有明フェリー

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有明フェリー(ありあけフェリー)は有明海自動車航送船組合が運行するフェリー

熊本県玉名郡長洲町長洲港長崎県雲仙市多比良港を結んでいる。 この航路は、1993年4月以降、一般国道389号の海上区間を結ぶものとなっている。

6時~20時の間、両港を約40分で21往復(平日)する。一般乗客運賃は極めて安い(大人一人430円)。また、付近の住民にとっては、福岡・本州方面の重要な足の一つである。

目次

[編集] 沿革

  • 1956年 - 有明海自動車航送船組合設置。
  • 1958年 - 多比良~長洲航路の運行開始に伴い「有明丸」が就航(6往復)。
  • 1959年 - 「第二有明丸」が就航し二隻体制となる(10往復)。
  • 1967年 - 「第三有明丸」が就航し三隻体制となる(14往復)。
  • 1968年 - 長崎市-熊本市を結ぶ特急バス「ありあけ号」運行開始。
  • 1971年 - 「第五有明丸」が就航し四隻体制となる(24往復)。
  • 1977年 - 「第六有明丸」が就航。
  • 1985年 - 「第八有明丸」が就航。
  • 1988年 - 「第十有明丸」が就航。
  • 1994年 - 「サンライズ」が就航。また多以良港に新ターミナルビルが完成。 
  • 1996年 - 長洲港に新ターミナルビルが完成。
  • 1997年 - ありあけ号運行休止。
  • 2000年 - 運行効率改善のため長洲港に二層式可動橋が完成。

        同時に四隻体制から現行の三隻体制での運行が可能となる。

  • 2001年 - 多比良港に二層式可動橋が完成。

[編集] 有明海自動車航送船組合

有明海自動車航送船組合(ありあけかいじどうしゃこうそうせんくみあい)は、長崎県熊本県により構成される一部事務組合である。組合の条例により、事業に地方公営企業法の財務規定を適用している。

組合管理者は両県の知事が2年交代で務めていたが、2008年に組合の規約が改正され、知事以外から管理者が選ばれることとなった。

[編集] 船舶

[編集] 運航中の船舶

「第八有明丸」
「第十有明丸」
「サンライズ」
  • 第八有明丸
1985年就航。722総トン、全長57.3m、幅12.8m、最大速力14.6ノット
旅客定員470名。車両積載数:75台(乗用車換算)
  • 第十有明丸
1988年就航。721総トン、全長57.0m、幅12.8m、最大速力14.7ノット
旅客定員470名。車両積載数:75台(乗用車換算)
  • サンライズ
1994年就航。888総トン、全長59.3m、幅13.4m、最大速力15.6ノット
旅客定員490名。車両積載数:85台(乗用車換算)

[編集] 過去に運航していた船舶

  • 有明丸
1958年就航。1964年の東京オリンピックでは、聖火輸送の大役を担った。
  • 第二有明丸
1959年就航。
  • 第三有明丸
1967年就航。就航時は一層甲板だったが、1973年に輸送力増強のため二層甲板化改造を実施。
  • 第五有明丸
1971年就航。後に第三有明丸と同様に二層甲板化改造を実施。
  • 第六有明丸
1977年就航。就航当初より二層甲板を装備。
  • 第七有明丸
1980年就航。車両甲板を改良し、従来の船では不可能だった大型トレーラー等の輸送に対応。

[編集] 備考

乗客からの餌を求めて群がるカモメ
  • 船上からのカモメへの餌やりは有名で、フェリー内の売店でも『かもめパン』などの餌を販売している(人の食用も可)。また運が良ければ船上からスナメリを見ることができる。
  • 船内のテレビは、地元の水産加工会社が寄贈した物が多い。
  • 1968年~1997年の間、長崎~熊本間の特急バス「ありあけ」号がこの航路経由で運行されていた。
  • 内海である有明海の北側を航行するフェリーということもあり、就航率90%以上を誇っている。このため、島原⇔熊本間のフェリーが欠航していても、有明フェリーは就航している、ということもままある。

[編集] 外部リンク