宗像教授シリーズ
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『宗像教授シリーズ』(むなかたきょうじゅシリーズ)は、星野之宣による日本の漫画作品、及びそれを原作としたテレビドラマと小説作品のシリーズ名。民俗学、古代史を主なテーマとしている。主人公は、東亜文化大学(モデルは東京の板橋区にある大東文化大学)民俗学教授の宗像 伝奇(むなかた ただくす)。
目次 |
[編集] 概要
連載形式としては、一話完結、もしくは二、三話で完結する短編シリーズの積み重ねという形になっている。主人公の宗像教授が日本各地に伝わる伝説や歴史の謎を調査し、従来の歴史学の常識から外れた奇想あふれる仮説を登場人物と読者に対して披露する、というのが物語の基本的な流れである。
初出は『コミックバーガー』(スコラ刊)1990年20号、21号の「巨人(ダイダラ)伝説」だが、これは後に『コミックトム』(潮出版社刊)で開始され現在に至る連載の基調となる「歴史学・考古学的新解釈」とは異なり、伝奇SF的色彩が濃厚で、超古代文明の遺物である巨人=タイタン=ダイダラボッチが実際に登場する。
実際の作品名としては、『宗像教授伝奇考』(むなかたきょうじゅでんきこう、1995年 - 1999年、月刊コミックトム→月刊コミックトムプラス、潮出版社)と、その続篇の『宗像教授異考録』(むなかたきょうじゅいこうろく、2004年 - 2010年、ビッグコミック、小学館)、番外の『クビライ -世界帝国の完成- NHKスペシャル「文明の道」コミックバージョン 第2巻』(NHK「文明の道」プロジェクト 共著。2003年、描き下ろし、日本放送出版協会、ISBN 4-14-005422-0)が存在する。
2009年11月5日~2010年1月3日、日本の漫画原画で初めて大英博物館(「Asahi Shimbun Displays」コーナー)に翻訳展示された[1][2][3]。
[編集] 主要登場人物
- 宗像伝奇(むなかた ただくす)
- 主人公。恰幅の良い禿頭の中年で、鼻の下に濃い髭をたくわえている。妻と娘を、娘が幼児の頃に交通事故で亡くし、そのままやもめ。全話に登場。南方熊楠が名前のモデルである。
- 食べることが好き。甘いものや果物など、よく何かを食べるシーンが登場する。また、煙草は苦手なようである。
- 研究に対して常に誠実であり、清廉潔白なスタイルを崩す事は少ない。机上の研究だけでなくフィールドワークにも熱心であり、しょっちゅう旅をしている。柔軟な発想力を持っており、従来の歴史学・民俗学では奇想と捉えられるような大胆な仮説を立てることもしばしばある。
- 池麗美奈(いけ れみな)
- 雑誌の編集者。雑誌の記事の執筆者である宗像教授の取材旅行に同行することが多い。貧血体質で、すぐに気絶する。
- 忌部捷一郎(いみべ しょういちろう)
- 歴史家。雑誌やテレビ受けする奇想天外な仮説を打ち立てて、それをマスコミに売ることで生計を立てている。宗像教授は忌部を「歴史屋」と揶揄しているが、彼の奇想は宗像と通じるところも多い。オカマ口調でしゃべるのが特徴。登場するのは、伝奇考file.1、file.2その他。
- 忌部神奈(いみべ かな)
- 忌部捷一郎の妹で、歴史家(女性史研究家)。ただし、本人の言によれば、神木研究家、温泉評論家でもある。「異考録」に登場(「百足と龍」で初登場)。なお、『神南火』シリーズについては、後記参照。
- 宗像瀧(むなかた たき)
- 宗像教授の姪。海照火明神社で巫女をしていたが、異考録第三集より宗像教授の研究を手伝うため巫女を辞し、宗像教授の許で暮らしている。
- 叔父に似て健啖家。
- 宗像常道(むなかた つねみち)
- 宗像教授の兄。故人。3人の娘(瑞(たぎり)・樹(いつき)・瀧(たき))がいる。宗像大社摂社・海照火明神社・神主。
- 館林真人(たてばやし まさひと)
- 東亜文化大学学長。専門は日本古代史(特に飛鳥時代)。主著は『飛鳥時代の新研究』。
- 高群真智
- 宗像教授の学生時代の先輩。
- 竜胆経清(りんどう つねきよ)
- 常磐学芸大学助教授。専攻は日本中世史。「中世史研究の麒麟児」と呼ばれる。池のフィアンセ。
- 八犬士(はっけんし)
- 千葉県にある里見大学に在籍する学生たち。日本史学科の玉津助教授に「里見八犬伝」をモチーフにした話題作りを持ちかけられた。
- 「犬」の付く名前は本来二人だけだが、それぞれ産鉄や鍛冶に携わる家系の生まれ。
- 犬木駿(いぬき しゅん)
- 兵庫県出身。剣道部に所属している。
- 犬塚志乃(いぬづか しの)
- 千葉県出身。話題作りの裏に隠された陰謀に最初に気付いた。
- 犬飼(猫田)睦月(いぬかい(ねこた)むつき)
- 岡山県出身。高校時代は考古学クラブにいたらしく、地元での発見を宗像に伝えた。
- 犬山(景山)甚八(いぬやま(かげやま)じんぱち)
- 島根県出身。コンピュータのエキスパート。指を鳴らす癖がある。
- 犬丸(石丸)智(いぬまる(いしまる)さとる)
- 福岡県出身。鍛冶職を志し、九州でも何度か宗像と出くわす。
- 犬上(三上)敏吾(いぬかみ(みかみ)びんご)
- 長野県出身。見た目は軽めだが、自分たちが陰謀の片棒を担がされたと聞いた時には激昂した。探偵まがいに現場に潜り込んでの調査をこなす。
- 犬江(福江)香(いぬえ(ふくえ)こう)
- 鹿児島県出身。冷静で世間話にかこつけて情報を集めるのが得意。
- 犬村(大村?)礼(いぬむら(おおむら?)れい)
- 宮城県出身。唯一本名が明らかではない。プロレス趣味がある模様。
[編集] コミックス
[編集] 宗像教授伝奇考
[編集] 希望コミックス
全6巻+特別版
- 第一集
- file.1:白き翼 鉄(くろがね)の星・前編 (コミックトム 1995年7月号)
- file.2:白き翼 鉄(くろがね)の星・後編 (コミックトム 1995年8月号)
- file.3:潮盈珠(シオミツタマ) (コミックトム 1995年3月号)
- file.4:宗像の海 (コミックトム 1995年5月号)
- file.5:贄(にえ)の木 (コミックトム 1995年7月号)
- file.6:巨人(ダイダラ)伝説 (コミックバーガー 1990年10月23日号、11月13日号)
- 第二集
- file.7:両面宿儺(りょうめんすくな) (コミックトム 1996年11月号)
- file.8:狗(いぬ)の骨 (コミックトム 1994年5月号)
- file.9:鉄人の逆襲 (コミックトム 1995年7月号)
- file.10:女たちの神 (コミックトム 1996年9月号)
- file.11:鼠浄土 (コミックトム 1996年3月号、4月号)
- file.12:白雪(しらゆき)の伝説 (コミックトム 1996年5月号)
- 第三集
- file.13:佐用姫(さよひめ)の河 (コミックトム 1997年5月号)
- file.14:彗星王・羅睺(らごう)編 (コミックトム 1995年11月号、12月号)
- file.15:彗星王・計都編 (コミックトム 1996年1月号)
- file.16:牛王(ごおう)の訪来 (コミックトム 1997年1月号)
- file.17:瓜子姫殺人事件 (コミックトム 1997年3月号)
- file.18:酒呑童子異聞 (コミックトム 1997年7月号)
- 第四集
- file.19:殺生石(せっしょうせき)・前編 (コミックプラス 1998年5月号)
- file.20:殺生石(せっしょうせき)・後編 (コミックプラス 1998年6月号)
- file.21:縄文の虎 (コミックプラス 1998年7月号)
- file.22:父祖の地 (コミックトム 1997年9月号)
- file.23:魔将軍 (コミックトム 1997年11月号)
- 第五集
- file.24:西遊将門伝・前編 (コミックプラス 1998年8月号)
- file.25:西遊将門伝・中編 (コミックプラス 1998年9月号)
- file.26:西遊将門伝・後編 (コミックプラス 1998年10月号)
- file.27:菊理媛(くくりひめ)は何を告げたか (コミックプラス 1998年11月号)
- file.28:冬の兎 (コミックプラス 1999年1月号)
- file.29:水天の都 (コミックプラス 1998年12月号)
- 第六集
- file.30:氷の微笑(ほほえみ) (コミックプラス 1999年2月号)
- file.31:桃太郎連説 (コミックプラス 1999年3月号)
- file.32:夢と知りせば (コミックプラス 1999年4月号)
- file.33:流星剣・前編 (コミックプラス 1999年5月号)
- file.34:流星剣・中編 (コミックプラス 1999年6月号)
- file.35:流星剣・後編 (コミックプラス 1999年7月号)
- 特別版
- file.36:龍神都市・前編 (コミックプラス 1999年11月号)
- file.37:龍神都市・後編 (コミックプラス 1999年12月号)
- file.38:蛇神融合 (描き下ろし)
- 土の女 (コミックトム 1993年1月号)
- マレビトの仮面 (ホラーM 1995年3月号)
- 星野之宣×諸星大二郎 スペシャル対談
- 宗像教授のすべてが分かるマップ&作品解説
[編集] 潮漫画文庫
全7巻
- 第一集(2004年刊行、収録作品は、file.1からfile.6まで、解説はとり・みき)
- 第二集(2004年刊行、収録作品は、file.7からfile.12まで、解説は竹内オサム。巻末に「[宗像教授伝奇考]ルポ」を収録)
- 第三集(2004年刊行、収録作品は、file.13からfile.18まで、解説は田中芳樹)
- 第四集(2004年刊行、収録作品は、file.19からfile.23まで、解説は斉藤光政)
- 第五集(2004年刊行、収録作品は、file.24からfile.29まで、解説は加門七海)
- 第六集(2004年刊行、収録作品は、file.30からfile.35まで、解説は鎌田東二)
- 第七集(2004年刊行、収録作品は、file.36からfile38まで、および、「土の女」、「マレビトの仮面」、解説は北森鴻、巻末に「スペシャル対談[星野之宣×諸星大二郎]」を収録)
- 第八集(未刊)
(注)第八集は、第七集の巻末広告によれば刊行される予定になっていた。しかし、2010年1月の出版社のHPによれば、本作品は全7巻となっており、未刊と成った。
[編集] ビッグ・コミックス・スペシャル
小学館特製版として再発刊。全8巻。
- 第1集(2007年12月、収録作品は、file.1からfile.6まで、おまけ漫画:宗像教授電気考)
- 第2集(2008年2月、収録作品は、file.7からfile.12まで、「白雪の伝説」創作ノート、おまけ漫画:宗像教授ダ・ヴィンチ考)
- 第3集(2008年3月、収録作品は、file.13からfile.18まで、「酒呑童子異聞」創作ノート、おまけ漫画:宗像教授ゾンビ考)
- 第4集(2008年4月、収録作品は、file.19からfile.23まで、おまけ漫画:宗像教授漫神<まんがみ>考)
- 第5集(2008年5月、収録作品は、file.24からfile.29まで、おまけ漫画:宗像教授噴火考)
- 第6集(2008年6月、収録作品は、file.30からfile.35まで、「流星剣」創作ノート、おまけ漫画:宗像教授宗像氏考)
- 第7集(2008年7月、収録作品は、クビライ~世界帝国の完成~ 、「クビライ」創作ノート、おまけ漫画:宗像教締切考)
- 第8集(2008年8月、収録作品は、イソラ幻想(文藝春秋2008年4月臨時創刊号)、file.36からfile.38まで、土の女、マレビトの仮面、おまけ漫画:宗像教箪笥考)
(注)収録作品は希望コミックスでのfile番号を示し、ビッグ・コミックス・スペシャルの目次に用いられているfile番号とは異なる。ビッグ・コミックス・スペシャルの目次では、file.35までが希望コミックスと同じ、クビライがfile.36、イソラ幻想がfile.37、以降順送りでfile.40までとなる。土の女、マレビトの仮面はfile番号が与えられず、番外扱いとなっている。
[編集] 宗像教授異考録
[編集] ビッグ・コミックス・スペシャル
完結。全15巻。
- 第一集(2005年10月)
- 第1話:巫女の血脈(掲載『ビッグコミック』2004年10月25日号、11月10日号)
- 第2話:百足と龍(掲載『ビッグコミック』2004年11月25日号、12月10日号、12月25日号)
- 第3話:天平のメリー・クリスマス(掲載『ビッグコミック』2005年1月10日号、1月25日号)
- 第4話:大天竺鶏足記(掲載『ビッグコミック』2005年2月1日号、2月25日号)
- 第二集(2006年8月)
- 第1話:花咲爺の犬(掲載『ビッグコミック』2005年3月10日号、3月25日号)
- 第2話:割られた鏡(掲載『ビッグコミック』2005年4月10日号、4月25日号、5月10日号)
- 第3話:織女と牽牛(掲載『ビッグコミック』2005年7月10日号、7月25日号、8月10日号、8月25日号)
- 第三集(2006年9月)
- 第1話:人穴(掲載『ビッグコミック』2005年5月25日号、6月10日号、6月25日号)
- 第2話:鬼の来た道(掲載『ビッグコミック』2005年9月10日号、9月25日号、10月10日号)
- 第3話:神在月(掲載『ビッグコミック』2005年10月25日号、11月10日号、11月25日号)
- 第四集(2007年3月)
- 第1話:サルタヒコ計画(掲載『ビッグコミック』2005年12月10日号、12月25日号、2006年1月10日号)
- 第2話:鉄の帝国(掲載『ビッグコミック』2006年2月25日号、3月10日号、3月25日号)
- 第3話:黒塚(掲載『ビッグコミック』2006年8月10日号、8月25日号、9月10日号)
- 第五集(2007年4月)
- 第1話:道成寺(掲載『ビッグコミック』2006年6月10日号、6月25日号、7月10日号、7月25日号)
- 第2話:複合遺跡(掲載『ビッグコミック』2006年4月10日号、4月25日号、5月10日号、5月25日号)
- 第3話:虫めづる姫君(掲載『ビッグコミック』2006年9月25日号)
- 第六集(2007年8月)
- 第1話:再会(掲載『ビッグコミック』2006年11月10日号、11月25日号、12月10日号、12月25日号)
- 第2話:テキスト天空の神話(掲載『ビッグコミック』2006年10月10日号、10月25日号)
- 第3話:黄泉醜女(掲載『ビッグコミック』2007年1月10日号、1月25日号、2月10日号)
- 第七集(2008年2月)
- 第1話:赤の記憶(掲載『ビッグコミック』2007年2月25日号、3月10日号、3月25日号)
- 第2話:砂鉄八犬伝(掲載『ビッグコミック』2007年4月10日号、4月25日号、5月10日号、5月25日号)
- 第3話:吉備津の釜(掲載『ビッグコミック』2007年8月25日号、9月10日号)
- 第八集(2008年9月)
- 第1話:廃線(掲載『ビッグコミック』2007年8月10日号)
- 第2話:久呂古志家の崩壊(掲載『ビッグコミック』2007年6月10日号、6月25日号、7月10日号、7月25日号)
- 第3話:失われた島(掲載『ビッグコミック』2007年9月25日号、10月10日号、10月25日号、11月10日号)
- 第九集(2008年10月)
- 第1話:鯨神(掲載『ビッグコミック』2007年12月10日号、12月25日号、2008年1月10日号、1月25日号)
- 第2話:雁風呂(掲載『ビッグコミック』2007年11月25日号)
- 第3話:女帝星座(掲載『ビッグコミック』2008年4月25日号、5月10日号、5月25日号、6月10日号)
- 第十集(2009年3月)
- 第1話:巨木漂流(掲載『ビッグコミック』2008年3月10日号、3月25日号、4月10日号)
- 第2話:ちいさきものの手(掲載『ビッグコミック』2007年9月10日号)
- 第3話:女王陛下の百合若大臣(掲載『ビッグコミック』2008年9月25日号、10月10日号、10月25日号)
- 第4話:権現の馬場(掲載『ビッグコミック』2008年11月10日号、11月25日号)
- 第十一集(2009年8月)
- 第1話:扶桑伝説(掲載『ビッグコミック』2008年12月10日号、12月25日号)
- 第2話:無限回廊(掲載『ビッグコミック』2008年7月10日号、7月25日号、8月10日号、8月25日号)
- 第3話:裂けた仮面(掲載『ビッグコミック』2008年5月10日号、5月25日号、6月10日号)
- 第十二集(2009年12月)
- 第1話:七人みさき(掲載『ビッグコミック』2009年1月10日号、1月25日号、2月10日号、2月25日号)
- 第2話:生と死の女神(掲載『ビッグコミック』2009年3月10日号、3月25日号、4月10日号、4月25日号)
- 第3話:神の背中(掲載『ビッグコミック』2008年8月10日号)
- 第十三集(2010年6月)
- 第1話:源氏物語昆虫記(掲載『ビッグコミック』2009年9月25日号、2009年10月10日号、2009年10月25日号、2009年11月10日号、2009年11月25日号)
- 1.蜻蛉 2.胡蝶 3.蛍 4.空蝉 5.鈴虫
- 第2話:赤神 黒神(掲載『ビッグコミック』2009年12月10日号、2010年1月10日号、1月25日号)
- 第1話:源氏物語昆虫記(掲載『ビッグコミック』2009年9月25日号、2009年10月10日号、2009年10月25日号、2009年11月10日号、2009年11月25日号)
- 第十四集(2010年10月)
- 第1話:湖成鉄(掲載『ビッグコミック』2009年6月25日号、7月10日号、7月25日号)
- 第2話:天狗の爪(掲載『ビッグコミック』2010年2月10日号、2月25日号、3月10日号)
- 第3話:大英博物館の冒険[前編](掲載『ビッグコミック』2010年4月25日号、5月10日号、5月25日号、6月10日号)
- 第十五集(2011年2月)
- 第1話:大英博物館の冒険[後編](掲載『ビッグコミック』2010年6月25日号、7月10日号、7月25日号、8月10日号、8月25日号、9月10日号)
- 第2話:水鏡(掲載『ビッグコミック』2010年9月25日号、10月10日号、10月25日号)
[編集] 『神南火(かむなび)』シリーズ
『神南火(かむなび)』シリーズは、「異考録」が執筆される以前に、同じ雑誌である『ビッグコミック』に掲載されたシリーズで、忌部捷一郎の妹である歴史家・忌部神奈が主人公である。テーマ的に大きく重なり、その後に描かれた「異考録」に忌部神奈が登場している(同シリーズの「花と磐」には、宗像教授と異様なまでに顔が似ている「『月刊ビッグ文芸』編集長・行方和里男(なめかた・わりお)」が登場する)。単行本全1巻。
- 神南火(かむなび) 忌部神奈・女の神話シリーズ(2004年12月)
- 第1話:神南火[前編](掲載『ビッグコミック』2001年11月25日号)
- 第2話:神南火[後編](掲載『ビッグコミック』2001年12月10日号)
- 第3話:太陽の馬(掲載『ビッグコミック』2002年9月10日号)
- 第4話:沈黙の羊(掲載『ビッグコミック』2003年3月25日号)
- 第5話:サルメの舞い(掲載『ビッグコミック』2004年3月10日号)
- 第6話:花と磐(掲載『ビッグコミック』2004年8月17日増刊号)
[編集] ノベルス
- 奥谷俊介 著・星野之宣 原作『小説 宗像教授伝奇考 縄文の磐音』(講談社KCノベルス、2007年) ISBN 978-4-06-373313-6
[編集] テレビドラマ版
- 2000年11月20日に、TBS系の月曜ドラマスペシャルで宗像教授伝奇考が「秋の旅情サスペンス(3) 歴史ミステリー歴史ロマンサスペンス 宗像教授の伝奇考 時効寸前の事件を追っていた友人が殺された!! 謎の事件を追って大福好きの教授が伝説の息づく町出雲へと旅立つ!! 伝説が息づく町出雲で起きた謎の事件! 大福好きの教授が解き明かす13年前の殺人と七星剣の呪われた因縁」のタイトルで放送された。
- 2003年9月1日には、TBSの月曜ミステリー劇場で「原作サスペンス特集I 宗像教授の伝奇考(2)」がオンエアされている。
- 2007年3月10日深夜、TBSで「宗像教授伝奇考3」がオンエアされた。原作は『西遊将門伝』である。この作品の制作時期は(2)より前であり、何らかの事情でオンエアが遅れたものがTBSのみで放送された。
[編集] キャスト
以下は月曜ミステリー劇場版
- 宗像伝奇:高橋英樹
- 田村亮一:植草克秀
- 林麗子:阿木燿子
- 中野琴美:三浦理恵子
- 忌部捷一郎:鶴見辰吾
- 野間洋子:小林千晴
- ヒロコ・アンダーソン:渡辺典子
- 八須清吉:河原崎建三
- 宗像江里子:朝加真由美
- 宗像湍:坂上香織
- 宗像樹:矢部美穂
- 宗像瀧:三船美佳
[編集] スタッフ
- 製作:Joker、TBS
- 脚本:土屋斗紀雄
- プロデューサー:大川博史
- 演出:本橋圭太
[編集] 脚注
- ^ “日本漫画、大英博物館に大抜擢 「宗像教授」展開催へ”. 朝日新聞 (2009年10月24日). 2010年12月18日閲覧。
- ^ “日本マンガ、大英博物館に見参 宗像教授が5メートルに”. 朝日新聞 (2009年11月6日). 2010年12月18日閲覧。
- ^ Manga: Professor Munakata’s British Museum adventure
[編集] 外部リンク
- 小学館コミック -ビッグスリーネット-[ビッグコミック:宗像教授異考録]
- 大英博物館収蔵品目録
- Hoshino Yukinobu (2009年10月). “Original manga drawing. Professor Munakata with samurai helmet and Sutton Hoo helmet (1939,1010.93), surrounded by the sea. Signed and dated on verso.”. The Trustees of the British Museum. 2010年12月18日閲覧。
- Hoshino Yukinobu (2009年10月). “Original manga drawing. Professor Munakata examines the Rosetta Stone. Signed and dated on verso.”. The Trustees of the British Museum. 2010年12月18日閲覧。
- Hoshino Yukinobu (2009年9月). “Original manga drawing. Professor Munakata with dogu, flame pot, Heian court woman, rowboat, Sutton Hoo helmet (1939,1010.93) and Izumo Grand Shrine building. Poster design for 'Manga: Professor Munakata's British Museum Adventure' (Asahi Shinbun Display 21).”. The Trustees of the British Museum. 2010年12月18日閲覧。
