弦楽五重奏曲第1番 (ブラームス)

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弦楽五重奏曲第1番ヘ長調作品88(Streichquintett fur 2 Violinen, 2 Bratchen und Violoncell Nr.1 F-Dur op.88)は、ヨハネス・ブラームス1882年6月ごろに作曲した弦楽五重奏曲である。

  • 完成は1882年春6月頃、オーストリアの保養地バート・イシュルに於て。同年中に公開初演された。
  • ブラームスは同年7月13日付出版者ジムロック宛て書簡で、
「私は、今までに貴下がこのように美しい曲を私から受け取ったことがないと思います。
また、貴下もここ十年来こんな曲を出版しなかったでしょう。」と述べている。
  • 1883年までに総譜・パート譜・作曲者自身の連弾用編曲が出版された。
ブラームス自身「親しみ易く気持ちの良いところ」と友人に語る此の保養地への想いが曲想に生きている。

構成[編集]

弦楽五重奏曲第1番 (ブラームス)


Roxana Pavel Goldstein, Elizabeth Choi(バイオリン)、Elias Goldstein, Sally Chisholm(ヴィオラ)、Jocelyn Butler(チェロ)による演奏

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全3楽章、演奏時間 約25分。

1. Allegro non troppo ma con brio:ヘ長調 全224小節
2. Grave ed appassionato:嬰ハ短調 全208小節
3. Allegro energico:ヘ長調 全185小節

参考資料[編集]

  • ポケット総譜 日本楽譜出版社 No.171; 編集部解説
  • CD:アマデウス弦楽四重奏団&Cecil Arnowitz (Deutsche Grammophon POCG3469/70)(録音1968年4月)
  • 三宅幸夫『ブラームス』(新潮文庫「カラー版 作曲者の生涯」)

外部リンク[編集]