小倉神社 (大山崎町)

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小倉神社

拝殿
所在地 京都府乙訓郡大山崎町円明寺鳥居前83
位置 北緯34度54分34.4秒 東経135度40分38.1秒 / 北緯34.909556度 東経135.677250度 / 34.909556; 135.677250 (小倉神社 (大山崎町))座標: 北緯34度54分34.4秒 東経135度40分38.1秒 / 北緯34.909556度 東経135.677250度 / 34.909556; 135.677250 (小倉神社 (大山崎町))
主祭神 武甕槌神
斎主神
天児屋命
比売大神
社格 式内社(大)
郷社
創建 養老2年(718年
本殿の様式 三間社流造
例祭 5月3日
地図
小倉神社の位置(京都府内)
小倉神社
小倉神社
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境内入口

小倉神社(おぐらじんじゃ)は京都府乙訓郡大山崎町円明寺鳥居前にある神社式内大社で、旧社格郷社

祭神[編集]

歴史[編集]

社伝によると、養老2年(718年)の創建とされる。平安遷都の際には、御所の鬼門除けとして祈願され、嘉祥3年(850年)に正一位の神階を賜ったというが、同時期の事蹟を記した『日本文徳天皇実録』には記載がない。『延喜式』神名帳においては「山城国乙訓郡 小倉神社 大 月次新嘗」と記されている。

安土桃山時代では山崎の戦いの際、豊臣秀吉が家臣の片桐且元脇坂安治を遣わし戦勝を祈願した。そして勝利したとして、毎年米三千俵を寄進したといい、江戸時代には江戸幕府より山地二十余町歩を寄進したといわれ、明治維新までの旧境内地は六万坪余にのぼった。

明治6年(1873年)に村社、明治16年(1883年)には郷社に列格した。

境内[編集]

交通アクセス[編集]

参考文献[編集]

  • 小倉神社記抄録(由緒書)
  • 丹家広志「小倉さん信仰とそれをめぐる貴族文化の影」、小倉神社

関連項目[編集]

外部リンク[編集]