ロシア空軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ロシア空軍
Военно-воздушные силы Российской Федерации
RuAF emblem.png
Flag of the Air Force of the Russian Federation.svg
国防省
主要部隊
空軍中央指揮所
軍事輸送航空コマンド
第1航空・防空コマンド
第2航空・防空コマンド
第3航空・防空コマンド
第4航空・防空コマンド
遠距離航空コマンド
歴史・伝統
ロシア空軍の歴史
ロシア空軍の軍服
その他
階級
装備品一覧
ロシア空軍 国籍識別標
近年切り替えが進んでいる新式のもの[1]

ロシア空軍(ロシアくうぐん、ロシア語Военно-воздушные силы Российской Федерации、略称:ВВС)は、ロシア連邦軍の空軍組織。

概要[編集]

人員約16万人、ヘリコプターを除く作戦機約1940機(第4世代ジェット戦闘機1,177機・爆撃機251機を含む)を有している[2]。2020年までに、航空産業複合体の創設・高精度兵器・対電子戦兵器・無人戦闘・偵察機の導入と600機以上の航空機、1,000機以上のヘリコプターの導入と400機の近代化改修が計画されている。

兵科[編集]

  • 航空隊(авиация
    • 爆撃航空隊(Бомбардировочная авиация
    • 攻撃航空隊(Штурмовая авиация
    • 戦闘航空隊(Истребительная авиация
    • 偵察航空隊(Разведывательная авиация
    • 輸送航空隊(Транспортная авиация
    • 特殊航空隊(Специальная авиация
  • 高射ミサイル兵(зенитные ракетные войска
  • 電波技術兵(радиотехнические войска):レーダー
  • 支援兵科
    • 通信部隊
    • 電波電子戦部隊
    • 通信・電波技術保障部隊
    • 工兵部隊
    • 放射線・化学・生物学防護部隊
  • 後方部隊

組織[編集]

2009年、航空軍は、4個航空・防空コマンドкомандование ВВС и ПВО)、軍事輸送航空コマンド及び遠距離航空コマンド等に改編された。また、作戦単位も、航空基地авиабаза)に改編された。

直轄部隊[編集]

倉庫・保管基地・修理工場[編集]

  • ミサイル兵器・弾薬中央航空基地:セルギエフ・ポサード
  • ミサイル兵器・弾薬航空倉庫:イオシュカル・オラ
  • 高射ミサイル兵器補給・保管基地:セルプホフ
  • 無人飛行機保管・修理基地:ヤロスラヴリ
  • 第502軍事技術財産修理工場:フリャゼヴォ(ノギンスク-5)
  • 第1015軍事技術財産修理工場:ニジニエ・セルギ-3
  • 第1019軍事技術財産修理工場:オノホイ-2
  • 第1253電波探知兵器中央修理基地:サマーラ-28
  • 第2227兵器修理・保管基地:トルドヴァヤ
  • 第2503自動化統制システム中央修理基地:ヤニノ-1
  • 第2529中央兵器修理工場:ハバロフスク
  • 第2633兵器修理・保管基地:リュベルツィ
  • 第3821兵器修理・保管基地:トスノ
  • 第12航空修理工場:ハバロフスク
  • 第20航空修理工場:プーシキン-3
  • 第121航空修理工場:クビンカ
  • 第150航空修理工場:リュブリノ・ノーヴォエ
  • 第275航空修理工場:クラスノダール
  • 第301航空修理工場:タンボフ
  • 第308航空修理工場:イワノヴォ
  • 第322航空修理工場:ヴォズドヴィジェンカ
  • 第356航空修理工場:エンゲリス
  • 第360航空修理工場:リャザン
  • 第419航空修理工場:ゴレロヴォ
  • 第514航空修理工場:ルジェフ
  • 第568航空修理工場:プーシキン
  • 第570航空修理工場:エイスク
  • 第686航空修理工場:ヴォルゴグラード
  • 第695航空修理工場:アラミリ
  • 第99航空技術設備工場:オスタフィエヴォ、シチェビンカ
  • 第5212監督・試験基地:ズナメンスク
  • 第4215飛行機備蓄基地:ドミトリエフカ
  • 第2881ヘリ備蓄基地:トーツコエ

装備[編集]

2012年現在、現役4,000機、予備機830機を保有している[3]

戦略爆撃機
戦闘機
偵察機爆撃機攻撃機
輸送機

計300機以上。

ヘリコプター
その他


その外、MiG-23MiG-27、MiG-29、Su-17、Tu-22M等が保管中。

活動[編集]

2003年の時点で、航空機の稼働率は、機種に応じて68~89%。ヘリは、40%未満であった。パイロットの平均飛行時間(2003年度)は、遠距離航空隊20時間、戦闘機37時間、攻撃機45時間、前線爆撃機41時間、軍事輸送機40時間、陸軍航空隊21時間だった。最も飛行時間が長かったのは、北カフカーズ軍管区の第4航空軍陸軍航空隊(攻撃ヘリの部隊)で、80~200時間だった。

2007年度のミリタリー・バランスでも同様の数字が挙げられているが、機構改革と経済状態の改善によって飛行時間は年々増加し続け、2011年時点では平均100時間超となっている。

歴代総司令官[編集]

空軍総司令官
氏名 階級 在任期間 出身校 前職
アナトーリー・コルヌコフ 上級大将 -2002.1
ヴラジーミル・ミハーイロフ 2002.1-2007.4 エイスク飛行士高等軍事航空学校 副総司令官
アレクサンドル・ゼーリン 大将 2007.5-2012.4 ハリコフ飛行士高等軍事航空学校 空軍総司令官代理兼航空部長
ビクトル・ボンダレフ 中将 2012.5-
空軍参謀総長
氏名 階級 在任期間 出身校 前職
ヴィクトル・シンツィン 大将 -2000.7
ボリス・ツェリツォフ 2000.7-2007 ミンスク防空高等技術高射ミサイル学校 参謀総長代行

脚注[編集]

  1. ^ ロシアではソ連時代に引き続き国籍識別標には「赤い星」を使用してきたが、近年になり縁取に青色を加えた新式の識別標を採用し、既存の機体の識別標も描き換えが進められている。
  2. ^ 2012年防衛白書 ミリタリーバランス(2012)
  3. ^ 軍事研究2012年10月号83p
  4. ^ a b c d e f g h i j k World Air Forces 2014 December 5, 2013 Flightglobal.com
  5. ^ http://russianplanes.net/planelist/Antonov/An-148

関連項目[編集]