清水勇人 (サッカー審判員)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
清水 勇人
個人情報
フルネーム SIMIZU Hayato
誕生日 (1983-12-13) 1983年12月13日(40歳)
出身地 日本の旗 日本
千葉県市原市[1]
他職業 会社員
国内
リーグ 役割
2008-13 JFL 審判員
2014- Jリーグ 審判員

清水 勇人(しみず はやと、:SIMIZU Hayato、1983年12月13日 - )は、千葉県市原市出身[1]サッカー審判員VARおよびAVAR担当審判員。

来歴[編集]

千葉県立市原高等学校3年の時に4級審判員資格を取得。大学には進まず、働きながら23歳で3級、25歳で2級審判員の資格を取得し、2010年に日本サッカー協会 (JFA) の審判養成学校であるJFAレフェリーカレッジに7期生として入学[2]。2011年12月に1級審判員の資格を取得し[3]、2013年から日本フットボールリーグ (JFL) で主審を担当、2014年から日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の審判員として登録された[4]

担当試合でレッドカードを出す割合が多いといわれており(J2・J3担当77試合で20枚のレッドカードを提示)、2018年6月16日に行われたJ2第19節松本山雅FCvs大分トリニータの試合[注釈 1]後の公式記者会見では松本監督の反町康治がこの試合の清水のレフェリング、さらには主審の判定を評価するべき立場のマッチコミッショナーおよび審判アセッサーの質に対して苦言を呈す場面があった[5][6]

2019年11月30日に行われたJ1第33節川崎フロンターレvs横浜F・マリノスの試合では第4審を務めていたが、主審を務めていた西村雄一が負傷したため、この試合の後半から主審を引き継いだ[7]。清水勇人にとってはこれが初のJ1担当試合であった[8]

2022年2月1日付けで日本サッカー協会 (JFA) とプロフェッショナルレフェリー契約を結ぶことがJFAから発表された[9]

経歴[編集]

出場記録[編集]

国内大会個人成績
年度 J1 J2 J3 リーグ杯 天皇杯
主審副審 主審副審 主審副審 主審副審 主審副審
2012 - - - - 0 1
2013 - - - - 1 0
2014 0 0 0 0 11 10 0 0 0 0
2015 0 0 0 0 12 16 0 0 0 0
2016 0 0 11 0 5 0 0 0 2 0
2017 0 0 20 0 0 0 0 0 2 0
2018 0 0 17 0 1 0 0 0 1 0
2019 1 0 21 0 0 0 0 0 3 0
2020 8 0 8 0 0 0 0 0 1 0
2021 16 0 12 0 0 0 3 0 1 0
2022 22 0 5 0 0 0 2 0 3 0
2023 22 0 4 0 0 0 4 0 2 0
通算 69 0 98 0 29 26 9 0 16 1
JFL個人成績
年度 主審 副審
2008 0 3
2012 0 7
2013 11 5
通算 11 15
  • その他の国内公式戦
    • 日本クラブユースサッカー選手権
    • 全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会
    • 全国高等学校サッカー選手権
    • 高円宮杯全日本ユースサッカー選手権
    • 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ
    • 関西学生サッカーリーグ
    • 関東大学サッカーリーグ
    • 総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント
    • 全日本大学サッカー選手権
    • 全国社会人サッカー選手権大会
    • 全国地域サッカーチャンピオンズリーグ

決勝担当[編集]

開催年月日 大会 対戦カード 結果 会場 担当
2024年2月17日 FUJIFILM SUPER CUP 2024 ヴィッセル神戸 川崎フロンターレ
0-1
国立競技場 第4審

注記[編集]

  1. ^ この試合で、DF岩間雄大が前半22分にレッドカードで退場、さらに代わって入ったDF浦田延尚が微妙な判定でPKを献上し、1-4で松本が敗れている[5]

出典[編集]

  1. ^ a b “全国レベルの試合をつかさどる1級審判員 清水 勇人さん”. シティライフ 市原版. (2013年1月24日). https://www.cl-shop.com/citylife/ichihara/2013/01/24/366/ 2019年1月14日閲覧。 
  2. ^ 公益財団法人 日本サッカー協会 平成21年度 第7回理事会 (PDF) - 2009年11月12日公表、2019年1月14日閲覧。
  3. ^ 2012年 新1級審判員・新女子1級審判員リスト (PDF) - 財団法人 日本サッカー協会 2011年度 第9回理事会 資料、2012年1月12日公表、2019年1月14日閲覧。
  4. ^ “Jリーグが2014シーズンの審判員を発表、主審が53名に増加”. ゲキサカ. (2014年2月5日). https://web.gekisaka.jp/news/detail/?132386-132387-fl 2019年1月14日閲覧。 
  5. ^ a b 2018 明治安田生命 J2リーグ 第19節 VS 大分トリニータ”. 松本山雅FC公式サイト. 2019年1月14日閲覧。
  6. ^ “「これでは日本のサッカーが終わってしまう」反町監督が激怒。審判とアセッサー、コミッショナーの質に言及”. サカノワ. (2018年6月16日). http://sakanowa.jp/topics/6201 2019年1月14日閲覧。 
  7. ^ “川崎Fvs横浜FM戦で西村主審が負傷交代…マリノス2点リードで15年ぶりV王手!!”. ゲキサカ. (2019年11月30日). https://web.gekisaka.jp/news/detail/?291701-291701-fl 2019年12月6日閲覧。 
  8. ^ 【動画】“途中出場の主審”がJ1デビュー戦でナイスジャッジ!神奈川ダービーで光った判定とは?”. GOAL.com (2019年12月5日). 2019年12月6日閲覧。
  9. ^ 2022年度 新規契約プロフェッショナルレフェリーについて』(プレスリリース)日本サッカー協会、2022年1月20日https://www.jfa.jp/news/00028919/2022年1月20日閲覧 
  10. ^ J. League Data Site”. data.j-league.or.jp. 2021年9月19日閲覧。