劇団夜想会

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劇団夜想会(夜想会シネマプロジェクト)
YASOKAI
本社所在地 日本の旗 日本
169-0051
東京都新宿区西早稲田1-21-2
アス西早稲田南ウィング103
設立 1982年
業種 劇団・舞台&映画製作
事業内容 各種芸能の企画・構成・実演・興業・劇団経営・映像及び書籍類の企画・制作・タレントマネージメント他
代表者 野伏翔
外部リンク http://yasokai.world.coocan.jp/
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劇団夜想会(げきだん やそうかい 1982年 - )は、野伏翔により設立された日本劇団

概要[編集]

1982年、映画監督であり演出家でもある野伏翔により設立された。この先の見えない現代に、「それでも人生は生きるに値する」というメッセージを込め活動する劇団。「夜想会」という名前は、夜空のもとで稽古を重ね、「人とは」「魂とは」と問い続ける姿勢を託すべく、野伏が自ら命名した。

結成初期は、シェイクスピアチェーホフサルトル清水邦夫等、新劇的指向性が伺える演目を中心に公演を行なってきたが、1995年『同期の桜』公演以降、靖国神社に於いて特設ステージを組み同公演を行うなど、社会的作品を上演するようになった。『俺は君のためにこそ死ににいく』や『めぐみへの誓い』なども上演している。また、自民党本部での演劇上演も実施した。

2010年1月、紀伊国屋サザンシアターに於いて、演劇界において史上初の北朝鮮による日本人拉致問題を取り上げた衝撃の作品『めぐみへの誓い』の上演を発表。

夜想会は、「劇団夜想会」、。映画制作部門「夜想会シネマプロジェクト」、また俳優・声優のマネジメントを行なう「YSKプロダクション」の3部門で構成されている。

毎年 春、夏には劇団員も参加して北朝鮮に拉致された日本人救出のための救う会埼玉の街頭署名活動にも参加している。

現在、映画化プロジェクト「めぐみへの誓い-奪還-」の協賛企業や資金支援を広く求めると共に資金募集が国民運動となる様に働きかけている。

主な俳優[編集]

団友[編集]

劇団員[編集]

劇団スタッフ・関係者[編集]

  • 代表:野伏翔
  • プロデューサー:石村昌一
  • ダンス指導:中原芳子
  • 歌唱指導:原香菜子
  • 殺陣指導:脇坂昌宏

公演記録[編集]

本公演[編集]

アトリエ公演[編集]

  • 2005年 『焼け跡の女侠』(於:代官山ASB)
    出演:山前麻緒、森田和正、宮川葵、加藤隼平、佐羽英、畠垣洋司、溝口成美 他
  • 2005年 『恭しき娼婦』(於:アトリエフォンテーヌ)
    出演:山前麻緒、鴨川ゆみ子、畠垣洋司、杉本輝昭、小川潤、鈴木雄策、大野誠、二宮康士 他
  • 2006年 『戦場のピクニック』(於:アトリエフォンテーヌ)
    出演:若杉千弘、野宮可奈子、内田悠子、溝口成美、杉本健三、野々山郁也、早川久美子
  • 2007年 『キネマの天地』(於:アトリエフォンテーヌ)
    出演:山前麻緒、佐羽英、内田悠子、古谷美世子、拝田ちさと、加藤隼平、杉本輝
  • 2009年 『眠れる森の美女』(於:アトリエフォンテーヌ)
    出演:佐羽英、大野誠、杉本輝昭、木村彩花、萩原宏樹、拝田ちさと、辺見のり子多田広輝
  • 2011年 『ミュージカル誠That’s新選組~志士たちの遺言~』(於:アトリエフォンテーヌ)
    出演:佐羽英、大野誠、拝田ちさと、辺見のり子、多田広輝 他
  • 2011年 『アンチゴーヌ』(於:銀座みゆき館劇場
    出演:多田広輝、杉本輝昭、木村彩花、秦まりな、辺見のり子、拝田ちさと、佐藤輝 他
  • 2011年 『カンガルー』(於:銀座みゆき館劇場)
    出演:佐羽英、辺見のり子、岡安淳子、藤井弘平、本田昂也、小見竜二、多田広輝、拝田ちさと、佐藤輝 他

映画[編集]

関連項目[編集]

エピソード[編集]

外部リンク[編集]