贄にされた村人たちの怨霊と意思疎通が可能であり、彼らを自在に操ることもできる。
邪念を吸収する事で強くなり、様々な能力を使う強大な精霊獣「ディアバウンド」を操る。本人も粗暴ではあるが優れた判断力と知略の持ち主で、「盗賊王」を自称するだけあって卓越した罠抜けや潜入の技術も持ち、戦略に長ける。
記憶編が始まった直後、王族への憎悪と共に王宮に正面から乗り込み、ディアバウンドで六神官全員を圧倒する強大な力を見せた。その際はアテムが召喚した「オベリスクの巨神兵」に敗れたが、その反省を活かして戦略を練るようになり、千年輪を奪い力を付け、さらにアクナディンの千年眼に邪念を植えつけた。次戦ではアテムの「オシリスの天空竜」を倒して千年パズルを奪い、更に力を増した。クル・エルナ村の地下神殿にある冥界の石版に千年アイテムを収めて闇の力を手にしようとするが、アテムと六神官の奮闘によってディアバウンドを倒され敗北。同じバクラの手駒でもバクラはアクナディンと違って最期まで記憶世界のことは理解できておらず、闇RPGのルール通り砂となって消える際には愕然としながら消えていった。
アニメ版では捕われ連行されていた盗賊バクラが闇の意思に身体を支配されて行動を起こしたという設定となっている。そのため、ディアバウンドが倒された直後に闇の意思が抜け正気に戻り、事態を理解できぬまま砂になるという無惨な最期を遂げた。しかしそのすぐ後にゲームマスターバクラと大邪神ゾーク・ネクロファデスの力によりその魂の片割れとしてゲーム内に復活し、冥界の闇によって更にパワーアップしたディアバウンドと何体もの強力な魔物を操り、セトとともに消えた闇の大神官を追おうとした王と神官団を足止めした。最後はゾーク降臨の生贄とされ完全に消滅・ゾークに再統合された。
記憶戦争においてはアクナディン同様にバクラの持ち駒であり、重要な位置づけにある。千年リングに宿る闇の大神官の分身「バクラ」が記憶編での「盗賊王バクラ」の行動を見て盗賊王の記憶を思い出す場面もあるが、アクナディンに邪念を植えつけて手駒にしようとしたバクラの方がアクナディン(闇の大神官)の手駒にされてしまった本来の歴史の詳細は不明。文庫版の後書きでは闇の心を持った者が千年アイテムと使うとゾーク復活の手駒にされてしまう例としてバクラが挙げられている。
ゲベルク
地下囚人棟で囚人同士を戦わせ、魔物強化の実験を行っていた老人。
容姿や性格は海馬邸執事に酷似している。
アクナムカノン
先代ファラオであり、アテムの父親。アクナディンの双子の兄。先代の「千年錐」の所持者。
かつて国を守るためにアクナディンが提案した千年アイテム創造を容認するが、マハードからその際に多くの血が流れた事を知らされ、苦悩の末に病に倒れて病死した。
アニメ版ではその魂は精霊ハサンとなり、息子を守り抜いた。また、彼の産声のほうが大きかったために跡継ぎに選ばれたことになっている。
キサラ
謎の女。セトに命を救われる以前の生い立ち、過去は不明。白い肌と青い眼を宿した女だが、その周りとは異なった容貌から住民の不当な迫害を受けていた。
街で偶然出会ったセトに助けられるが、その際にシャダの千年錠の力により魂の中に強大な魔物「白き龍」を宿していることが発覚し、その力を求めるセトによって王宮に保護された。アニメ版では過去にもその容貌から捕らえられていた所をセトに助けられるが、その後にキサラを捕らえていた者達によってセトの村が襲われたため「白き龍」の力でセトを助ける。魂と魔物が融合しているため、原作ではキサラの意識があるうちは「白き龍」の力を解放することは出来なかったが、アニメ版では自分の意思で発現させることが出来るようである。自分に優しくしてくれたセトを「セト様」と慕うようになるが、白き龍の力をセトに与えようとするアクナディンによって殺されてしまう。だが、その魂は白き龍と共にセトを守り、闇の呪縛から救った。アニメ版では記憶の世界に迷い込んだ海馬と話した事から、キサラを迫害から庇おうとした遊戯たちが見えなかった原作版とは違って記憶の世界の住人でない者も見えるようだ。セトの人間性や、現代の海馬と「青眼の白龍」の関係を語る上で重要な立場でもある。ちなみに英語版では青眼の白龍の抽出に成功したうえで生き残っている。なお、日本アニメ版ではキサラから抽出された「白き龍」は三幻神でさえかなわなかったゾークの右腕を吹きとばしているが、英語版ではゾークに何も出来ず倒されており、ある意味「魂と魔物の融合が強さの源泉」と言う設定にそった変更となっている。
マナ
  • 声:中尾友紀
マハードの弟子である少女。記憶の世界の住人でない遊戯達を見る事が出来た。
顔は「ブラック・マジシャン・ガール」に瓜二つであり、精霊は「ブラック・マジシャン・ガール」と服装まで酷似している。
アニメ版ではアテムの幼馴染で、ファラオになってもアテムを「王」ではなく「王子」と間違えて呼んでいる。魔法の腕は多少未熟だが、魔法の杖による杖術や、呪文の辞典を転送したり、金縛りや物体を操る魔法及びカード「マジカルシルクハット」のような内容の幻影技・「魔術の冠」を使う。精霊を偶然召喚して以降、たびたび精霊を召喚して最終決戦を戦った。師匠の死後は「立派な魔術師になる」と決意し、それが「ブラック・マジシャン・ガール」の効果になったのではないかとも思われる。自身の精霊に乗り移る能力を持つ。最終決戦で精霊をゾークに倒されつつも生き残った後は神官セトと共に現実世界に帰るアテムを見送った。その後千年輪の所持者としてファラオであるセトを守る神官になった。
原作とアニメ版では髪の色が違う。原作ではトーンの貼られていない白い髪(文庫版14巻のカラーページでは濃いめの金髪)に対し、アニメ版では濃い茶色。
ボバサ
墓守の一族(守るアイテムから幾つかに分裂した分派)の人間。
褐色の肌にちょび髭を生やした肥満体の男で、体に七つの千年アイテムを収納できるくぼみがある。アニメ版では登場の仕方も性格も異なっており、かなりの大食漢で、体を膨らませて空を飛べる。原作ではシャーディーが変身した姿で、ハサンの正体であるが、そうした場合幾つかの矛盾が確認できる。この矛盾のためか、アニメ版ではファラオの記憶の中でのみの登場でシャーディーとは別人とされた。
原作での一人称は「ボク」で、稀に「私」「ボバサ」。アニメでの一人称は「ボバサ」で、稀に「オイラ」。
ハサン
黄金の仮面を被った謎の人物。
その正体はボバサ(シャーディー)であり、アテムの父アクナムカノンの魂の化身(アニメ版では歴代のファラオの化身)。千年アイテムの力を恐れたアクナムカノンが死後、自らの魂を記憶の石版に捧げて封印した精霊。バクラの攻撃で谷底に落ちたアテムを助けた。ゾークの復活と共にアテムの元に現れ、アテムを援護した。最後はアテムをゾークの攻撃から庇い、消滅した。原作では仮面の下の顔はシャーディーのものだったが、アニメ版ではアクナムカノンの顔に変更された(最後にシャーディーが同化した際には原作での顔になった)。
大邪神ゾーク・ネクロファデス(だいじゃしんゾーク・ネクロファデス)
冥界に君臨する大邪神。本作の黒幕。アクナディンを利用して千年アイテムを生み出させた悪の根源。
記憶編終盤において七つの千年アイテムと冥界の石版(アニメ版では盗賊王バクラが変身した姿)によって復活し、ゾークの部下である無数の死霊軍を率いて世界を滅ぼそうとする。ブラック・マジシャンやエクゾディアを圧倒、アニメ版では「青眼の白龍」や三幻神、更には「究極竜騎士(マスター・オブ・ドラゴンナイト)」をも退けるが、光の創世神ホルアクティに敗れ死霊軍と共に消滅した。
モンスターワールド編のゾーク(声:飯塚昭三)がキャラクターの元となっている。下半身の股間部分にはドラゴンと思わしき生物が付いているが、文庫版ではデザインが変更されこの生物はただ単にゾークに巻き付いてるだけの存在になってている。
光の創造神ホルアクティ(ひかりのそうぞうしんホルアクティ)
ゾークの対極に位置する女神で、母性の力の象徴でもある。
記憶編終盤において王の名によってオシリス、オベリスク、ラーの三幻神が融合して現れた。「光創生(ジェセル)」の一撃でゾークを消滅させる。
名の由来はエジプト神話の神「ラー・ホルアクティ(ホルス)」から。

その他[編集]

シャーディー(Shadi)
千年アイテムの一つ、相手の心の部屋に入り込む「千年錠」と相手の罪の重さを量る「千年秤」の所持者。遊戯の前に時々現れる神出鬼没の謎の男。
学園編で初登場。全編を通して物語の重要な鍵を握る人物である。生年月日、年齢、血液型など一切不明。それどころか生きているのか死んでいるのかさえ曖昧な存在で、闇遊戯の事を「ファラオ」と呼ぶなどその存在は「」である。学園編にて「アヌビスの使徒」と称して王家の谷で王墓発掘に携わった吉森と金倉を裁くために来日、童実野町を訪れる。金倉を裁くために童実野美術館を訪れた所を遊戯と初対面を果たす。その後は金倉を「王家の谷の墓を冒した」として裁くに値するかをその罪の重さを千年秤で量り、闇のゲームを展開。結果、私利私欲に満ちた金倉を葬る。金倉は遊戯から千年パズルを貸してもらっていたため、千年パズルを発見。そして遊戯と顔を合わせ、それが遊戯の所持品であり、遊戯が千年パズルを完成させた事を知る。千年パズルによって得た力を遊戯が有しているかを確認すべく、千年錠の力で遊戯の心の部屋に入り込み、闇遊戯との命がけのゲームの末、彼に興味を覚える。その後は吉森教授を裁こうと接近していたが、吉森と面識があった遊戯達が吉森の元を訪れる事に宿命を感じて再度、遊戯に闇のゲームで挑戦する。敗北後は遊戯との再会を願いながら去っていった。この時「自分が名乗るのは生まれて初めてのことだ」と語っている。決闘者の王国編ではペガサスの館でシンディアの肖像画と共に彼の肖像画が飾られており、遊戯達を驚愕させた。
実は墓守の一族の人間である。
決闘者の王国編ではペガサスの過去に深く関与し(この頃は、少年として描写されている)、ペガサスに千年眼(ミレニアム・アイ)を与え、マジック&ウィザーズ製作の発端となり、バトルシティ編では当時の幼いマリクの前に現れ、マリクの復讐(または、グールズ結成とバトルシティでの事件)の発端を作り出す等、黒幕的な役割を見せる。その後の王の記憶編では遊戯達を導き、最後には意外な役割を果たす。肌は褐色だが、顔の彫りは深く黒人ではない。アラブ系のコーカソイドと思われる。
アニメ第二作では王国でのペガサスとのデュエルを終えた遊戯の前に初めてその姿を現す。バトルシティでのバクラ戦を終えた直後のバトルシップに現れ、遊戯と二度目の対面をする。また、バトルシップから落ちそうになった本田と御伽を助けたりもした。
アニメ第二作の途中から名前のイントネーションが変わっている(第一作~第二作中盤までは「シャーディー」、第二作後半から「シャーディー」)。
シンディア
故人。若き日のペガサス・J・クロフォードの恋人。
金髪の美しい容姿をした少女。14年前に資産家の父がペガサスの父と交流があった縁からペガサスと知り合う。ペガサスとは様々な夢を語り合い、生涯を誓い合う程の間柄へと発展したが、ペガサスが17歳になったばかりの頃に病に侵され、わずか17歳という若さでこの世を去った。彼女の死はペガサスの心に深い闇を作り上げ、やがて彼をマジック&ウィザーズの創作へと駆り立てる事となる。後にペガサスとシンディアの悲恋として、ペガサスの口からその存在が語られる。文庫版の後書きによればペガサス死亡後、天国でペガサスと再会したとされる。
英語版での名前はCecilia Pegasus。
Mr.クラウン
御伽龍児の父親。人気ゲーム店「BLACK CLOWN」の責任者であり、常に不気味なピエロの着ぐるみを着用している。その顔は、「亀のゲーム屋」で販売されている「サウンドピエロ」と同じである。
20年前、ゲームの不敗伝説を打ち立てていた頃の双六に弟子入りしていたが、千年パズルを巡り双六との悪魔の遊戯盤の勝負に敗北し50歳も老けてしまい、人前に出せぬ程容貌が醜くなってしまった。そのため、ピエロの格好をする事で素顔を隠している。この事に絶望し深い怨念を抱く様になり、双六へ復讐するためだけに息子の龍児を育て上げた。そして、遊戯から千年パズルを奪い、龍児を新たなる千年パズルの継承者とし、遊戯に悪魔の遊戯盤で自分と同じ永遠の苦しみを味合わせようと画策した。アニメ版では御伽龍児の動機が親子包みではなく、龍児個人のものへと変更されているため未登場。また、千年パズルを崩す等の原作で彼が行った行為もアニメ版ではキース・ハワードのオリジナルエピソードへと変更されている。
アーサー・ホプキンス
武藤双六のゲーム仲間の親友で、双六に「青眼の白龍」のカードを譲り渡した張本人。
原作およびアニメ第一作では名前は明らかにされておらず、写真のみの登場(1コマのみ)で、双六に「青眼の白龍」を譲った大切な友人であるとしか語られなかった。
アニメ第二作ではレベッカの祖父・教授という設定が加えられた上で登場。更に、双六に渡した「青眼の白龍」が発端で、孫のレベッカと遊戯が争う事となる。アメリカを舞台としたドーマ編とKCグランプリ編にも登場した。アニメ第二作では昔、エジプトで双六と一緒に探索に向かうが落盤事故に遭い、水を賭けて双六とデュエルする事になったが、自身が脱水状態で危険な状態を見抜いた双六がサレンダーし、水を分け与えてもらった事で絆を深めた、というエピソードが追加されている。アーサーの論文は人間とデュエルモンスターズとの関係性を示したもので、現実味を帯びない考えは学会では笑いの種らしいが、本作ではアーサーの考え方が正しいものとなっている。戦いの儀を終えて帰国した遊戯たちをレベッカと共に空港で出迎えた。
英語版での名前はArthur Hawkins。
イシュタール家先代長
イシズ、マリクの実父で、リシドの養父。容姿は息子のマリクに似ている。一族の伝統を重んじる、非常に厳格かつ冷酷な性格。養子のリシドを毛嫌いしている。リシドがマリクを外に遊びに行かせた手伝いをしたことを知り、焼き鏝(アニメ版では鞭)を使ってリシドに制裁を与えるが、それにより、リシドが意識を失ったことで、マリクの闇人格を覚醒させてしまい、闇マリクに背中の皮を剥がされ殺された(アニメ版では皮剥ぎはカット)。マリクのイヤリングは父の形見である。
イシュタール夫人
イシズ、マリクの実母で、リシドの養母。リシドを拾った五年後に長女イシズを産み、その四年後にマリクを産んだが、その代償に命を落とす。夫とは違い、リシドのことも愛情を持って育てていた。原作では顔が見えないが、アニメ版では娘のイシズに似た容姿であることが判明。リシドを拾うまで長年子宝に恵まれなかった。

脚注[編集]

  1. ^ 原作でも幼児期に使っている(決闘277)。
  2. ^ 遊戯王 オフィシャルカードゲーム 公式カードカタログ ザ・ヴァリュアブル・ブック1より。
  3. ^ USA版ジャンプのインタビュー。
  4. ^ この一連のシーンは動画共有サイトでのMADムービーとしてアップロードされ話題となった。
  5. ^ 遊戯王 オフィシャルカードゲーム 公式カードカタログ ザ・ヴァリュアブル・ブック1より。
  6. ^ USA版ジャンプインタビューより。
  7. ^ 原作・決闘74より
  8. ^ 遊戯王キャラクターガイドブック-真理の福音-257pより。