海渡雄一

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海渡 雄一(かいど ゆういち、1955年7月21日- )は日本弁護士兵庫県出身。監獄人権センター事務局長。

妻は弁護士で参議院議員福島瑞穂社民党党首)。夫婦別姓を実行するため、婚姻届を提出しない事実婚である。

目次

[編集] 略歴

[編集] 活動

早くから通信傍受法を問題視し、最近では共謀罪を批判している。また、監獄内の人権に関する活動をライフワークとしている。

[編集] 活動拠点

第二東京弁護士会所属。事務所は、東京共同法律事務所(東京都新宿区新宿1丁目)。

[編集] これまでに担当した主な事件・参加弁護団

  • 国労弁護団
  • 監獄内の人権に関する訴訟多数(訴訟を通じて、受刑者と子どもの面会を禁止する規則を撤廃させたり、革手錠使用の違法性を認めさせ革手錠の使用頻度を激減させた)。
  • 原子力発電所の危険性を問う訴訟多数(もんじゅ訴訟浜岡訴訟など)。
  • 航空機事故遺族代理人(日航機事故中華航空機事故)。
  • 電力線搬送通信訴訟
  • 横浜市保育所民営化反対裁判を担当し、2006年3月には勝訴判決を勝ち取ったこともある。

[編集] 監獄内の人権に関する活動

監獄内の人権状況の改善のため、1995年に監獄人権センター(NPO法人)を設立し事務局長に就任。被拘禁者の人権侵害事件における損害賠償請求事件などを多数手がけた。1998年には、国連人権高等弁務官事務所主催の専門家会議「刑務官に対する人権教育」に招待された。監獄人権センターは、2003年、東京弁護士会人権賞を受賞している。

[編集] 新左翼党派との関係

週刊新潮』の記事(2002年10月10日号)で福島瑞穂共々、過激派である中核派と関係が深いと報じられたことがある。その一つの根拠が1971年の沖縄返還協定批准阻止闘争で機動隊員と衝突し殺人罪などで受刑している中核派元幹部・星野文昭に対する冤罪救援活動としている。

しかし、一方で、やはり中核派元幹部ではあるものの、1990年代に離脱して市民運動家となっていたところ、2001年に発覚した宮崎学公安調査庁の協力者であったという疑惑への対応で中核派を厳しく批判したことによって中核派から「反革命」と規定され[1] 2002年12月25日に襲撃されて重傷を負った[2]角田富夫と盗聴法反対運動・共謀罪法案反対運動や共著などで活動を共にしている。例えば、角田が2001年に編者を務めた書籍[3] に海渡が解説を寄せる一方、2006年には海渡が共同編者となっている書籍[4] に角田が論文を寄せている。また、海渡が連絡先をつとめる「法執行のグローバル化に関する研究会」(2002年7月設立)のWebサイト[5] は、角田が連絡先となっている市民運動「逮捕・家宅捜索令状110番」のWebサイト[6] の中にある。

[編集] 主な著作(共著含む)

  • 「刑務所改革」(日本評論社
  • 「刑事司法改革ヨーロッパと日本」(岩波ブックレット269岩波書店
  • 「共謀罪とは何か」(岩波ブックレット686)
  • 「監獄と人権」(明石書店
  • 「男が語る家族・家庭」(ドメス出版
  • 「危ないぞ!共謀罪」(樹花舎

[編集] 脚注

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  1. ^ 革命的共産主義者同盟 (2002年3月4日). “反軍闘争に敵対し反階級的転向分子に転落した小西誠”. 『前進』 (第2043号): 5面.
  2. ^ 2002年12月26日 時事通信社配信記事
  3. ^ (2001年2月5日) in 角田富夫編: 『公安調査庁(秘)文書集』. 社会批評社. ISBN 4-916117-43-3. 
  4. ^ (2006年2月) in 小倉利丸、海渡雄一編: 『危ないぞ!共謀罪』. 樹花舎. ISBN 4-434-07492-X. 
  5. ^ "「法執行のグローバル化に関する研究会」のご案内". 2008-05-14 閲覧。[リンク切れ]
  6. ^ "逮捕・家宅捜索令状110番". 2008-05-14 閲覧。[リンク切れ]

[編集] 関連項目