星空のメモリア -Wish upon a shooting star-

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星空のメモリア
-Wish upon a shooting star-
対応機種 Windows/2000/XP/Vista(日本語版)
発売元 CROSSNET FAVORITE
ジャンル 星空学園ファンタジーADV
発売日 2009年3月27日
価格 希望小売価格 9,240円(税別8,800円)
レイティング 18禁
キャラクター名設定 不可
エンディング数 7
セーブファイル数 240
メディア DVD-ROM
画面サイズ 800×600
BGMフォーマット DirectSound
キャラクターボイス 主人公以外フルボイス
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード あり
メッセージスキップ 既読/全文
オートモード あり

星空のメモリア -Wish upon a shooting star-』(ほしぞらのメモリア -Wish upon a shooting star-)は2009年3月27日CROSSNET(開発はFAVORITE)より発売されたPC用18禁美少女アドベンチャーゲームである。

2010年1月29日にはFAVORITEよりファンディスク星空のメモリア Eternal Heart』が発売。同年11月26日には本編とファンディスクがセットになった『星空のメモリア COMPLETE』が発売された。

概要[編集]

星空のメモリア -Wish upon a shooting star-[編集]

学園の天体観測サークルを主舞台に、主人公とヒロイン達の交流、過去の記憶や思い出、星に掛ける願いなどを描いたファンタジーストーリーである。

ディレクターの水間ホシひとによれば、作品制作は2007年10月に発売された『はっぴぃ☆マーガレット!』とほぼ同時期から行われていた。もともとSFや星が好きだったというキャラクターデザイン・原画担当の司田カズヒロとのやり取りの中で、“死神”メアのキャラクターが生まれ、そこから物語が固まったという[1]

星空のメモリア Eternal Heart[編集]

本編発売後にユーザーから多くの要望が届いたこと、制作スタッフの間でも本編の世界観をより掘り下げたい欲求があったことから、2009年春頃よりファンディスクが企画された。ユーザーの要望にあった「好きなヒロインとのアフターストーリー」を充実させるため、バラエティ系のファンディスクではなく、メアと夢の2人のアフターストーリーを本編と同等のボリュームで制作した[2]

萌えゲーアワード2010にて、ファンディスク賞部門の金賞を受賞した[3]

あらすじ[編集]

星空のメモリア -Wish upon a shooting star-[編集]

(出典:[4]

小河坂洋は、妹の千波と共に、生まれ故郷の雲雀ヶ崎(ひばりがさき)へ7年ぶりに戻って来た。洋の中には、かつてこの街を離れる直前、街外れの展望台で一緒に遊んだ幼なじみの少女との大切な思い出があった。雲雀ヶ崎に戻って真っ先に展望台を訪れると、思い出の彼女とそっくりだが異様な身なりの「人の悪夢を刈る死神」メアと出会う。懐かしい彼女に会いたい洋は毎日のように展望台に通うが、彼女と再会の約束をしていた七夕の日、―――

星空のメモリア Eternal Heart[編集]

本編のメアルート・夢ルートのアフターストーリー、その他のヒロインのショートストーリーが収録されている。

登場人物[編集]

(出典:[5][6]

主人公[編集]

小河坂 洋(こがさか よう)
声:皇帝 (ドラマCDのみ)
175cm 12月2日(いて座) AB型 好きなもの:平穏な生活 嫌いなもの:マヨネーズ
本作品の主人公。雲雀ヶ崎学園(ヒバリ校)2年A組。幼少期に雲雀ヶ崎から引っ越したが、7年ぶりに帰ってきた。理性的で落ち着いた性格で、学校の成績も良い。元々母子家庭だったが母親が亡くなったため、雲雀ヶ崎に住む叔母の詩乃の家に、妹の千波と共に引き取られた。以前から母親の家事を手伝っていたため、料理などはそこそこできる。いつもトラブルを起こす千波に対して冷たい態度を取っているが、内心は大好き。
幼い頃に出会った”展望台の彼女”に大きな影響を受け、それまで頭でっかちで人付き合いが悪かったが、その後は友達を作るようになり、星のことも勉強するようになった。雲雀ヶ崎に戻ってすぐに展望台へ向かったものの、そこで彼女に似た姿だが異様な身なりの「死神」メアと出会う。転入したヒバリ校では、明日歩からの誘いにより、部員不足で存続危機にあった「天体観測愛好サークル」(天クル)に入部し、他のメンバー達とも交流を持つようになる。

ヒロイン[編集]

南星 明日歩(みなほし あすほ)
声:佐本二厘
155cm 81/56/82 4月17日(おひつじ座) O型 好きなもの:星座の神話 嫌いなもの:生徒会
ヒバリ校2年A組のクラス委員。天クルの副部長で星が大好き。明るく元気なムードメーカーで、人と話す時に相手に顔を近づける癖がある。喜怒哀楽がよく顔に表れ、洋には「犬」と比喩されている。また、雨が降りそうになると耳鳴りを起こすので完璧に予知できる。洋とは小学校時代にも同級生だった。家業は喫茶「ミルキーウェイ」で、放課後や休日はエプロンドレスを着てウェイトレスとして手伝っている。星座の神話にちなんだ店のメニュー名も彼女が付けたもの。主人公の呼び名は「洋ちゃん」。
姫榊 こもも(ひさかき こもも)
声:宮沢ゆあな
161cm 87/57/86 6月9日(ふたご座) A型 好きなもの:妹のこさめ 嫌いなもの:星にまつわること全部
ヒバリ校2年B組。こさめの双子の姉。いわゆるツンデレで、言葉がキツいあまのじゃくだが、生真面目で気遣いな性格。下の名前「こもも」で呼ばれるのを嫌う。生徒会の役員で、学園の風紀維持のために熱心に働いている。昔から星が嫌いで、天クルを廃部にしようと画策しており、明日歩と始終対立している。家は隣町の神社「星天宮」で、妹のこさめと共に巫女を務める。主人公の呼び名は「小河坂くん」もしくは「コガヨウ」。
姫榊 こさめ(ひさかき こさめ)
声:楠鈴音
161cm 87/57/86 6月9日(ふたご座) A型 好きなもの:姉のこもも 嫌いなもの:むやみに詮索されること
ヒバリ校2年A組。こももの双子の妹。のんびりほのぼのした性格で、言葉遣いはいつも丁寧だが、なぜか人から詮索されることを極度に嫌っている。天クルに所属していて、明日歩と仲がいい。天クルを廃部にしたいこももとは板挟みになる立場だが、どちらにも付かず中立に接している。図書委員も務めており、当番の時は図書館で洋の調べ物を手伝ったりする。主人公の呼び名は「小河坂さん」。
蒼 衣鈴(あおい いすず)
声:東かりん
149cm 77/53/78 11月21日(さそり座) B型 好きなもの:タロットカード 嫌いなもの:友達を作ること
ヒバリ校1年C組で千波と同級。洋・千波の家の隣に住む。口数が少なく他人を拒絶していて、隣人の洋に対してもいつも素っ気ない態度で毒舌を吐くが、妹の鈴葉にだけは弱い。朝に弱く、毎朝鈴葉に起こされては、朝食抜きで遅刻ギリギリに登校している。タロットカードでよく占いをしていて、学校にいつもカードを持ち込んでは持ち物検査でこももを困らせる。主人公の呼び名は「先輩」もしくは「洋先輩」。
小河坂 千波(こがさか ちなみ)
声:みなづき蓮藤森ゆき奈[7]
153cm 79/55/80 2月19日(みずがめ座) B型 好きなもの:お兄ちゃんのお世話 嫌いなもの:お兄ちゃんのぐりぐり
ヒバリ校1年C組。洋の妹。元気でマイペースにしゃべりまくり、人懐っこく誰とでもすぐ仲良くなれる。兄が大好きで、洋のためにあれこれ頑張ろうとするが、不器用なためいつも空回りしてしまう。彼女の手にかかると料理が必ず黒焦げになるので、洋は千波に絶対料理をさせない。食べ物の好みはマヨラー。朝寝坊で登校前に洋をいつも玄関で待たせているが、置いて行かれてしまうこともある。主人公の呼び名は「お兄ちゃん」。
メア=S=エフェメラル (Mare=S=Ephemeral)
声:杏子御津
141cm 71/50/73 誕生日不明 血液型不明 好きなもの:雲雀ヶ崎の星空 嫌いなもの:初対面の相手
自称「人の悪夢を刈る死神」の謎の少女。見た目は幼いが、洋より年上らしい。人見知りで言動も気まぐれで、なかなか本心がわからない。洋が7年ぶりに訪れた展望台で出会い、その後も星が見える夜にはよく展望台に出没する。7年前に離れ離れになった幼なじみとそっくりだが、身なりは全くの別物で、手には大きな鎌のようなものをもっている。主人公の呼び名は「洋くん」。
ちなみに、名前の「S=Ephemeral」の詳細は明かされていない。(ただし、作中である人物が「春の儚い命」などを意味する Spring Ephemeral を口にしている。)
乙津 夢(おとつ ゆめ)
声:遠野そよぎ
157cm 83/56/80 9月3日(おとめ座) AB型
隣町の病院に入院している少女。こもも・こさめの父が担当医。患者とは思えないくらいお転婆でマイペースな性格。入院生活に退屈してよくこっそり外へ出ていたが、監視が厳しくなって出られなくなってしまった。主人公の呼び名は「洋くん」。

サブキャラクター[編集]

諏訪 雪菜(すわ せつな)
声:伊藤瞳子
163cm 84/57/86 O型
ヒバリ校3年。姫榊家の親戚。中性的な口調でクールにしゃべる。一応天クルに所属しているが、参加するのを見た人はあまりいない。
小河坂 詩乃(こがさか しの)
声:石川乃奈
164cm O型
洋と千波の叔母(母の妹)。絵本作家で、締切が近づくと生活が不規則になり、部屋に篭もりきりになることが多い。母親を亡くして二人きりになった小河坂兄妹を、雲雀ヶ崎の自分の家に引き取った。二人には甘々で、わがままを一切しない洋に対してはもっと頼ってほしいと内心思っている。
蒼 鈴葉(あおい すずは)
声:宇佐美みもえ
128cm 63/46/66 A型
小学校3年。衣鈴の妹。おとなしくて引っ込み思案だが、慣れると素直で礼儀正しい良い子で、衣鈴より物事に積極的。体が弱く、よく学校を休んでいる。
姫榊 万夜花(ひさかき まやか)
167cm B型
声:小友わかば
こももとこさめの母親。天津甕星(あまつみかぼし)を祀る星天宮の神主だが、元ヤンで大雑把な性格。8月始めに星天宮で行われる夏祭りでは、娘達と共に準備・運営を司る。
岡泉 温土(おかいずみ はると)
声:相沢ファミ
178cm A型
ヒバリ校3年で天クルの部長。学業では学年総代に選ばれるほど優秀だが、感情のアップダウンが激しい。躁状態になった時は知恵の輪を与えるとおとなしくなる。鬱な時は些細なことで傷つきやすい。時にもう一つのクールな人格「凍土(とうど)」が出現する。
南星 総一朗(みなほし そういちろう)
声:松涛エルザ
180cm O型
明日歩の父親。喫茶「ミルキーウェイ」の店主。メイド好きで、エプロンドレスを明日歩に着せて店を手伝わせている。実は元天文学者だが、明日歩には辞めた理由を話していない。
飛鳥 未来(あすか みらい)
声:平井達矢
174cm B型
ヒバリ校2年A組で洋の同級生。UFOや超常現象が好きで、たった1人だけのオカルト研究部(オカ研)として活動している。
かささぎ
メアが展望台で出会った小さなドラゴン。身体を発光させて翼で空を舞う。洋が話した七夕伝説から、メアが「かささぎ」と名付けた。メアには「かーくん」、洋には「かー坊」と呼ばれている。メアに懐いてよく頭の上に乗っているが、洋には度々口から火を吐いて浴びせる。
レン
声:神村ひな
142cm 72/50/73
メアと同類の存在で、自称「見守る者」。”ダメ人間フェチ”で、口癖は「ダメ人間……クスクス……」「ちゃんちゃらおかしー」。
三嶋 大河(みしま たいが)
声:谷俊介
ヒバリ校の教師で元天文部顧問。あがり症で人前でしゃべるのが苦手で、授業中はずっと黒板の方を向いている。
世良 千尋(せら ちひろ)
声:Lee
夢から「妖精さん」と呼ばれている謎の男性。よく病院に出没するが、夢にしか見えていない。
小河坂 歌澄(こがさか かすみ)
声:伊藤硝子
洋と千波の母親。物語開始前に亡くなっている。
飛鳥 伊麻(あすか いま)
声:姫原ゆう
星天宮の総本社から雲雀ヶ崎へ派遣されてきた巫女。
看護師
声:伊藤瞳子
隣町の病院に勤めている。夢の担当で、同僚の姫榊医師のファンらしい。
姫榊 (ひさかき)
こももとこさめの父親。隣町の病院に勤務しており、夢の担当医。仕事熱心で看護師達に人気があるが、怒ると怖い。

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

星空のメモリア -Wish upon a shooting star-[編集]

オープニングテーマ「Eternal recurrence」
歌:橋本みゆき / 作詞:澄田まお / 作編曲:新垣トシオ
エンディングテーマ1「星の夢 ~Gathering the stars of love~」
歌:霜月はるか / 作詞:澄田まお / 作曲:Gakkie / 編曲:wACHA
エンディングテーマ2「星空のメモリア」
歌:茶太 / 作詞:澄田まお / 作編曲:忍

星空のメモリア Eternal Heart[編集]

オープニングテーマ「Kaleidoscope」
歌:霜月はるか / 作詞:澄田まお / 作編曲:忍
エンディングテーマ1「宙のヒカリ」
歌:茶太 / 作詞:日山尚 / 作編曲:福田真一郎
エンディングテーマ2「冬のダイヤモンド」
歌:山本美禰子 / 作詞:山本美禰子 / 作曲:山本美禰子 / 編曲:wACHA

関連商品[編集]

CD[編集]

星空のメモリア サウンドコレクション
2009年4月29日発売。CD2枚組。本編の主題歌3曲のフルバージョン・アレンジやBGMを収録。
星空のメモリア Eternal Heart ボーカルトラックス
2010年3月3日発売。ファンディスクの主題歌3曲のフルバージョン・アレンジ・インストゥルメンタルやBGMを収録。

書籍・雑誌[編集]

司田カズヒロアートワークス 星空のメモリア with Eternal Heart
2011年1月28日発売。発行:コアマガジン ISBN 978-4862529657
イラストギャラリー、キャラクター・エピソード紹介、ラフ・線画ギャラリー、なかひろ作の小説「夢の新婚生活」「レンのなんてことない一日」、司田カズヒロインタビューなどを収録。
スピンオフストーリー『星空のメモリア』
文:なかひろ / イラスト:司田カズヒロ
PUSH!!』2009年12月号〜2010年2月号に連載(全3回)。時間軸は本編のメアルートの1年後で、『星空のメモリア Eternal Heart』のこさめショートストーリーでも扱われている日食が題材になっている。

脚注[編集]

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  1. ^ 『司田カズヒロアートワークス 星空のメモリア with Eternal Heart』 pp.140-143.
  2. ^ PUSH!!(2010年1月号) pp.20-21.
  3. ^ 萌えゲーアワード2010 ファンディスク賞結果ページ
  4. ^ TECH GIAN(2008年12月号) pp.64-69.
  5. ^ DENGEKI HIME(2009年3月号) pp.34-38.
  6. ^ 『司田カズヒロアートワークス 星空のメモリア with Eternal Heart』 pp.76-79.
  7. ^ みなづき蓮が声優業を引退したため、『星空のメモリア Eternal Heart』では声優が藤森ゆき奈に交代した。

外部リンク[編集]