ロマネスコ

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ロマネスコ
Romanesco in the field.jpg
収穫前のロマネスコ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnolopsida
: アブラナ目 Brassicales
: アブラナ科 Brassicaceae
: アブラナ属 Brassica
: ヤセイカンラン oleracea
変種 : カリフラワー botrytis
品種 : ロマネスコ botrytis
学名
Brassica oleracea var. botrytis f. botrytis
英名
romanesco broccoli、cauliflower romanesco

ロマネスコ(Broccolo Romanesco)はアブラナ科アブラナ属一年生植物カリフラワー一種である。フラクタル形態の花蕾が特徴の野菜である。

目次

[編集] 概要

日本語のロマネスコの名前はイタリア語での呼び名、Broccolo Romanesco(ブロッコロ・ロマネスコ、ローマのカリフラワー)に由来する。未成熟の花蕾花梗を食用にする。アブラナ科の野菜の中では比較的穏やかで微かに甘い芳香を持つ。花蕾群の配列がフラクタル形状を示す特徴を持つ。

16世紀ローマ近郊で開発されたとされている。これには異論もあり、ドイツでも同時期から栽培の記録がある。

色は黄緑色(クリーム色から緑色の中間色)で、姿はブロッコリーに近く背が高めで葉は展開する。一方、頂花蕾のみで側枝は発達せずカリフラワーの性質を示す。味はブロッコリーに近い。

この様に中間的な性質から、野菜市場、種子市場ともにどちらの品種とするか混乱がある。さらに緑色のカリフラワー(broccoflower)との混同が、これに輪を掛けている。

現状では学名(分類上)はカリフラワーだが、呼び名はブロッコリー(Romanesco broccoli)が優勢となっている。

[編集] 形状

フラクタル形状

ロマネスコの花蕾は幾何学的な配置となっており、個々の蕾が規則正しい螺旋を描いて円錐を成している。

円錐はさらにそれ自体が螺旋を描いて配列し、これが数段階繰り返されて自己相似の様相を呈する。また、配列した蕾や円錐の数はフィボナッチ数に一致することも知られている。

[編集] 生産

1990年頃からフランスブルターニュ地方などで大規模な栽培が行われ、流通し始めた。1993年以降は冷凍品が広く市場に出回るようになったが、野菜全体に占める取引額はさほど大きなものではない。

家庭菜園向けに販売されている品種は、Romanesco Veronica、Minaret、Natalino、Ottobrino、Guiseppe、など数種有る。 特異な形状が人気で、日本でも種子が販売され(サンゴに見立て「黄緑サンゴ」)ている。中級者向けとされ、立派なフラクタルを形成させるのは容易ではない。

[編集] 利用

茹でる、煮る、炒めるなど加熱調理をして食べる。花蕾が固く締まって小さく、色の綺麗なもの(先端が茶色に変色していないもの)を選ぶと良い。

保存する場合は洗わずにきっちりと包装して冷蔵庫に保存し、4、5日を目処に消費する。調理する前に良く洗い、花蕾の塊ごとに切り分けて柔らかくなるまで加熱する。裏漉ししてピュレにし、牛乳豆乳と合わせてスープにするのも良い。

日本では「カリッコリー」「カリブロ」「やりがい君」などの商品名でも販売されている。

栄養価はおおよそブロッコリーなどと同じであるが、ビタミンCの含量は1)ブロッコリー、2)カリフラワー、3)ロマネスコの順。

ロマネスコ1株(93g)あたりの栄養価:

[編集] 参考画像

Romanesco Brassica oleracea Richard Bartz.jpg Fractal Broccoli.jpg Fractal broccoli(2).JPG
Flickr - cyclonebill - Romanesco.jpg Romanesco da TRATTORIA MARCO.JPG Romanesco.jpg Romanesco Brassica oleracea close Richard Bartz.jpg

[編集] 関連項目

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