大野更紗

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大野更紗(おおの さらさ、1984年 - )は日本の作家福島県出身。

経歴[編集]

1984年、福島県の中通り地方[1](自身は「ムーミン谷」と呼称[2][3]し、詳細な出生地は非公開。)に出生。福島県立安積女子高等学校[4]卒業後、1年間の浪人期間を経て上智大学外国語学部フランス語学科に入学し、卒業[2]。大学在学中にビルマミャンマー)難民に出会い、民主化運動人権問題に関心を抱いてNGO活動に参加したことを機に、同大学院グローバルスタディーズ研究科地域研究専攻修士課程に進学するものの、2008年自己免疫疾患の一種である皮膚筋炎および筋膜炎脂肪織炎症候群を発病し、休学[2]。1年間の検査と9ヶ月間の入院治療を経験する[2]

退院準備の最中、作家高野秀行のラジオ番組を聴き、高野にメールを送ったことがきっかけとなり[5]2010年に闘病体験記『困ってるひと』をポプラビーチにてウェブ連載。主にTwitterにおける口コミなどで評判となり[5]2011年6月に書籍化。同年10月までに、発行部数12万部を超えるベストセラーとなり[6]、第10回新潮ドキュメント賞候補作にあがる。2012年1月31日、第5回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞を受賞[7][8]。6月、文庫化[9]。文庫化にあたり、マルチタレント中川翔子からの推薦文が掲載される[10]。2013年より明治学院大学大学院社会学研究科博士前期課程に入学。

著作[編集]

  • 困ってるひと(ポプラ社、2011年)
  • 1984 フクシマに生まれて(開沼博共著、講談社、2014年2月)

論文[編集]

出典・脚注[編集]

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  1. ^ 『困ってるひと』の著者、大野更紗の福島への思い”. 日経ビジネスオンライン (2012年5月23日). 2012年6月30日閲覧。
  2. ^ a b c d 大野更紗『困ってるひと』、2011年6月20日、ポプラ社。
  3. ^ 健全な好奇心は病に負けない。 大野更紗×糸井重里 第8回 ひとりずつの腕組み。”. ほぼ日刊イトイ新聞 (2011年12月13日). 2012年6月30日閲覧。
  4. ^ 大野更紗 (2012年6月30日). “『東京からの手紙』第3回”. wsary.blogspot.jp. 2012年7月1日閲覧。
  5. ^ a b 今年最高の本!インタビュー 『困ってるひと』大野更紗”. マガジンハウス (2012年2月3日). 2012年6月30日閲覧。
  6. ^ 尹雄大. “#294 みんなが踊れる世の中を目指して”. MAMMO.TV. 2012年6月30日閲覧。
  7. ^ 「わたくし、つまりNobody賞」、第5回受賞者に大野更紗氏”. 新文化 (2012年1月31日). 2012年6月30日閲覧。
  8. ^ 受賞者 わたくし、つまりNobody賞 Winners”. NPO法人 わたくし、つまりNobody. 2012年6月30日閲覧。
  9. ^ 大野更紗 2012.
  10. ^ 高野秀行 (2012年6月22日). “『困ってるひと』再び”. aisa.ne.jp/mbembe. 2012年6月30日閲覧。

外部リンク[編集]