単袴

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単袴(ひとえばかま)とは、単衣になっている裏地のないのこと。夏・冬問わず用いられている。

ただし、平安時代の女性の場合には袴と称しても、長袴などの上から羽織ると同じような形をした女性用の単を指していた(単+袴の組み合わせの中で袴とセットになる単を「単袴」と称した)。

参考文献[編集]

  • 高田倭男「単」「単袴」(『平安時代史事典』(角川書店、1994年) ISBN 978-4-04-031700-7