卒業旅行 ニホンから来ました

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卒業旅行 ニホンから来ました
監督 金子修介
脚本 一色伸幸
原作 一色伸幸
製作 山科誠
高井英幸
ナレーター 久米明
出演者 織田裕二
鹿賀丈史
鶴田真由
音楽 大谷幸
主題歌 西城秀樹
YOUNG MAN (Y.M.C.A.)
撮影 高瀬比呂志
編集 冨田功
製作会社 東宝
バンダイビジュアル
配給 東宝
公開 日本の旗 1993年9月4日
上映時間 98分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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卒業旅行 ニホンから来ました』(そつぎょうりょこう ニホンからきました)は、1993年に公開された金子修介監督、織田裕二主演の日本映画

ほぼ全編タイ王国で撮影されたコメディ作品。劇中で織田が、ピンク・レディーの『ペッパー警部』や西城秀樹の『YOUNG MAN (Y.M.C.A.)』を歌っている。

あらすじ[編集]

卒業旅行で東南アジアの小国・チトワン王国にやってきた考古学マニアの冴えない大学生・三木靖男は、桃山百夫という怪しげなブローカーに騙され「一発太郎」という芸名で“外タレ”としてデビューさせられてしまう。酒と麻薬を飲まされた靖男はピンクレディーの『ペッパー警部』を歌うが、意外なことにそれがうけ、彼はチトワンの国民的アイドルになる。チトワン軍の幹部ヨーケンの娘・ムイから求婚され、日本に帰国しない靖男を心配して恋人の令子もチトワン王国にやってくる。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

備考[編集]

  • 相良令子役は当初、松雪泰子が演じる予定だったが直前に降板し、鶴田真由が抜擢された。
  • 監督の金子修介は、撮影終了後に月刊誌『シナリオ』1993年10月号で、主演の織田裕二の本作撮影中の態度や素行について批判している[1][2]

脚注[編集]

  1. ^ 金子修介「『卒業旅行 ニホンから来ました』演出ノート――にっちもさっちもどうにもブルドッグ」『シナリオ』1993年10月号
  2. ^ “金子修介監督と撮影で大モメした織田裕二”. 日刊ゲンダイ. (2012年10月29日). オリジナルの2014年5月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140518160047/http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/139379 2014年5月18日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]